食べ物ではなく食べ方について書かれた本です。
美しい人になるには…となっておりますが、男性の私が読んでも意義のある本です。
美しい人=健康な人であり、(体の)中身がきれいだからこそ外見も美しくなります。
3食の食べ方、外食での食べ方、外食のマナーについても触れています。
〇〇を食べたら体にいい!○○は体に毒!という情報ばかりの中で、あらたな教えを受けられたので、その中で実践してみようと思ったことを取り上げていきます。
目次
生で野菜をかじる
毎食、もしくはせめて朝食でもいいから生野菜をかじること。
生野菜は総じて加熱前ですから、その触感には「固さ」があります。この固さが必要ということを述べています。
昨今の食事事情はそのどれもが柔らかくなるよう調理が施されています。
しかし柔らかい食べ物は顎への刺激が少なく、顎の刺激は脳に直結します。噛み応えのある固いものを食べることで脳を刺激し、活性化させます。
また生野菜には酵素が含まれており、これが腸にはとても大事。
野菜を生で食べることのメリットが綴られています。
私も早速八百屋へ。そこで大根と人参を購入。
冬と言えば大根。
思い返せば大根を生でかじったのなんていつ以来だろうと思い出せないほどでした。
煮物か卸しにして食べてばかりだったので、このボリボリと食べるのは新鮮な感覚でした。
そのまま味付けせずに切りながら食べる私(笑)
冷蔵庫を拭く。内も外も。
食べ物を保管する大切な冷蔵庫。
それを拭くということ。
思い起こせば、中身の整理はしても冷蔵庫自体の掃除はやった覚えが…(-_-;)
拭くには中に物が詰まった状態ではできませんから、中身を取り出す必要があります。
そうすれば、賞味期限切れのものがいつまでも中で占有することも、得体のしれないモノに変わり果ててしまうこともないですね(笑)
ナイフは内へ、心は外へ
はさみやカッターなどの文房具では刃先を人に向けない、というのは意識しています。
けれど、食器でそれを意識したことはありませんでした。
渡すわけではないので、直接人を傷つける要因にはならないでしょうが、マナーの問題ですね。
「いただきます」「ごちそうさま」は自分に感謝
これらの言葉、特に「ご馳走様」の意味、何故この漢字なのかが載っており、そういう意味だったのかと感動しました。
が、これらの言葉を自分に対して使うということに驚きました。
一人暮らししていると誰も聞いてないから…ということで長らく実践していませんでしたが、『自分』に対してということを意識して実践していきます。
まとめ
食べ方のみならず、「食事」に関わる周囲について触れたこの本は、食べ物そのものの厳選を一切していません。
好きなものを食べていいという、世にある好き嫌いを無視した○○を食べろ!○○を食べるな!とは一味違った本でした。
実践し、健康な体作りをし、人生におけるもっとも重要な資本「体」を大切にしていきます。
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