日々、人生に困らないためにどうしたらいいのか。
それを追い求めてきた私に、最近集まりやすい情報の傾向が見えてきた。
それは
「避けること」
偉大な挑戦をすることよりも、問題を解決することよりも、困らないことに大切なこと。
それが避けること。
それは、先だって拝読した「Think Clearly」やウォーレン・バフェットの教えを知ることで見えてきた。
ウォーレン・バフェット語録より
『 成功は飛び越えられるであろう30cmのハードルを探すことに精を傾けたからであり、2mのハードルをクリアできる能力があったということではないのです。 』
2mのハードルに挑戦することを避け、30cmのハードルを探す。
この教えで思うことは、「それなら自分でもできそう」と思えたこと。
私は、人生においてプラスを積み重ねるよりも、マイナスを避けることのほうがより平穏になれると確信した。
それをさらに強くしたのが、皮肉にもこの本だ。
「ハッタリの流儀」
この本が述べるのは、たとえ未経験のことでもあえて「出来る!」とハッタリをし、そして実際にできるようにするという究極のプラス思考だ。
けれど、私はその内容にひどく違和感を感じた。
「これは自分がやりたいことじゃない」
つまり、これも私にとって避けることなのだと理解した。
ウォーレン・バフェット語録より
「 自分の能力の輪の中にめぼしいものがないからといって、むやみに輪を広げることはしません。じっと待ちます。 」
私にはこの教えの方がしっくりきた。
求めていたものがこれだと実感した。
あれもこれもとできなければならない、のではなく、「できるもの」を大事にする。
勘違いしてほしくないが、精進する行為をやめることはしない。
今できること…例えばこのブログなら、すでにできるものだ。
これを大切にしていくことだ。
継続し、できることを強化していく。
未知の領域に不用意に飛び込むことを避け、リスクは可能な限り避ける。
そうやって、マイナスを避け続ければ、あとはもうプラスになるだけだ。
そんな生き方が、とても魅力的に思えた。
これから私は、その避けることを積極的に発信していこう。
避けられないと思い込んでいること、避けてはだめだと思い込んでいること、そのようなことがないかを調べ、避ける方法を記していく。
避けることで人生に平穏をもたらし、苦悩を減らしていく。
それが、このブログの役割であると信じている。
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