健康は腸で作られる!?『やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実』

 

健康に関する本を読み漁る日々だけれども、面白い健康情報が手に入ったので紹介していく。

 

 

本の内容としては、お腹の中から健康に!というのがテーマ。

 

誰もが聞いたことのあるものだと、ビフィズス菌乳酸菌といった腸内細菌の特集。

 

まだまだ全容が解明されていない腸内細菌。その腸内細菌がどのようなものなのかを世界の医療機関に取材した結果を記したのが本著。

 

特に、慢性的な症状(アレルギー、肥満、糖尿病等)が実は腸から原因が来ているのではないか?といった疑惑を投げかけており、こういった症状に悩まされている人々に一読をお勧めしたい。

 

では実際に本著を読んで、印象に残ったところを取り上げていく。

 

腸内フローラとは?

そもそも腸内フローラとは何か?というと、答えはこれだ。

 

腸内お花畑

 

フローラ=お花畑という訳である。

ここでお花畑を想像していただきたい。多種多様な花が咲き乱れた、美しい花畑を想像したのではないだろうか。様々な色が鮮やかに彩る、美しい花畑を。

 

腸内とはまさにそれである。多種多様な細菌が入り乱れたのが腸内なのだ。

 

この多種多様さが、腸内フローラにとっては非常に重要となる。

 

生まれた時は無菌 生まれてから菌保有者

ではその腸内フローラは生まれた時点でもう持っているものなのか?

 

答えはNoだ。

 

人間の赤ちゃんは、生まれたときはまったくの無菌である。

(実際は通常分娩なら産道を通る際に多少菌を受けとる場合もある。帝王切開では無菌となる)

 

では、一体どこから菌を得ているのか?

 

答えは全てである。

 

全て、というのは、口に含むもの全てだ。

 

皆さんは、赤ちゃんがやたらとなんでもかんでも口に入れたがるのを疑問に思ったことはないだろうか?

 

明らかに食べられないものを口に含んで誤飲する。

 

そのことに悩んだ親御さんもいるだろう。

 

これが答えだ。

 

赤ちゃんは、細菌を得るためにいろんなものを口にしている

 

逆にこの時期に、何も口にさせないように気を付けすぎると、腸内フローラはうまく形成されなくなる。

 

細菌を腸に入れることができず、細菌の多様さが損なわれる

 

この多様さが何故重要かは後述していく。

 

腸は第二の脳ではなく第一の脳

腸は脳よりも賢い

 

それは生物の進化の過程において、脳は腸より派生した臓器だからだ。

 

いわゆる単細胞生物では、脳は無いけど腸はあるという生物がいる。

脳よりも腸の方が重要だ。

 

腸の方が親なのである。

 

そして、はっきり言えば脳は馬鹿である。

 

皆さんは何か食べたとき、下痢あるいは嘔吐をしたことはないだろうか?食べ過ぎて腹痛を起こしたことがある人はいないだろうか?

 

腸は吸収できないもの、しきれないものは排出する賢さを持っている。

 

だが、脳はそれが分からない。

 

脳は分からず、食べてはいけないものを腸へと運び、腸はそれを拒絶する。

 

だから腸は賢い

 

無菌=健康とはいかない

前述したように、赤ちゃんは無菌状態で生まれ、生まれてから様々なものを口にして菌を得ていく。

 

何故無菌状態ではダメなのか?

 

ここからは実験で、しかもマウスの話になる。

マウスも同様に、帝王切開で出産させたマウスは無菌状態となる。

 

その無菌状態を維持したままマウスを育成した実験では、無菌マウスはやたらと過敏に反応し、不安定な精神状態になる、という結果が出ている。

 

そして人間も同様で、腸内フローラの多様性が乏しい人、つまり住み着いている細菌の種類が少ない、偏っている人は不健康な症状に陥りやすい

 

ここで、腸内フローラの多様性が重要視されてくる。

 

よく親から、『何でもよく食べなさい』と注意された人はいないだろうか?

 

親としてバランスの良い栄養のため、という解釈かもしれないが、実は腸内フローラという面で見ると非常に理にかなっている。

 

細菌は当然食べ物にも付いている。

 

色んな食べ物を食べることは、細菌の獲得につながる。

特に加熱してない生野菜には豊富に。 

 

なんでも食べる人は健康に、偏った食事の人はどこか不健康、という印象はこういうところからも来ているのかもしれない。

 

特定の菌だけを指して良い・悪いではない

よく菌を指して、「善玉菌」「悪玉菌」と呼ぶのを聞いたことはないか?

 

だが、腸内細菌はそんな単純なものではないというのだ。

 

腸内細菌は、単独でその効果を発揮することはない。

 

様々な種類の菌がグループとなることで、はじめて効果を発揮する。

 

そのグループの構成次第で、ある特定の菌が入っているのに、身体に良い効果、悪い効果が出る。

 

なので、「この菌は良い菌」「この菌は悪い菌」とは一概に言えない

 

逆にこれは、特定の菌さえ摂取し続ければ健康になれるというものでもない

 

細菌も人も同じ

細菌というと、特定の名称がついているものは、それ1種類しかいないものだと感じたことはないか?

 

実は細菌は特定の1種類の中でも、『』や『』といった分類分けができるのだ。

 

これは、「日本人」という枠組みの中でも、様々な人がいるのと同じだ。

 

「日本人」で見ても、それが地域で住んでいる人の傾向が分かれたり、個性であったり。

 

ビフィズス菌という菌を見ても、どの製品にも同じビフィズス菌が入っているわけではない。

 

一見同じようで、実は違うビフィズス菌だったりするのだ。

 

こう考えると、細菌も人と同じようでちょっと親近感が湧いた

 

まだまだ菌の世界の全貌は把握しきれていない

ここまで本著の一部を取り上げてきたが、本著では細菌そのものについて以外にも、細菌がもたらす人への影響(腸、免疫、脳、身体全体、心)について触れている。

 

また、この細菌を活用した新しい治療も紹介されている。

 

その内容もなかなかに驚きなので、興味を持った方は是非読んでみてほしい。

 

細菌は極小で、しかも種類が多いうえに、その1種類の中でもさらに分類分けできる。挙句、それらがどのようなグループになるかで効果がまるで変わってくる。

 

まだまだ解明されてきれていない世界だ。

 

その世界の解明が進めば、人の健康のためのメカニズムがさらに深く理解できていくだろう。

 

本著の続きとなるような本が出てくることを望む。

 

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ABOUT US

せい
初めてできた彼女に振られたショックから立ち直った際に人生は失敗の連続と悟り、色々なことに挑戦していく。 現在、資産形成から副業としてアフィリエイトブログを立ち上げる。他に株式投資や、趣味の執筆活動も行っている。