『Think clearly』という本

「最新の学術研究から導いた、よりより人生を送るための思考法」ということで、これを読まずにはいられないということで読みました。

全部で、52ある思考法のうち、これこそ実践したい!と思う項目を5つ取り上げていきます。

なんでも柔軟に修正しよう―完璧な条件設定が存在しないわけ―

本著では飛行ルートを例にしていますが、つまり最初から完璧と思ってスタートするよりもスタートしてからどう修正していくかが重要と述べています。

確かに物事を始めた時、それが最初に考えていた通りに進むなんてことはまずありえず、あれこれと修正しなければ失敗するか、挫折するかのどちらかです。

私の場合は、今はブロガーやアフィリエイトブログを目指してその成功者が実践してきたことを学んで実践しています。

それは先の例で言えば飛行技術にあたるでしょう。

しかし、実際に飛んでみれば機体や空の状況は全く同じなわけはなく、その中での修正が必要であり、しなければ墜落です。

教えたとおりにやったのにうまくいかない…そんなときの思考法として、修正していいんだと思うことが大事だと感じました。

幸せを台無しにするような要因を取り除こう―問題を避けて手に入れる豊かさ―

幸せになるための要因と、幸せを台無しにする要因。

どちらが思いつきやすいかは、圧倒的に後者ですね。

幸せになる要因というと、どうも抽象的で実践しづらいものが多いです。

人に親切にするとか、寄付をするとかやったからといって絶対に幸せになるとは言えません。

むしろ苦しんでる方すらいる。

「幸せになれない」と悩む人もいます。

一方、幸せを台無しにする要因。

こっちは、かなり明確に、かつ分かりやすいです。

お酒の飲み過ぎ、食べ過ぎ、浪費癖、麻薬…

これらは避けたとしても、「幸せになった」と実感はできないですね。

しかし、お酒の飲み過ぎで二日酔いにならないでいること、食べすぎを避けてお腹が苦しくないこと、浪費を避けてお金が十分あること、麻薬を遣わず禁断症状に陥らないこと…

こんな風に避けるだけで、思い悩み、苦しむことが減ると思えば、それだけでも実践しやすいです。

幸せのプラスになろうとしてプラスになるのは難しくても、幸せのマイナスを避けてゼロにする。

ゼロになれば、あとはもうプラスになっていくだけ。

「やらないことリスト」というものが流行ってますが、まさにこれですね。

ものごとを全体的にとらえよう―特定の要素だけを過大評価しない―

住む場所が幸せには繋がらないという例―ドイツとハワイ―があります。

特定の要素―例なら気候―だけを見れば優劣が決まっても、毎朝渋滞に巻き込まれれば全体としてみた場合さほど変わらないということを述べています。

これはいろいろなところで活用できますね。

特に最近は、物を買う際の判断に使い勝手や機能性、サイズとそれぞれ個別で判断していたものを総合的に見るようになってきたと感じています。

この機能性があればサイズは大きくしても仕方ない…などということはなく、それは一旦保留にしておく、とか。

すぐに決断して、後で後悔したくない…そんなときに使える思考法です。

静かな生活を大事にしよう―冒険好きより、退屈な人の方が成功する―

元より静かな生活がしたいので、まさしく願ったりかなったり。

ここでは元気なトレーダーと、世界一の投資家ウォーレン・バフェットが比較されています。

世界一と聞くとさぞ忙しかろうと思いきやそんなことはなく、ウォーレン・バフェットの仕事ぶり・生活ぶりは一般人のそれと大差ないです。

この本の著者はあちこちでウォーレン・バフェットの考え・スタイルをちりばめていますが、それはそれですごい参考になります。

やるべことをやり、あとは待つだけ…「果報は寝て待て」です。

忙しくあちこちやり続けるより、一つやったら一旦腰を落ち着け、ゆっくり休息…

こんな生活、いいですね。

解決よりも、予防をしよう―賢明さとは「予防措置」をほどこすこと―

頭がいい人は、解決する。

賢い人は、予防する。

例えて言えば、

頭がいい人は病気になってから病気を調べて名医に治療させる

賢い人は日々の生活習慣を大事にし、病気にならないようにする

何故予防することが、賢いということにつながるのか?

簡単ですね。

起きてしまった問題に対処することは誰でもやります。

だから凡人です。

けれど、まだ起きてない問題を考えることは凡人はしません。

だから賢人です。

しかし、この項の最後にはしっかりくぎを刺すことを忘れていません。

賢明さとは他人からは分かりづらい、けれど自慢することではない。

しっかり肝に銘じておきます。

まとめ

私が実践したいと思う思考法を一部紹介しました。

他にも、「卵巣の宝くじ」や「反生産性」など様々な思考法があります。

そしてその大半は、プラスにもっていこうとするものではなく、マイナスから0にしようというものです。

0になればあとはプラスになるだけ、というのがこの本のまとめです。

人生あれこれやること、ポジティブ思考で居続けることに疲れた方にはオススメです。

一度力を抜き、ゆっくりとこの本を読んでみて下さい。

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