- 部屋に物が多いけど、なかなか減らすことができなくて悩んでいる
こんにちは、せい（@aodama_s）です。手仕事大好きアナログミニマリストです。
物が増えるほど損も増える、悪夢の比例が存在することを知っていますか？
部屋に物が多くて何とかしたい。でも、どれから手を付けたらいいか分からないし、いっそこのままでもいいんじゃないか。別に困っているわけでもないし、部屋に誰か呼ぶわけでもない。
そう諦めているとしたら、ちょっと待ってください。実は物が多い部屋には問題が多いんです。はっきり言ってしまうと、物が多い部屋はものすごく損をしています。
かつてのぼくの部屋は汚部屋でした。以下の写真は当時の部屋です。
そこから今はこんなにスッキリさせました。
ここまで部屋が変わって分かったのは、物が多い部屋は損をしていたのに、それを全然自覚してなかったことです。それからはもう物が溢れる部屋に戻りたいと思わなくなりました。
そこで本記事では、物が多いことで起きる問題を紹介します。問題を認識することで物が多いことに危機感を持ち、減らしていこうと決意できるようになれます。
では早速、物が多いことによる問題を見ていきましょう。
物が多いことの問題
物が多いことで起きる問題は以下の通りです。
- 物が増える
- 忘れ物が多い
- 物を大事にしない
- 物を使わない
- 部屋が狭くなる
- 物を無くす
- 疲れる
- 不衛生
- 掃除ができない
- ケガをする
物が増える
物が多ければ多いほど、物は増えやすくなります。物が多いと以下の状況になるからです。
- 多すぎて持っていることを忘れる
- 減ることに不安を感じる
無かったと思って買った洗剤の予備がまだあった、なんてことは日常茶飯事。同じ物をダブって買ったことは数知れずです。
昔、あるアニメDVDを通販で予約していたことを忘れて店頭で買い、その翌日に予約していた分が届いたなんてことがあります。
また、持っているのは分かっているけど、減ってしまうことに不安を感じてどんどん買い足してしまいます。ティッシュやトイレットペーパーはもちろん、部屋の芳香剤が1年分ストックがある状態になってしまっていることもよくありました。
一つでも在庫が減ると途端に不安に感じ、減った分以上に買い足して安心を得ようとしていました。物が多ければ多いほど、減ったときの不安感は大きくなっていたんです。
そのように買い足せば当然お金は無くなります。物が多いほど物は増え、お金は減る。物が多い部屋ほど、貯金はできません。
忘れ物が多い
物が多いときは、物の多さに安心感を覚えます。しかしそれは、物が少ないことに不安を覚えるということでもあります。
なので、出掛けるときには考えうる限りの不安を取り除こうと、あれやこれやと持っていこうとする。しかし、あれもこれもと考えているうちに、肝心の物を持っていくことを忘れてしまいます。
結局、カバンにはいっぱい入っているのに、一番大事なものが入っていないということがよくありました。
仕事に行くのに、作業着を忘れることがしょっちゅうありました。そのたびに家に取りに帰ることも…
物が多いと準備にかかる時間はどんどん増えていきます。物が多い部屋は忘れ物が多く、時間を浪費してしまいます。
物を大事にしない
物が多いときほど、実は物を大事にしていませんでした。
壊れたらそのまま、修理するわけでもなく押し入れや物置に放置。ペンをインク切れまで使い切った経験がない。シャンプーは使っている途中で気に入らなくなったらそのまま放置して、中身が固まって使えなくなる。
物が多いときは使い切るという発想はなく、何でも新品で買い直せばいいという考え。それだけお金も無駄にしてきました。
物を使わない
物が多いほど、未使用や未開封のままなのが多くありました。
1ページも開かずに本棚行きのマンガやラノベ。未開封のままのアニメDVD。買っても未プレイのままのゲーム。せっかくお金を払って買ったのに、使うことはしない。
物が多いときほど、買うだけで満足していました。しかしその満足はすぐに無くなり、またすぐに次の物を買う。そうして、部屋の中には未使用・未開封品が溢れていきました。
物が多いときほど散財はひどく、クレジットカードの請求に頭を悩ませていました。
部屋が狭くなる
物が多いと、本来の収納場所に収まりきらず、収納ケースを買い足すというのが当たり前でした。
すると、部屋の中は収納ケースであふれていきます。収納ケースが増えれば増えるほど、居住スペースは減っていく。部屋は狭くなっていくわけです。
つまり、生活するための部屋が物置となっていくということ。部屋の1/10を物置にすれば、家賃の1/10を物を置くために払っているのと同じことになります。
物が多いということは、部屋を狭くしてレンタル倉庫を借りているのと同じことになるのです。
物を無くす
物が多いと、物を無くしやすいです。
より正確に言うと、物を見つけにくくなります。無くしたと思った物が、後から出てきたというのはよくある話です。
物が多いとどこに何を置いたのかを覚えておくことができません。元の場所に戻すこともできないため、目についた場所に置いてしまいます。置いた場所を忘れて見つけられなくなり、無くしたと勘違いしてしまうのです。
そのため、物が多い部屋では物を探すために多くの時間が費やされます。そして見つけられず、新しく物を買う。またお金を消費します。
物が多いと、お金と時間、2つを同時に消費してしまいます。
疲れる
物が多い部屋は、いるだけで疲れるようになります。
物はそこにあるだけで人の意識は注意を向けます。物が多いと注意が増え、だんだんと脳は疲弊してしまいます。
それが顕著なのがスマホです。スマホはただ見るだけでも通知が来ていないかと気になってしまいます。スマホ以外の物もスマホほどではないにしろ、そのように気になってしまっているわけです。
物が多かったときは、1日の大半を部屋に引きこもっていました。疲れて部屋にいるのに、部屋はますます疲れる場所でしかなかったわけです。
不衛生
物が多いと、ホコリは溜まりやすく部屋は汚れていました。さらに、ゴミ箱はゴミが溜まっても気にしなくなり、中から異臭がしてきてもそのまま放置していました。
物が多い部屋はいるだけで疲れてしまうと先に述べました。そのような部屋では、汚れや異臭を気にする余裕も無くなります。ゴミ箱からゴミが溢れても無理やり押し込むようになり、捨てるのが面倒だからとビニール袋にゴミを入れてその辺に放置するようになりました。
物が多い部屋は不衛生な状況を生み出しやすくなります。
掃除ができない
物が多い部屋の掃除は大仕事です。一般家庭の大掃除に匹敵する大変さがあります。
床は物で埋まっているため、すぐに掃除機をかけることができません。まず始めるのは床から物をどけること。しかしどかす場所も無いため、他の物の上に積み上げる形になります。
一か所掃除を終えると、今度は掃除した場所に物をどかして次の場所を掃除します。そんな作業を何度も繰り返すため、だんだんと掃除自体が億劫になり、しなくなります。
物が多いと汚れやすいのに、掃除が大変だからしなくなる。物が多い部屋が汚部屋と呼ばれるようになるのは、不衛生かつ掃除ができないことが原因です。
あまりに掃除しなかったため、掃除機がホコリ被っていたことがありました。
ケガをする
物が多い部屋は、ケガをするリスクが盛り沢山です。
床にあふれた物は、踏んづけて転ぶリスクがあります。硬くて小さい物なら足に刺さるかもしれません。
収納ケースや棚も問題です。あちこち置かれた収納ケースは人の動線の邪魔になります。避けて歩かなければならないため、足を引っ掛けて転ぶリスクも。地震の際に倒れて下敷きになるかもしれません。
ケガをすれば治療費がかかります。もちろん痛い思いもしますし、物が壊れて買い直すこともあります。
物が多い部屋にいたときは、『地震が起きたらこの部屋で死ぬかも』なんて思ったこともあります。
ここまで物が多いことで起きる問題を見てきました。
物が多い部屋に住んでいたときは、これらの問題に無自覚でした。しかし物を減らした部屋で生活していくことで、それまでの部屋での生活に如何に問題が多かったかを再確認できました。
ここまで読んでくださったことで、物が多いことの問題を理解していただけだと思います。
次は物を減らす。そのために、ぼくはミニマリストになるという方法をオススメします。ミニマリストになって物を捨てる人になるというわけです。
次からは、その理由を解説します。
物を減らすならミニマリスト
ミニマリストになることをオススメするのは、覚悟を決めるためです。
人は肩書に影響されやすいです。肩書を得ることで、自分の行動を律することができます。
- ミニマリストだから物を減らす
- ミニマリストだから物を増やさない
〇〇だから～というのは強力に自分を制御します。ぼくがミニマリストを名乗るのも理由は同じです。
また、ミニマリストを名乗ることで同じミニマリストの方との交流を取ることもできます。何を捨てたらいいのか参考となる情報を得られますし、モチベーションアップにもつながります。
ぼくのXのフォロー先はこちらです。
ミニマリストになるための方法は以下の記事で紹介しています。
最後に
物が多いことには様々な問題があります。しかし厄介なのは、その問題のほとんどが自覚できないこと。なんとなくダメだと思いつつ、抜け出せない理由はそこにあります。
物が多いと、時間とお金を大量に消費してしまっている。貯金は出来ないし、いつも時間が無くて疲れてしまっている。
物を減らせば貯金は出来ますし、時間も十分に確保できます。疲れも溜まらないので、自分のやりたいことをやれるようになります。
ぼくはミニマリストになって、まさに今やりたいことをやる人生を送っています♪
あなたもミニマリストになって自分の望む人生を送ってみませんか？
