- 30代で何か人生の転換をしたい人
- 30代で将来に見通しが立たず、なんとかしたい人
こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。
30代は変化の時です。
何かを変えたい。そのチャンスが最も豊富なのが30代と言っても過言ではありません。
20代のように無知でもなく、40代のように老化が見えてくる世代でもない。一番脂がのっている時期です。
しかし変えたいと言っても先立つものが無ければ不安で動けませんし、それ以外にも様々なしがらみで変えることが難しいと感じるものです。
筆者もその一人で、30歳の時、
今のままじゃダメだ!自分を変えていこう!
そう思い立ち、どうやったら自分を変えられるのかを調べました。
そして巡り合ったのがミニマリストになることでした。
それから6年後。今は20代のときには考え付かない姿へと変貌。
ミニマリストで人生は変わる。それを身を持って体験しました。
この記事にはそんな筆者の体験を通して以下のことを解説していきます。
- ミニマリストで変わった筆者の人生
- ミニマリストで変わること
- ミニマリストで人生が変わる理由
今の自分を変えたい。
そう思われる方には、ぜひとも役立てていただきたいです。
ミニマリストで変わった人生
ミニマリストになる前の筆者の人生は以下の状態でした。
- 恋人がおらず結婚に絶望していた
- 老後は独り身のまま孤独死するだろうと諦め
- 高校卒業と同時に入社した会社に、何の希望もなくダラダラと出社
- 家族に都合のいいようにこき使われる
- 休日は引きこもり、オンラインゲームで貯金を使い果たす
このような人生だったのが、ミニマリストになったことで以下のようになっていきます。
- 16年勤めた会社を退職、個人事業主(ブロガー)になる
- 家族を捨て、一人暮らしを満喫
- 結婚はしたい相手がいたらすればいいと楽観的にとらえる
- 終活に取り組み、老後の懸念を少しずつ解消
- 毎日散歩に出掛け、人がらみのストレスが無く、健康的な日々を送る
自分がやりたいことをやり、そのうえで前向きに、健康的に生きる人生を送ることができています。
どうしてミニマリストになることで、こうも人生が変わるのか。
次は、ミニマリストになることで何が変わるのかを解説します。
ミニマリストになることで変わるもの
ミニマリストになると何が変わるのか。
ミニマリストになることで、生活の中で増えるもの・減るものがあります。
それは以下の通り。
- 貯蓄
- 時間
- 体力
- 支出
- ストレス
- 人間関係のしがらみ
貯蓄・時間・体力。これらはいずれも人生を変えたいとき、あるいは何か新しいことを始めるのに必要なものです。
ミニマリストになることで、これら必要なものを全て揃えることができます。
その逆に、ミニマリストになることで減るものなのが、支出・ストレス・しがらみ。
支出はもちろんのこと、ストレスを抱えたままでは何かを変える気力は湧いてきません。また、人間関係のしがらみを抱えていると、変えようと思っても外部の人が足を引っ張ることもあります。
ミニマリストになるということは、人生を変えること、新しく何かを始めることの準備ができるということです。
ではどうして、ミニマリストになると増えたり減ったりするのか、それを次から考察します。
どうして増えたり減ったりする?
ミニマリストになることで、手放すものには大きく分けて3つのものがあります。
- モノ
- コト
- 人
それぞれ具体的にどういうものなのかを解説していきます。
モノ
モノとは、文字通り物です。
ミニマリストといえば物を捨てる人というのが一般的な認識だと思います。
- ダブった文房具
- 使っていない家電
- 1年以上着ていない服
- いつ使ったか覚えていないバッグ
ミニマリストになることで、使っていない様々な物を捨てます。捨てることで、『使わない物を買っていた』ということを認識するようになり、次の買い物から慎重に考えるようになります。
次第に無駄な買い物をしなくなるので、支出が減ります。
支出が減るということは、お金が余るということ。なので、貯蓄も増えていきます。
新商品を前にしても、使わないでゴミにしてしまうだろうと考え、購買意欲は激減しました。
コト
コトとは、何かしらの行動を指します。
一例としてミニマリストがやめることを以下に挙げます。
- 会社勤め
- サービス残業
- 無駄な飲み会
- 動画やSNSをダラダラ観ること
- 行く価値のない親戚づきあい
こういった行動をやめることで、時間と体力を無駄に消費しないようにできます。
増えると表現しましたが、余らせると言ったほうが正しいかもしれませんね。
人
人とは、様々な人間関係を指します。
- 家族
- 仕事上の付き合い
- 気の進まない友人との付き合い
- 辞め時を失った社会人サークル
- SNS上の付き合い
人は一人では生きられず、誰かと助け合いながら生きています。
しかし、一方でそれが自分を縛る枷となり、ストレスを感じたり、不快な気分になるような人たちとの付き合いもしなければならないと思い込んでしまいます。
そのような人たちとの付き合いも手放していくのがミニマリストです。
付き合いを手放すことでストレスが減ります。また、何かを変える・新しいことを始めるとき、そういった人たちの親切心という名のお節介も聞かないで済むようになります。
こういった人たちは、「心配だから」「あなたのためを思って」と聞いてもいないアドバイスを押し付けてきます。
ですが、はっきり言ってこのようなアドバイスには何の価値もありません。
人間関係は時に、自分を変えることができなくなるしがらみになります。
人によっては、その関係を無くすために離婚であったり、絶縁といった手段をとることもあるかもしれません。
人間関係を手放すことで、自分の足を引っ張るような人たちとのしがらみを捨て、自由に自分の未来を決めることができるようになります。
ミニマリストで人生を変えるための準備を整える
このように、モノ・コト・人の3つを手放すことで、貯蓄・時間・体力が増え、支出・ストレス・しがらみが減ります。
身体的にも精神的にも余裕が出てきます。
そうすると、だんだんと自分がやりたいこと、どう在りたいかなどの未来像が見え始めてきます。
そして、思い描いた未来像に向けて歩きだせる。歩きだすためのお金や時間、体力はもうそこにあります。
よく「目的が大事」だと言われますが、最初からはっきりとした目的は無くても大丈夫です。
最初は目的が無くてもいい
筆者も、ミニマリストに成りたての頃は今のような未来を思い描いていたわけではありません。ただ、「自分を変えたい」「お金を貯めたい」と漠然と思っていました。
しかし、ミニマリストとして続けていく中で、徐々に自分が何をやりたいのかが見え始めてきました。
ですので、必ずしも今のあなたに、将来どうなりたいのかといった目的が無くても大丈夫です。
今のままはイヤだけど、どうしたいのかまで考える余裕はないんだよなぁ…
日々の会社勤めや生活に疲れている状態では、未来の自分を考える余裕も無いはずです。
まずはミニマリストになり、余裕を取り戻す。そうしてから、将来どうなりたいのか、どう在りたいのかを考え始めても、全然遅くはありません。
最後に
ミニマリストで人生は変わるというテーマで解説してきました。
最後にもう一度まとめます。
- 30代は人生を変えるのに最高のタイミング
- ミニマリストになることで人生を変えることができる
- ミニマリストになってモノ・コト・人を手放す
- モノ・コト・人を手放すことで身体的・精神的な余裕ができる
- 余裕ができると、将来の未来像が見えてくるようになる
- 未来像に向かって歩むだけのお金や時間はもうそこにある
- 最初からはっきりとした目的・未来像が無くても大丈夫
「希望もお金もなく老後を生きるしかない」と絶望せず、明るい未来を生きていただければと思います。
ミニマリストになることで様々なものを捨てたり手放した筆者が、具体的にどんなものを手放してきたかを当ブログでは紹介しています。
参考になる記事もあると思いますので興味が湧いた記事は読んでみてください。