時短家電って便利そうですよね。
忙しい現代で疲れているみなさんのために、少しでも楽ができるようにと生み出された時短家電の数々。あったらいいなと思いますよね。
…でもちょっと待ってください。
本当に時短家電って必要ですか?
時短家電を買う前に考えたほうがいいことがあります。
それが以下の4つです。
- 時短家電を買うために時間を使っている矛盾
- 本当に時間が無いのか見直したのか?
- 時間を作って何がしたいのか
- 家事は大変と思い込まされていないか?
この記事では、高価な時短家電を買って後悔することがないよう、買う前に考えておいたほうがいいことを紹介します。
目次
時短家電を買うために時間を使っている矛盾
時短家電はその機能の高さから、どうしても通常の家電よりも価格が高いです。
買おうとすれば、多くお金を払う必要がでてきますね。
でもちょっとまってください。
そのお金を稼ぐために、今まで時間を使って働いてきましたよね?
時短家電を買うために時間を使うということは、本末転倒ではありませんか?
時短家電を買えるだけの余分なお金があるのなら、そもそもそのお金を稼ぐ時間がもったいないと思います。
もちろん会社員であれば、働く時間を自分の一存で短くするのは難しいので簡単にはいきません。ですが、時短家電を買ってまで今働く時間を維持する必要があるのかは、一度考えてみてもいいのではないでしょうか。
本当に時間が無いのか見直したのか?
直球でお聞きします。
本当に時間が無いんですか?
家事についてなら、洗い物にかかる時間はどのくらいですか?洗濯物を干すのにかかる時間はどれくらいですか?
少ししか自分の時間が無いという人は、その少しとはどれくらいの時間なのですか?10分ですか?20分ですか?
ほとんどの人は、これに具体的な数値で答えることができないと思います。
しかしこれがはっきりしていないと、時短家電の効果が見えてきません。
高いお金を出して買った時短家電が、実は全然働いていないということになってしまうからです。
今はこのくらい時間がかかっている。この時短家電を使うと、この部分を代わりにやってくれるから、このくらい時間ができる。
これがザックリでもいいので出しておいたほうがいいです。そうすると、時短家電の効果をより実感しやすくなります。一方で、実は大した効果がないということにも気づくこともできます。
時間を作って何がしたいのか
まさか時短家電を使ってまで作った時間で、ダラダラテレビを見るなんてことはしませんよね?
しかし意外と多くの人がこれをやりがちです。
せっかく時間はできた、けど結局やることは無いからテレビ見たり動画を見たりマンガを読んだり…ただの浪費に時間を使っています。
そんなことをするために、高いお金を出して時短家電を買ったんですか?
きっと違うはずです。
お金を出してでも時間を作り、何かしたいことがあるのではないですか?
ここを明確にしましょう。
時間を作って何がしたいのか。できた時間で、何をやりたいのか。
あなたは時短家電を買って、時間を作ることが目的ではないはずです。
何かしたいことがある、そのための時間が今は無い。だから、時間を作りたくて時短家電を買う。こういうことではないでしょうか?
そのしたいことがないのであれば、わざわざ高いお金を出して時短家電を買うメリットはありません。
家事は大変と思い込まされていないか?
こんなうたい文句はそこら中にありますね。
でもちょっと待ってください。
その家事、本当に大変ですか?
もちろん、家事の大変さは家庭によって違います。家族が多ければ、その分負担が大きいのはわかります。
ですが、例えば独身一人暮らしなら家事が一体どれほど大変だというのでしょうか?
ぼく自身、独身一人暮らしではありますが、家事を大変だと思ったことはありません。
それはそうですよね。一人分の洗濯物、一人分の食事、一人分の部屋だけの掃除。たったこれだけの負担で、時短家電を買う必要が本当にありますか?
例えば掃除の場合、部屋の掃き掃除のためにルンバを使うとします。
型式にもよりますが、おおそよ価格は10万円前後します。
一人暮らしの部屋でしたら、普通なら30㎡くらいでしょうか(ちなみにぼくの部屋は23㎡です)。
掃き掃除ならほうきとちりとりだけでいいです。ホームセンターに行けば1,000円で買えます。
掃き掃除なら3分で終わりますね。
部屋が片付いていないから3分では終わらないという意見があるかもしれませんが、そもそもそのような部屋ではルンバもまともに動きません。ルンバが働ける=掃き掃除もしやすい部屋です。
毎日掃き掃除したとしても、一カ月にかかる時間は90分。1.5時間となります。
1年間で換算すれば18時間が掃除の時間となります。
一方、約10万円のルンバを買うには、あなたは何時間働かなければなりませんか?
ルンバは何年間、働いていくれますか?ちゃんと減価償却できるでしょうか?
仮に時給1,000円で働くとしましょう。すると、ルンバ1台買うのに100時間働く必要があります。
掃除の時間を同じ時給1,000円で換算しますと、5年続けて9万円、6年続けてやっと10万8千円です。
つまり、ルンバの減価償却が終わるには、6年以上使い続けないと元が取れないのです。
働く時間と掃除する時間、いったいどっちが大変なのか、考えてみることをおススメします。
『時短家電を買うために時間を使っている矛盾』とも共通しますが、家事が大変だと思ったら、実はその時短家電を買うほうが大変だったなんてことになりかねません。
本当に家事を大変だと感じていますか?
『家事は大変なもの』だと思い込まされていませんか?
広告の宣伝に踊らされて、余計な出費にならないよう注意してください。
最後に
時短家電を買う前に考えたほうがいいことを紹介しました。
時短家電なんて絶対に要らない!と言いたいわけではありません。
時短家電の便利さに心奪われて、それ以上の苦労をすることがないようにしてほしいんです。
よく考えて、時短家電の購入を決めていただきたいと思います。
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家事は大変だから、時短家電があるといいですよ。