サーモスの保温鍋『シャトルシェフ』の使い心地

どんな記事?

サーモスの保温鍋『シャトルシェフ』について、

  • オススメな人
  • 簡単な使い方
  • メリット・デメリット
  • 口コミでよくある欠点

を紹介

せい

こんにちは。せい(@aodama_s)です。30代独身男性ミニマリストです。

今回はサーモスの保温鍋『シャトルシェフ』の購入レビューです。

購入してから1年以上経ちますが、とてもぼくに合う調理器具として使い続けています。
その1年の経験を通して分かったことを紹介していきます。

サーモスの保温鍋を使ってみたいけど使い勝手はどうなのか?
自分が使いこなせるのか?
そう不安に感じて購入をためらっている方の助けとなれる内容となっていますので、ぜひとも読みすすめてみてください。

まずは、この保温鍋がどんな人にオススメかを紹介します。

オススメな人

サーモスの保温鍋をオススメするのは、以下のような人たちです。

  • 大雑把な人
  • 調理の光熱費を抑えたい人
  • カップラーメンにお湯を入れたことを忘れがちな人
  • 一度に大量に作りたい人
  • 煮込み料理でコンロが埋まるのが嫌な人
  • 圧力鍋が怖い人

これらに該当する方には保温鍋が向いてます。

保温鍋の簡単な使い方

保温鍋の使い方について、簡単に紹介します。
といっても、何も難しいことはありません。

  1. 鍋に材料と水、調味料を入れて沸騰させる
  2. 沸騰したら保温ケースに入れる
  3. 火が通る・味が染みこむまで待つ

これだけです。

ただし注意点として、保温効果は鍋の中にどれだけ材料が入っているかで左右される点です。
鍋の中身が多ければ多いほど、温度は長持ちします。
逆に中身が少ないと、冷めやすくなります。

ですので、前述のオススメな人として挙げた『一度に大量に作りたい人』(大人数分を作る、あるいは数日分の作り置きを作る)であれば、保温鍋はオススメとなります。
しかし、一人分だけを作る場合は保温効率が下がるので、あまり保温鍋はオススメできません。

保温鍋のメリット

一切危険が無い

保温鍋による保温調理は、鍋の具材自体が持つ熱によって調理されていきます。

なので、外部から何かしらの熱を加えることがないため、他の調理方法と比べて危険が一切ありません。
保温調理を始めたら、あとは完全放置でOK。
外出しても、火加減や鍋の中身を気にしなくていいんです。

たとえ弱火のままでセットしたとしても、鍋の水分が飛んでしまい焦げ付くことや、火事になる可能性はあります。
カップラーメンにお湯を入れたことを忘れてしまうようなうっかり屋さんにもオススメです。

光熱費節約

保温鍋は、保温することで火を通したり味をしみこませることができます。
その保温中の光熱費がかからないため、節約につながります。

引用元:Amazon

もちろん保温するためには一旦沸騰させる必要がありますので、そこまでの光熱費は同じです。
ただその後の煮込み時間が、数分ではなく数十分、あるいは数時間かかるような料理では、たとえ弱火のままだとしても大きな差につながります。

火を通すのに時間がかかる、味をしみこませる煮込み料理が好きな方に向いています。

保温効果は意外と長持ち

保温鍋の保温効果は、いわゆる魔法瓶構造(真空断熱構造)です。

その保温時間は、意外と長持ち。
体感ですが、鍋を満杯にして沸騰させた状態からなら、12時間後でも温かい状態です。

ですので、前日の夜仕込んで翌朝食べたいとしても、ぎりぎり温め直さなくても食べられます。
もちろん熱々を好む方なら温め直す事にはなりますが、冷え切るわけではないのでその分光熱費もちょっとお得にできます。

保温鍋のデメリット

時短したい人には向かない

保温調理は、時間をたっぷり使う調理です。
ですので、調理してすぐ食べられるようにしたいという時短を求める方にはあまり意味がありません。

時短したい場合は圧力鍋となりますが、その圧力鍋がなんとなく怖い…と感じる方なら、保温鍋で調理するほうが安心感がありますね。

出汁取りには向かない

保温調理は内部の熱によって調理されていきます。

しかし実はこの調理法では出汁取りは向きません。
例えば野菜スープや、ボーンプロス(骨だし)スープなど、具材から出汁を取りたい料理ですと、あまり出汁が出てきません。

せい

具材を食べる野菜スープならいいんですが、野菜の旨味をスープに出したい場合は向かないですね。

以前、鶏ガラを使って出汁を取ったことがあるのですが、保温鍋を使ってとった出汁は、弱火で煮込み続けた場合と比べて明らかにうま味が落ちました。
おそらく、熱によっておこる鍋の中の対流(ぐつぐつすること)が無いため、具材から出汁が出にくくなったと思います。

出汁取りは時間がかかるので保温調理は合っているように見えますが、実は意外とそうでもなかったりします。

少量だけ作るには向かない

前述したように、保温鍋の保温性は具材の量が多ければ多いほど保たれます。
ですので、一人分だけといった少ない量を調理するには向いていません。

鍋の中の空間が空いていればいるほど、温度は下がりやすくなります。
保温性を活かして調理するためには、鍋のサイズと、どのくらいの量を一気に作るかが大事。

一人暮らしの場合は保温調理が終えたら、冷蔵か冷凍するなどして保存しておくといいでしょう。

ここまではメリット・デメリットを紹介してきました。
次からは口コミによくみられる欠点について紹介していきます。

口コミによくみられる欠点

腐りやすい?

腐りやすいという欠点は、保温調理を終えた後に起きやすい問題です。

鍋の具材が減ったり、長時間蓋を開けたままにすることで鍋の内部の温度が下がります。
それがたまたま雑菌が繁殖しやすい温度で保温ケースに入れてしまうと、その温度が保たれてしまって雑菌がどんどん繁殖。
腐ってしまうという結果になります。

対策としては、

  • 調理を終えたあとは保温ケースには入れない
  • 別容器に移し替えて冷蔵・冷凍保存する
  • 保温ケースに戻す場合は再度沸騰させる

といったことを行えば、腐らせることを防げます。

鍋が熱い状態ではなく、温かい状態で戻すのは非常に危険なので、保温ケースに戻すときは鍋の温度に注意しましょう。

せい

場合によっては、あえて保温ケースには戻さないことで鍋の温度を下げてから保存するなど、保温鍋は保温ケースの中に入れておかないといけないと思い込まないことも大事です。

取っ手が無い

サーモスのシャトルシェフは、保温ケースに取っ手が付いていないタイプがあります。
これは、保温ケースに入れたまま鍋を食卓に持っていきたい場合に不便になりますね。

対策としては購入する前に、保温ケース側に取っ手が付いているかどうかチェックしましょう。
ちなみに取っ手が無いほうが、ちょっとだけ安いです。

↓は取っ手無しです。

↓は取っ手有りです。

ぼくは取っ手無しのタイプを持っています。
保温鍋をそのまま食卓に出すことがない一人暮らしだからですね。

家族がいるなど、鍋ごと食卓に乗せることがある家庭では、取っ手の有無はよく検討することをオススメします。

せい

取っ手が無くても持ち運ぶことはできますが、抱えるように持たないといけませんし、表面はすべすべして持ちづらいので危ないですね。

どんなふうに使ってる?

ここからは、ぼくがどんな料理に使っているかの実例を紹介します。

味噌汁の下ごしらえ

ぼくは具沢山の味噌汁をよく作ります。
その味噌汁の具には、毎日やるにはちょっと面倒くさい火が通りにくい具材もあります。
にんじんやゴボウなどですね。

そういった具材は、保温鍋を使ってまとめて火を通し、冷蔵・冷凍保存して、日々の味噌汁に加えています。

毎日作ることを考えると、つい火が通りやすい葉物野菜ばかりになりがちなので、栄養のバランスも考えて保温鍋を活用しています。

関連記事→自炊で節約したいなら味噌汁がオススメ。味噌汁で節約するためのポイントも紹介

炊飯

保温鍋で炊飯もやっています。

鍋でお米を炊くと、強火〇分、弱火何分、蒸らし△分とちょっと面倒…

ですが、保温鍋の保温性を使えばそんな面倒さも無し。
鍋にお米と水を入れて沸騰させたら、すぐに保温ケースに。
あとは30分ほど待てば簡単に炊き上がります。

抜群に美味しく炊き上がるというわけではありませんが、手間なく簡単に炊けます。
お米を焦げ付かせることもありません。

普通の鍋として

もちろん、保温調理器具としてだけでなく、普通の鍋としても使っています。

保温鍋だからといって、必ずしも保温性を活用しないといけないわけではありません。
ジャムづくりや、味噌汁、カレーなんかにもただの鍋として使っています。

一人暮らしの方のように鍋を複数持つ必要が無い人でしたら、保温鍋一つで調理は事足りるかもしれませんね。

最後に

保温鍋について紹介してきました。

保温鍋が必要かどうか、その判断のお役に立つことができたでしょうか?

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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せい
将来の隠居を目指すミニマリスト。 生活の必需品や食事、支出を減らすために日々取り組み、その成果を当ブログにて発信していきます。