- 買い物に失敗し後悔している人
- 失敗して損した分を取り返したいと考えている人
こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。
これだ!と思って買った商品。でも、いざ使ってみたら思った感じでは無かったり、全然使う機会が来なくて買ったのは失敗だった…そういうときがありますよね。
ぼくもミニマリストとして不要なものを捨て、自分にとって本当に必要なものだけを買うようにしていますが、やはり失敗することがあります。
しかし、失敗は成功の母と言います。
失敗したからといって、後悔したり落ち込むのはもったいない。失敗には多くの学びがあります。
この記事では、失敗からの立ち直り方とミニマリストであるぼくが買い物で失敗した事例を紹介しています。
失敗の事例について、一つずつ以下の内容で解説していきます。
- 失敗した買い物
- 買った理由
- 失敗した理由
- 失敗からの学び
かのバスケの神様マイケルジョーダンは以下のように語っています。
「私は9000本以上シュートを外し、ほぼ300試合で負けた。ウイニングショットを任されて外したことは26回ある」
引用元:『失敗の科学』 著マシュー・サイド
失敗を恥ずかしいことだと思わなくていい。学びに変えて前に進んでいきましょう。
ではまず、立ち直る方法から早速見ていきます。
失敗から立ち直る方法
まず結論から申しますと、
失敗した買い物から学んだことを生かした買い物をする
…ことが失敗から立ち直る方法です。
失敗した!と思った状態で立ち止まらず、その失敗を生かすことができたとき、立ち直れます。
では具体的にどういうことなのかを、実際のぼくの失敗した事例から見ていきます。
失敗した買い物3点
服のコーディネートセット
1つ目の失敗は、プロのスタイリストがコーディネートしたセットの服を買ったことです。
サブスクリプションのサービスで、契約すると1か月ごとにコーディネートされた服が1セット送られてくるものでした。
買った理由
当時買った理由は、デートに行くための服がなかったからでした。
デートで着ていけるような服を自分で選ぶ自信がなく、かといってお店で店員に訊ねる勇気もない。
そんなぼくにとって、カッコいいコーディネートをセットで買えるサービスはまさにうってつけでした。
失敗した理由
率直にいって、似合っていませんでした。
服は恰好いいけど、服に着せられてる感がすさまじい。また、見た目を優先して選ばれた服の管理はとても面倒くさいものでした。
1年弱契約して10セットほど届きましたが、全て捨てました。
金額としては10万円ほどの失敗になります。
失敗からの学び
学びが多すぎて紹介しきれませんが、いくつか抜粋します。
- カッコいい服を着ても恰好よくなれない
- 面倒な服は恰好よくても着たくない
- 似合うかは、人と服の組み合わせの問題
失敗を通して、以前は自分に似合う服を選ぶことに自信がありませんでしたが、今では自分で選んだ服は自分に似合っていることに自信を持つようになりました。
自分を一番知る自分が選んだ服が、一番自分に似合っている。そのことに気付きました。
その他、今回の失敗から服を捨てる基準を身に付けることができました。その内容については以下の記事で紹介していますので、服を買う事に失敗したくない方は読んでみてください。
ポケットコイルの座椅子
2つ目はポケットコイルのハイバック座椅子です。上の画像のグレー版の座椅子を買いました。
買った理由
当時は、作業とリラックスを同時にできる座椅子を探し求めていました。
座椅子は座面がへたりやすいため、へたりにくいポケットコイルを。そして、リクライニング機能がある椅子として購入しました。
失敗した理由
しっかりとした座り心地を求めていましたが、ポケットコイルが硬くて腰が痛くなってしまいました。
また、リクライニング機能もリラックスしすぎてしまい、一度休憩に入るとなかなか復帰できなくなってしまいました。
それに、夏の時期には座椅子はものすごく蒸れ、汗が染み込んで汚れやすいという点もありました。
失敗からの学び
この買い物から、
- 座面がポケットコイルの椅子は腰が痛くなる
- リクライニング機能があるとだらけすぎる
- 座面が布製だと汗が染み込む
ということを学びました。
この学びから座椅子をやめて違う椅子を探し、次のゲーミングチェアという失敗事例へと繋がります。
ゲーミングチェア
3つ目はゲーミングチェアです。
買った理由
前述のポケットコイルの座椅子が作業用の椅子として合わなかったため、代わりの椅子を探していました。
選んだ理由は、
- 長時間座っても疲れない
- 腰が痛くならない
- リクライニング機能が無くてもリラックスできる
- 布張りじゃない
ということで、ゲーミングチェアを買いました。
失敗した理由
ゲーミングチェアは余計な部位が多く、それが邪魔に感じました。
作業をするといっても資料探しや写真撮影で椅子から立つことが多く、そのときにアームレスト部位が引っかかるため、邪魔で動きづらいと感じました。
また、意外と座りっぱなしで作業しているわけではないということにも気付けました。
失敗からの学び
この失敗から、余計な部位が一切ないシンプルな椅子でいいということを学びました。
座椅子とゲーミングチェア、この2つの失敗から椅子選びのポイントを以下としました。
- 座椅子は選ばない
- 休憩できるものを選ばない
- 夏は涼しい椅子がいい
その結果選んだのが、今使っているエルゴヒューマンのオフィスチェア。
ヘッドレストもアームレストも無い、とてもシンプルなオフィスチェアです。
この椅子はシンプルなだけでなく、全面メッシュで夏にはとても涼しいです。この椅子については以下の記事で詳しく解説しています。
これまでの椅子選びの失敗はこの椅子に出合うための準備だったのだと、今では思っています。
失敗を重ねたから成功がある
コーディネートセットや椅子といった失敗の事例を見てきました。
そのどれもが決して安い金額ではありません。ゲーミングチェアにいたっては、座った瞬間に「これはダメだ!」と直感的に判断し、新品同様のまま譲っています。
組立品のため、ばらして返品する気力すらないほどショックでした。
しかし、だからこそもう二度と同じ失敗は繰り返さないと強く誓うこともできました。
そして、失敗した理由を反省し、「どんなものは買ったらダメなのか」というのを積み重ねていくと、自然とそこには成功への道が開かれていました。
買い物の成功とは以下のことを言うのだと実感しました。
成功とは『何を選ぶか』ではなく『何を選ばないか』から導かれる
服選びはどんな服を着たいかは二の次。どんな服は着たくないか?で徹底的に除外していき、残った中から選べばほぼ間違いなくなりました。椅子も同様に、選ぶ理由は除外する点だけになりました。
買い物の失敗は、何を買ったらダメなのかを学ぶことができます。
「○○なものは買わない」を積み重ねていけば、段々と買い物に失敗することは無くなり、過去の失敗は成功のための道しるべとして誇れるようになるでしょう。
そのためにも、どうして失敗したのかという理由の掘り下げが大事です。
最後に
ここまで買い物の失敗事例と、立ち直り方を見てきました。
最後に一度まとめます。
- 失敗からの立ち直りは、失敗を生かした買い物ができたときに果たされる
- 何を選ぶかではなく、何を選ばないかが重要
- 積み重ねた失敗は成功の道しるべとなる
「買い物に失敗し、後悔している」で終わっては、後悔する気持ちのままです。
後悔する気持ちを払拭するためにも、失敗したものと向き合い、どうして失敗したのかを振り返ること。
是非、失敗したままにして終わらせず、次の買い物に生かしてほしいと思います。
何か聞きたいこと、疑問点、あるいは「こういう失敗をしたときはどう考えたらいいのか」などありましたら、遠慮なくコメント欄より質問してみてください。
可能な限り、回答させていただきます。