「外国では哲学は教養として非常に重視される」
というのを本で見たことがあります。
哲学と聞くとどうも堅苦しいイメージしかなく、身近なものではないという感じがしていました。しかし、実際に本で読んでいくと意外なほど身近ということがわかりました。
こちらはAmazon Kindle Unlimitedで読める本ですが、『誰が言ったか』ではなく『何を言ったか』に注目して書かれています。
ですので、はっきり言うと哲学の内容は覚えられますが誰が言ったかについてはかなりうろ覚え…というかほとんど覚えてません(笑)
それはともかく。この本からは哲学の内容が実際の日常生活においてどんなものなのかよく知ることができます。
特に衝撃だったのは、『人は約束された報酬ではイマジネーションを低下させる』ということでした。
ある意味常識のように感じられる『報酬が人をやる気にさせる』とは反対の内容です。何故そうなのかを動物実験を含めて解説されていますが、そんな風に常識が常識ではない内容が多いです。
言ってしまえば哲学とは『人間を知る』ものだと思っています。
人間を知ることで自分と他人をどちらも第三者的視点で俯瞰して見れるのではないかと思います。
そう考えれば、国語や数学よりも哲学が重視されるのも分かります。
もし、興味が湧いた方が居ましたら、何か哲学の本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
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