- かさばる冬服を減らしたい
こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。
冬服は厄介なものです。
寒さを防ぐために、生地は厚く、丈も長い。そのせいで、収納の半分以上は冬服だという方もいるのではないでしょうか?しかも、冬服は他の季節の服に比べて割高です。
冬服は高いし、シーズンオフのときに仕舞うのも大変。クリーニングの費用もバカにならないしなぁ…
そんな悩みを解消するためにどうしたらいいのか。
その答えが実は『重ね着』にあります。
ミニマリストであるぼくは、冬服はたった3着しか持っていません。その3着でも、東北の寒い冬を暖かく過ごしています。
たった3着ですので、冬服を仕舞うスペースはかなり抑えることができています。
この記事では以下の点について紹介します。
- ミニマリストがもつ冬服
- 重ね着のメリット
冬服を選ぶにあたり、是非参考にしてみてください。
ミニマリストの冬服
持っている冬服は以下の通りです。
- ソフトタッチタートルネックTシャツ
- フリースプルオーバー(長袖)
- 防風アウターフリースパーカ(長袖)
ソフトタッチタートルネックTシャツ
1枚目は、ユニクロの「ソフトタッチタートルネックTシャツ」。
メリットが多く、2年ほど愛用しています。多すぎるメリットは以下の通りです。
- 裏起毛で暖かい
- 首元を覆うので体温が逃げない
- 綿製で静電気が起きない
- 首元がチクチクしない
- 薄手だから重ね着しやすい
- シンプルでコーディネートが合わせやすい
ウール系のタートルネックセーターのデメリットが一切なく、素晴らしい1着です♪
タートルネックはマフラーが不要になり、防寒具を減らすこともできます。
冬はもちろん、肌寒い春や秋でも着れる、まさに万能。この1着を基準に、のちに紹介する服を重ね着することで、どんな気温の日にも対応できます。
ミニマリストにはオススメの1着です。
ユニクロの商品ページはこちら。
フリースプルオーバー(長袖)
2枚目はこちらも同じくユニクロの「フリースプルオーバー(長袖)」です。
毛足が短いので、動きやすく重ね着もしやすいのが特徴。もちろん、暖かさは十分です。
着心地も締め付けが無いので、先ほど紹介したタートルネックTシャツの上に着ても窮屈さがありません。
毛足が短いとはいえ、綿埃などが付きやすいのだけがキズですね。
今年は取り扱いが無いようです。
防風アウターフリースパーカ(長袖)
3枚目はこれまたユニクロの「防風アウターフリースパーカ(長袖)」です。
防風の名の通り、風を通さないので暖かさはバッチリ。
これを先ほどの2枚の上に着ることで、真冬でも問題なく過ごせます。
家庭で洗濯できるので、クリーニングに出さなくてもいいのが家計には助かります♪
残念ながら、こちらも今年の取り扱いは無いようです。
コートは手放した
コートは持っていません。去年手放しました。
コートには以下の問題点があるからです。
- コート自体が高い
- クリーニング費用も高い
- 防寒性能が高くない
- 丈が長いので収納スペースを多くとる
見た目はカッコいいのがコートですが、それ以外の問題点が山積み。
実用性を考えると、お金の問題や収納スペースがあるため手放しました。
コートはクリーニング費用が高いので、シーズン開始・オフの2回のクリーニングが無いだけでも、かなり家計には助かります。
おまけ:スキニージーンズ
パンツもユニクロ。スキニージーンズです。
えっ、冬にジーンズ?
冬だけではなく、年中これ1着です。
同じ物を2枚所有し、その2枚を年中着まわしています。
冬でもジーンズならさほど寒いとは感じないので、あえて冬用のパンツは買いませんでした。
季節ごとのパンツを所有しない分、収納スペースはかなり抑えることができています。
冬服を増やさないポイントは『重ね着』
ここまでミニマリストが所有している冬服を紹介してきました。
これだけで、東北の寒い冬を乗り切っています。
ミニマリストとして、持っている冬服はわずかに3着のみ。
たったそれだけの冬服で冬を乗り切れるのは、重ね着を重視しているからです。
重ね着で服を減らす
先に紹介した3枚を、気温や天気に合わせて組み合わせを変えます。
- ソフトタッチタートルネックTシャツ
- フリースプルオーバー(長袖)
- 防風アウターフリースパーカ(長袖)
例えば、日差しは暖かいけど風が強い日はタートルネック+防風フリース。
さほど寒くない日は、タートルネック+フリース。
服の組み合わせで適応することで、服を増やさないで寒さをしのぐことができます。
服が増える原因としてやってしまいがちなのが、インナーを薄着にしてアウターだけで対応しようとするパターンです。
以前は薄手・厚手のコート、薄手・厚手のダウンジャケットをもっていたので、クローゼットがパンパンでした。
重ね着をせずにアウターだけで寒さに対応すると、嵩張るアウターを大量に持つことになります。
冬服を増やさないためには、アウターではなくインナーで気温調整することが大事です。
重ね着の他のメリット
重ね着には気温に対応しやすい以外にもメリットがあります。
- 寒さに対応しやすい
- 1日の気温の変化に対応しやすい
- 支出を抑える事が出来る
- 収納スペースを抑える
『①寒さに対応しやすい』は先に述べた通りです。
『②1日の気温の変化に対応しやすい』は、例えば朝方は冷えたけど昼になると暖かくなった。しかし、アウターを脱ぐには寒い。
そんなときに、重ね着しているインナーを1枚脱いで適温にするなど、1日の気温の変化にも柔軟に対応できます。
アウターを着てると暑い、しかし脱ぐと寒いという状態でも、微調整がしやすいのが重ね着の良さです。
『③支出を抑える事が出来る』は、インナーをアウターに比べ安いので、服の出費を抑える事が出来ます。
ユニクロでも、アウターとなると5,000~10,000円といった価格帯です。しかし、インナーとなるシャツやフリースなら1,000~3,000円代。
重ね着はかなりの支出を抑えることができます。
『④収納スペースを抑える』は、かさばるアウターを増やさず、比較的省スペースで済むインナーで対応することで、保管スペースを小さくできます。
このように、重ね着にはミニマリストにとって望ましいメリットがあります。
重ね着のデメリット
メリットが豊富な重ね着ですが、デメリットもあります。
デメリットは以下の通り。
- コーディネートが難しい
- 服を着る・脱ぐのが手間
『①コーディネートが難しい』は、重ね着はそれだけ服を重ねるわけなので、服のデザインや配色のバランスを考えないとちぐはぐな印象になってしまいます。
黒で統一して、違和感が無いようにしています。
『②服を着る・脱ぐのが手間』は、着る枚数・脱ぐ枚数が増えますので、着替えにかかる手間が若干増えます。急いで支度しなければいけないときには、少しわずらわしいと感じるかもしれません。
どんな冬服を選べばいい?
冬服の選び方ですが、ポイントは2つです。
- インナーとなる服は薄手のものを選ぶ
- アウターは最も寒さ対策ができている物を選ぶ
インナーはできるだけ重ね着がしやすい、薄手の服を選んだほうがいいです。薄手の服を重ね着することで、体温調整がしやすくなります。
薄手の服を何枚も着ることで空気の層ができて保温性能は高まりますし、動きやすさも損なわれません。
また、薄手の服は乾くのが早いので、寒くて気温が上がらない冬にはうってつけです。
着る頻度が増えるので、洗濯してすぐ乾きやすい服を選ぶのは結構重要なポイントです。
逆にアウターはしっかりと寒さ対策ができているものを選びましょう。
重ね着するのにも限界がありますから、薄いアウターを買ってしまうと寒い思いをすることもあります。そして、違うアウターが欲しくなってしまいます。
そうならないよう、しっかりと防寒性能が高いアウターを選び、違うアウターが欲しくなるような場面を作らないようにしましょう。
アウターを着ると暑いと感じるなら、中のインナーを脱いで調整する。そうすれば、アウターが何着も必要な場面を作らずに済みます。
最後に
30代男性ミニマリストの持つ冬服と、重ね着について紹介しました。
最後にもう一度まとめます。
ミニマリストの持つ冬服は4着のみ
- ソフトタッチタートルネックTシャツ
- フリースプルオーバー(長袖)
- 防風アウターフリースパーカ(長袖)
- スキニージーンズ
これを重ね着し、組み合わせで寒さに対応
重ね着でかさばるアウターを増やさない
重ね着のメリット
- 寒さに対応しやすい
- 1日の気温の変化に対応しやすい
- 支出を抑える事が出来る
- 収納スペースを抑える