[本]保険料が高すぎる!そんな人にオススメな本『いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」』

こんにちは。

今回は、以前から気になっていた「いらない保険」という本を読んだので、そのレビューをまとめていきます。

レビュー

そもそも保険とは?

 本では保険とはこのように定義しています。

万が一の事故に備えての加入者同士による相互扶助の仕組み

 私自身、保険というものをよく理解はしていませんでした。

 何かあったらお金がもらえるものという程度の漠然としたもの。なので、この定義を聞いたときにはショックのようなものを受けました。

 というのも、以前の私の感覚ではその何かあったら支払われるお金は、生命保険会社から…でした。あくまでも企業から支払われるものであるという認識でした。

 しかし、保険とは前述の定義のように、加入者同士による相互扶助。つまり、何かあったときに支払われるお金は、他の加入者のみんなが払った保険料から出ているものなんだ、と改めて認識できました。

 それはつまるところ、自分の払った保険料は、見知らぬ加入者の人が何かあったときに助けになってくれるお金だとも。

 これが保険なんだということを知ることができました。

保険は貯蓄ではない

 よくある積立型の生命保険。○○年保険料を支払い続けると、満期では○○○万円を受け取れる。

 これに私も入っていました。しかしながら、前述の保険の定義から考えると、これはそもそもおかしいわけです。何故返ってくるのが前提になるのかと。

 保険が相互扶助の仕組みならば、お金が返ってきたらむしろまずいわけです。いつ起きるかわからない事態に備えてのはずなのに、そのお金を返していいのでしょうか?そう考えれば、この貯蓄型の保険のおかしさに気付きました。

 

 また、保険が貯蓄と異なるのは、まず好きな時に引き出せません。そして、満期以外で引き出そうとすれば支払った分よりも減るということです。全然貯蓄とは言えませんね。引き出すのに20年、30年も待たなくてはならない貯蓄では、いざという時使いようがありません。ましてそれが支払った分よりも減っているのならなおさらです。

公的制度を把握すること

  実は、治療費には上限が存在します。それが高額療養費制度です。上限自体はその人の年収によりますが、これを把握しておけば、最大でも一月に掛かる治療費は把握できるはずです。これを知っているかいないかでは、民間保険でどこまでの保障を求めるかが大きく変わってくるはずです。

 おそらく、保険に入る人の大半は、想像の付かない医療費に不安を覚えて保険に入っていると思います。こんな病気になったとき、どれほどの医療費がかかるのか…そんな不安から、高額の保障をしてくれる保険に入りたがります。

 しかし、高額療養費制度を知れば、少なくとも上限はわかります。それ以上は(入院時の個室などは別途となるのは注意)掛からないと分かれば、どの程度貯蓄で賄えばいいかが見えてきます。

 病気になってもこのくらいで済む、と分かれば不安は消えてくるでしょう。闇雲に手厚い保障の保険に入らずとも、いつでも使える貯蓄として溜めておけばいいのです。

保険会社は投資で利益を出している

 本著では、保険会社は集めた保険料を金融投資して運用しているとのことです。まぁ普通に考えれば保険料を集めているだけで、企業としての経費の他、前述した積立型の生命保険で支払った保険料以上の額が受け取れる…わけがありませんね。集めた保険料だけで運用してたらただの自転車操業で、破綻が目に見えてますし。

 つまり、積立型の生命保険で満期で支払った保険料より多く貰えるのは投資の儲けが含まれるからです。ある意味、保険会社は投資の代理人です。

 それだけに、本著は積立型の生命保険の無意味さを説いています。増える分が投資で増えた分だというのなら、それは自分でやった方が手数料を取られないで済むと。

 実際私も投資をやっていますが、仮に20年の運用があればその利回りはおおよそ保険よりも上回るとしている本がほとんどです。逆に言えば、その上回った分はしっかり保険会社の儲けになっているということです。これもそうですが、投資の儲けが満期の利回りと同じでは保険会社に儲けがありません。投資の利回りが保険の利回りよりも上だからこそ、保険会社はそれをやっているのです。普通に投資すれば、保険の利回りよりも上の儲けが見込めるということですね。

 だったら自分で投資はやろう。あくまでも、保険は保険、投資は投資だと分けて考えよう、です。

保険会社がお金を集めるのは?

 ここからは本著では触れていなかったところで私自身が疑問に思っていたことです。何故保険会社はあれこれと保険商品を作り、売りつけてくるのか?本来の保険の定義から外れた積立型という商品を作ったのか?ただ返すのであれば積立しても意味がありません。その答えが前述にありました。

 それが投資をしているということでした。

 投資は、単純に種銭が大きい方が有利です。たとえ利回り1%の株や債権でも、1億円であれば100万の利益がでます。逆に利回り10%でも100万円では10万円にしかなりません。

 将来的には返すお金でも、一時的にそのお金で投資をすることで利益を得られる。だから、保険会社は保険とは名ばかりの商品を作って売りつけてくる。そういうことだと思います。

 つまるところ、積立型のような将来返ってくるという保険商品は、保険会社に投資をするための資金を預けているようなものです。その投資の利益のおこぼれが、満期時のちょっとした増額分ということ。

学資保険は『保険』じゃない

 よく子供の教育資金を確保するために学資保険なるものが勧められているようですが、そもそもこれ保険じゃありませんよね。子供の教育資金がいつ万が一の事故扱いになったのでしょう?

 子供がいる家庭なら、ほぼ間違いなく訪れる未来です。万が一の事故などではありません。

 だからこそ、ちゃんと自分で貯蓄しようというのが本著では述べられています。わざわざ手数料を払って他人に預ける必要はないでしょう。保険会社が投資で増やしているのなら、自分で投資で増やすべきです。そのほうが手数料がかかりませんから。

医療技術は進歩し続けている 保険もそれに合わせていく

  昔と比べ、医療技術はどんどん発達し、病院の体制も変わってきています。昔は長期入院が必要だった病気も、今では日帰りで済むものまで出てきています。一度契約したら何十年もそのままの保険で本当にいいんですか?という疑問を持つことを本著は問いかけています。大金がかかると言われるがん治療も、実際蓋を開けてみればそこまでかからないうえ、国の制度をきちんと利用すればほぼ問題ありません。

 「こんな病気が自分に起きたらどうしよう?この病気の治療にはこれくらいかかるからこの保険に…」と思っていたら、5年後には画期的な治療法が見つかって低価格になるかもしれません。なのに今解約したらこのくらい損が…なんてことも。

 医療技術の進歩に合わせて保険も見直していく。その身軽さを持つためには、本当に積立型の生命保険でいいのか?と疑問を持ってみてもいいかもしれません。

私自身は?

 実はそもそも私自身は民間の保険は自動車保険と、賃貸契約による火災保険にしか入っていません。生命保険・医療保険は解約しました

 生命保険・医療保険ともに満期での解約ではなく、途中解約でした。なので、支払った分よりも少ない額が返戻金として戻ってきました。この解約手続き自体はもう1年以上前に行ったことで、この本を読む前に保険不要論を聞いていたので早速実行した時。なので、返戻金が払った保険料より減っていることをあまり深くは考えませんでした。とにかく保険をやめる!続けちゃいけない!そのことだけが頭にありました。それが今になってようやく途中解約だと減る原因がわかりました。そういうことなんだと。

 もちろん途中解約したことに後悔はありません。そもそも一人暮らしで家族がいないので、生命保険がそもそも不要です。誰に金を残すと?医療保険は前述のとおり。さらに私は軽度の風邪以外の病気になったことのない超健康体且つ健康には人一倍気を遣ってます。小食やウォーキング、筋トレも日々こなしてその超健康な体の維持に努めています。医療に懸けるお金よりも、こちらにお金を掛けています。おかげで今もって健康診断には何も引っ掛かっていません。輸血の際の血液検査でもノープロブレム(笑)。

面白いレビュー

amazonのレビューにこのような面白いものがありました。

 

本著では、フィナンシャルプランナーに保険を勧められるパターンを紹介していますが、まさにここにいましたね。本の内容を言っているようで、結局何が間違っているのかの具体的な指摘が一つもなく、挙句本ではなく著者への批判になっているのはまさしくすり替えですね。

 本著を読めば、仮に保険をやめて万が一の事故にあっても国の制度としてそれを救済することができるのだから問題ないと再三言っているのに…

 本を書いて責任云々言うならば、この方はFPとして他人にアドバイスした際、それによる損失が起きたら責任を取るんでしょうか?そもそもメディアが誤情報を流したからと言って責任を取った方など見たことありませんが。

 どうやらこの人は、本に運命を託す人のようです。本に運命を託すという価値観は初めて見ました。こんな人もいるんですね。私は本の内容に影響を受けても、その決定は自分で決めるので本に責任転嫁なんてすることはまずありえませんが。

 本当に面白いレビューだなと思ったので紹介しました。

最後に

 以上、いらない保険のレビューでした。保険とは何か、民間保険は必要か、等々様々なことを教えてくれた本でした。

 保険料が高すぎる!と悩む方には是非とも読んでいただきたい本です。読んだうえで、その保険、本当に必要?と問いかけてみてください。(多分ほとんどいらないはずです(笑))

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ABOUT US

せい
初めてできた彼女に振られたショックから立ち直った際に人生は失敗の連続と悟り、色々なことに挑戦していく。 現在、資産形成から副業としてアフィリエイトブログを立ち上げる。他に株式投資や、趣味の執筆活動も行っている。