Amazonの電子書籍『Kindle』のデメリット・リスクとは?

こんな人向けに書いてます

とりあえずKindleのデメリット・リスクも知っておきたい人

Amazonの提供する電子書籍はとても便利です。

ですが、便利だからといって何のデメリットもリスクも無いわけではありません。

この記事ではKindleのデメリット・リスクを紹介していきます。が、解決法は紹介していません。この記事は、どんなもの・サービスにもデメリットは存在し、まずはそれを把握しておくことが大切だという観点から書いています。

そのことに納得していただいたうえで、読んでいただきたいと思います。

Kindleのデメリット・リスク

Amazonが無くなったら読めなくなる

Kindleは、本そのものを買っているのではありません。本を読む権利だけを買っています。

つまりどういうことかというと、Amazonが無くなったら読めなくなるということです。

もちろん、世界に名をとどろかせるAmazonがそう簡単に消えるということはないでしょう。しかし世の中は栄枯盛衰。どんなに栄えたものでも、いつかは消えていきます。

紙の本であれば、購入店がつぶれても、出版社が無くなっても、本は残り読むことができます。

しかし、Kindleの場合はAmazonが消えただけで読むことはできなくなります。

もちろん、その時にはAmazon以外の電子書籍サービスがあるでしょうから、別のサービスから読むことはできます。しかしその時には、また新しく読む権利を買わなくてはなりません。

アカウントを消すと読めなくなる

『Amazonが無くなったら読めなくなる』というリスクを先に上げましたが、それと近いリスクとしてAmazonのアカウントを消しても読めなくなります。

これは『本を読む権利』が、あなた個人の権利ではなくアカウントが持っている権利だからです。仮にとあるアカウントで、数十万円分のKindle本を買ったとしても、アカウントを消した時点で全ての本が読めなくなります。

消してしまったアカウントで何十万円分もの本を買っていた!

こっちのアカウントでもその本を読めるようにしろ!

と言ったところで、そんな対応をAmazonはしてくれません。

Kindle本を読むということは、アカウントは消してはならないということです。Kindle本を買っているアカウントを消すときには、ただアカウント情報を消すというだけでなく、Kindle本も読めなくなるというリスクも含めて考える必要があります。

また、場合によってはアカウントの乗っ取りによって読むことができなくなる可能性もあります。もちろん、アカウントのログイン情報を忘れてしまえばそれでも読むことはできなくなります。

Kindle本を読み続けるためには、アカウントの管理が非常に重要なのです。

電気が無いと読めない

Kindleは、何らかの電子端末を使わないと読むことができません。kindlePaperWhite、スマホ、タブレット、パソコン…いずれも電気がなければ動きません。充電してても、充電切れになれば読めなくなります。

紙の本は明かりさえあれば読めます。太陽の光、ろうそくの光、ランプの光…電気の光に限らず、明かりであればなんでもいいのが紙の本です。

現代はあまりにも当たり前すぎる電気社会ですから、電気が無いという事態を考えることは難しいものです。しかし、電気が無い状況というのは必ずどこかで起きます。

そんなとき使い物にならないのがkindleです。電気ありきの読み物です。

読むための端末が必要

『電気が無いと読めない』でも触れましたが、kindleは何かしらの端末が無ければ読めません。

kindlePaperWhite、スマホ、タブレット、パソコン…いずれかの端末が必要です。

もちろんkindleを購入するにはAmazonのサイトにアクセスする必要がありますので、端末が無いということはありえません。

しかし、例えば家族内でアカウントを共有し、子供にも本を読んでもらいたいと思った時、本を買うのは自分のスマホやパソコンでできても、子供が一人で読むにはどうしたらいいでしょう?そのための端末が必要になってきますね。

現代はスマホを持つのが当たり前の時代ですので、kindleを読むならkindle代だけで済むと思いがちです。kindleは紙の本よりも1~2割安い場合も多いですから、お得に感じることもあります。しかし実際には、kindleを読むための端末代も払っているということに気を付けておいたほうがいいでしょう。

スマホでも読めるけど、まだスマホを預けたくない…という親御さんには、Kindleを読むためだけの専用端末KindlePaperWhiteがオススメです。KindlePaperWhiteについてはこちらの記事で詳しく紹介しています→読書するならやっぱりKindle Paperwhiteがおススメな理由!

通信費がかさむ

活字本ならいいのですが、漫画をダウンロードして読むには通信費の注意が必要です。

マンガは1冊100MB前後の容量です。ですので、好き放題ダウンロードしていると、無制限でない限りはあっという間に通信容量を使い果たしてしまいます。

特にスマホを使って読むときには、できるだけWifi経由でダウンロードしましょう。

  • ×読みたくなった時にダウンロードする
  • 〇あらかじめWifiでダウンロードしておいて読みたいときに読む

ということを心掛けていれば、いつの間にか通信容量が無くなっていた…ということを避けることができます。

最後に

kindleのデメリット・リスクを紹介してきました。

kindleは紙の本のように所有するリスクがありません。でかい本棚も、持ち歩くときの重さに悩むこともないです。火事で燃え尽きることもありません。ぼく自身も、そういったメリットにひかれて、電子書籍派の人間です。kindleをオススメする記事も書いています。

Kindleの読み放題サービス「KindleUnlimited」をオススメする記事→[本]Kindle Unlimitedはオススメなのか?3年使ったメリット・デメリットを詳しく解説します

しかしその逆に、所有していないリスクがあります。電子だからこそのデメリットがあります。その把握をしておくことは、万が一そのような事態に陥ったときに、混乱を最小限に抑えることができます。人間、分かっていれば案外落ち着いて対処できるものです。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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