- イヤホンは無線と有線、どっちを選んだらいいのか迷っている人

こんにちは、せい(@aodama_s)です。イヤホンの付けすぎで耳が痛くなったことがあるミニマリストです。
イヤホンは有線と無線、どちらを選べばいいか迷ったことはありませんか?
有線と無線、どっちがいいのかという議論は終わりが見えません。
邪魔な線が無い無線と、充電の必要が無い有線は、メリットの方向性が全く異なるからです。
なので、どちらかのほうが優れているという単純な話ではありません。
だから、有線と無線のどちらを選ぶか、迷ってしまのは当然ですね。
ぼくは有線を使ってます。

以前は無線を使っていましたが、だんだん無線を使うことが面倒になってやめました。
両方使ってみて比較的自分に合っているのは有線ということで、有線イヤホンを使っています。
- 必要だと思う機能
- 要らないと思う機能
- 面倒に感じるポイント
これらについて自分がどのように感じるか、それを知ることが自分に合ったイヤホン選びには重要だと感じました。
そこで本記事では、有線・無線のイヤホンのどちらかを選べるようになるために、
- 有線と無線それぞれのメリット・デメリット
- イヤホンを使う場面から適したイヤホンの選び方
を紹介していきます。
ミニマリストは【自分にとって必要なのは?】を考えるエキスパート。
イヤホンはただ優れていればいいというわけではありません。
どんなに素晴らしいメリットがあっても、あなたにとって不要なメリットなら意味がないわけです。
自分にとってイヤホンの機能の要不要を見極めることで、あなたに合ったイヤホンを選ぶことができます。
あなたはどんなときにイヤホンを使いますか?
それを考えながら読んでいただければ、有線と無線、どちらがいいかの結論を出せると思います。
有線・無線のメリット・デメリット
有線のメリット・デメリット

まず有線のメリットから紹介していきます。
有線のメリット
- 差すだけですぐ使える
- 壊れにくい
- 無くしにくい
- 物理的に差してる安心感
有線のメリットはその確実性でしょう。
差すことで確実に使えますし、差していることが目で見て分かりますので、実はスピーカーになっていたということもありません。
また、安くても耐久性は高いというのもあります。
私事ですが、今使っているのは1,000円くらいで買ったイヤホン。
使い続けてもう3年になりますが、目立った不具合は無く使い続けています。

イヤーのカバーが外れやすくなったくらいで、聴くのに問題は無いですね。
有線のデメリット
- 線が邪魔
- ケーブルの長さの範囲でしか動けない
- 線が絡まる
- イヤホンジャック(有線イヤホンを差す穴)が無いと使えない
優先のデメリットはやはり線そのものですね。
線が邪魔だったり、絡まってほどくのが大変だったり。
また、最近ですとイヤホンジャックが無いのもあります。
アイフォンはその代表格で、イヤホンジャックがあったのは2015年発売のiPhone 6sまで。
それ以降の機種では廃止されたようです。
音楽が聴ける媒体=イヤホンジャックがある
という常識は、もう通じないかもしれません。

有線イヤホンを買う前に、イヤホンジャックがあるか確認しないといけませんね。
イヤホンジャックはない媒体でも、USB-Cがあれば変換機を使うことで接続できます。
無線のメリット・デメリット

メリット
- 邪魔な線が無い
- 自由に動ける
- 持ち運びしやすい
やはり無線のメリットはその自由さですね。
邪魔な線が無いので、イヤホンを付けたままでも自由に動けます。
線が絡まるということもなく、有線でストレスを抱えていた人にとってはとてもいいものです。
デメリット
- 落としやすい
- 充電忘れると使えない
- 接続が手間
- 接続が切れる恐れがある
しかし無線イヤホンのデメリットは、その不安定さにあります。
充電しないと使えませんし、Bluetoothによる接続は場所や使い方次第で不安定になることも。
また、落としやすいという点もあります。
この落としやすさは、耳から外れて落とすのではなく、ケースから取り出すときに起こりやすいそうです。
小さくてツルツルしていますから、取りこぼしてしまうのは仕方ないかもしれません。
イヤホンを使う場面から適した選び方

ここからはイヤホンを使う場面や個人のクセを想定し、有線と無線、どちらがいいかを判断していきます。
この判断はぼく個人によるものなので、反対意見もあるでしょう。

私ならこの場面では有線/無線を選ぶかも。
それでいいと思います。
判断には個人の価値観が大きく影響されますから、是非自分の価値観を大事にしてください。
有線がいいと思う場面
- 常にイヤホンで何か聞いていたい
- 媒体が無線通信に対応していない
- 周囲に聞かれるとまずいものを聞いている
- イヤホンにお金を掛けたくない
- 面倒な接続手続きをしたくない
- 椅子に座って落ち着いて聴く
- 連続で数時間以上聴く
- 充電を忘れやすい
- よく物を落としやすい
各場面について、詳しく解説します。
常にイヤホンで何か聞いていたい
耳からイヤホンが放せない
…という方には有線のほうがいいと思います。
バッテリー切れを心配しなくていいですし、音楽などを聴けない不安に襲われることもありませんね。
媒体が無線通信に対応していない
現代ではほとんどないかと思いませんが、無線通信(Bluetooth)に対応していない機種もあるかもしれません。
デスクトップパソコンでは、Bluetoothが内臓していないものもあり、その場合には有線のほうがいいこともあります。

ぼくが今使っているデスクトップパソコンはBluetoothは内蔵してませんでした。外付け機器でBluetooth対応させています。
周囲に聞かれるとまずいものを聞いている

昨今は色んな聴くものがあります。
その中にはちょっと人には聞かれたくないようなものもあるでしょう。
無線イヤホンでは、バッテリー切れや接続が不安定になったときに音声がスピーカーになってしまうリスクがあります。
そのリスクを減らすには、有線が確実だと思います。
イヤホンにお金を掛けたくない
コスパを考えるなら、有線をオススメします。
ぼくは有線イヤホンを使っていますが、たった1,000円で3年使っています。
それに対し、以前使っていた無線イヤホンはバッテリーの減りが早くなったり、ペアリングなどが不安定になるなどして、1年持たないのがほとんど。

高価格帯であれば長持ちするのでしょうが、高すぎて買う気になれませんでした。
コスパ的には、有線イヤホンのほうがいいと思います。
面倒な接続手続きをしたくない
有線イヤホンは、イヤホンジャックに差し込むだけ使えるようになります。
一方、無線イヤホンはBluetoothで接続するためにペアリングをする必要があります。
慣れれば大した手間ではありませんが、物によっては媒体側との接続でイヤホンが見つからないなどで手間取ることも。
簡単に使えるようにしたいなら有線イヤホンのほうがお手軽ですね。
椅子に座って落ち着いて聴く
音楽などを聴くとき、特に動くこともなくじっと耳を傾けるだけの状態であれば、有線イヤホンでいいと思います。
有線のデメリットである動きの制限や、線のわずらわしさを感じにくい状況であれば、バッテリー切れなどの心配なく聞ける有線のほうが安心できるでしょう。
連続で数時間以上聴く
一度付けると、数時間は聴きっぱなしになる。
そういう方であれば、バッテリー切れの心配がない有線のほうがいいと思います。

ぼくはブログや小説などの作業に入ると、6時間くらいは音楽などを聴きっぱなしになります。無線ではバッテリーが持ちませんでした。
充電を忘れやすい

スマホや他の充電が必要な機器で、よく充電を忘れて電池切れにさせてしまう。
そういう方には有線のほうがオススメです。
特に無線イヤホンは残量が分かりにくいのが多いので、いつの間にか充電切れになっているのがしょっちゅうでした。
ケースで充電できるものも多いですが、肝心のケースの充電を忘れることも。
かといって、バッテリーが減ってないのに充電するとバッテリーが劣化します。
減ってから充電したいところですが、その管理は結構面倒。
充電のあれこれが面倒に感じる人は、有線のほうがいいと思います。

ぼくが無線を手放した最大の理由は、充電の面倒くささです。
よく物を落としやすい
よく物を落として無くすことが多い。
という方には、有線イヤホンをオススメします。
無線イヤホンはそのほとんどがプラスチックでできています。
表面がツルツルで滑りやすく、落とすと跳ねやすくてどこかに飛んで行ってしまう。
そのため、見つけられなくなって無くすことが多いです。
特に人通りや溝が多い駅などで落とすと悲惨なことになりますから、有線のほうがまだ無くしづらいと思います。
無線がいいと思う場面
- 家事をしながら聴く
- 外で聴く
- 線があるのがイヤ
- 絡まってる線をほぐすのがイライラする
- スマホなどの媒体にイヤホンジャック(イヤホンを差す穴)が無い
家事をしながら聴く

掃除や洗濯、自炊など細かく動く家事をしながら、聴きたい。
そういう方には無線イヤホンがオススメです。
家事では細かい動きが多いですから、顔周りに線があるだけで結構邪魔になります。
家事をしつつ、耳でラジオや音楽などを聴くなら無線のほうがいいでしょう。
外で聴く
外出中に何かを聴くなら、無線のほうがいいかと思います。
しかしこれについては、意見が分かれるでしょう。
ぼくの考えとしては、有線による事故を避けるためということで無線を推します。
線が何かに引っかかり、イヤホンのせいで顔ごと引っ張られて事故になる、というリスクがあるためです。
紛失するリスクも高いですが、安全性を優先して、外での使用には無線をオススメします。
線があるのがイヤ
これは場面とか関係なく、
とにかく線があるのがイヤ!
という方でしたら無線一択でしょう。
この辺は個人のこだわりだと思うので、それに従うのが最もいいと思います。
線嫌いな著名人として実業家のROLANDがいます。
彼は大のケーブル嫌いであり、部屋は一切の配線が見えないようにしています。
配線については、4分50秒から語られています。
絡まってる線をほぐすのにイライラする
有線イヤホンの悩みの一つには、線が絡まることが挙げられますね。
それをほぐすのがストレスだ!という方には、無線のほうがいいと思います。
絡まないように巻取ケーブルといったアイテムもありますが、そこまでして有線にこだわるわけでなければ、無線で十分でしょう。
スマホなどの媒体にイヤホンジャック(イヤホンを差す穴)が無い

最近のアイフォンにはイヤホンジャックが無いように、構造的に無線イヤホンしか使えないものもあります。
その場合は無線イヤホンを使うしかないでしょう。
商品としては、USBコネクタを使ったイヤホンジャック変換機もありますので、それを使えば有線イヤホンを使うことも可能です。
ただこちらも、有線にこだわりがなければ、そこまでする必要は無いと思います。
最終的には自分の価値観で判断したほうがいい

ここまで有線・無線のメリット・デメリットや、適した場面などを見てきました。
ただ、ここまで見てもまだどちらかに決めきれないという方もいるかと思います。
その場合は、
自分にとって最も優先したいメリット・デメリットはどれか?
を考えて判断すると良いと思います。
例えばぼくの場合は、充電が面倒というデメリットが最優先事項。
無線の数々のメリットを、充電というデメリットが全て上回ったわけです。
- このメリットは絶対欲しい!
- このデメリットは絶対要らない!
というものを決めて判断すると、比較的決めやすいと思います。
どちらを選んでも多少の不便さはある
ぼくは有線を選んでますが、有線が完全に素晴らしい!と手放しでほめるわけではありません。
線が邪魔と感じることだってあります。
それでも、無線よりはいいと思って使ってる。
妥協は必要です。
妥協できる点・できない点を探し、自分に合うほうを選ぶしかありません。
一つに絞らず、適した場面で有線・無線を使い分けるという方法もあります。
妥協できない点が多い場合は、それもアリです。
絞ってストレスを抱えるよりは、そういった対応も必要でしょう。
『聴かない』という選択肢を取ればイヤホンは不要?

ここまで有線・無線のどちらを選ぶかを解説してきました。
しかし実は、有線無線関係なく、イヤホンそのものを手放してみるという考え方もあります。
そうすれば、どちらがいいかと悩むことすらありません。
ここで、根本的な問いをします。
それ、聴く必要ありますか?
ぼくはかつて、起きてるときも寝る時もイヤホンを着けて何かを聴いている、イヤホンジャンキーでした。
無線イヤホンを使っていたときは当然充電が切れますから、2台体制にして聴くことが途切れないようにしていたくらいです。
当然、耳が痛くなるときもありました。
それが今は、有線イヤホン1本。
使うのは、
- デスクトップパソコンで動画を観るとき
- デスクトップパソコンでブログや小説などの作業をするとき
だけと限定的です。
家事や、散歩・買い物などの外出中には一切何かを聴くことはしません。
聴かなくなった理由の一つには、聴く音楽を選ぶのが面倒になったというのがあります。
聴きたくて聴いていたわけではなく、聴かなければいけないから聴いていたという、本末転倒状態になっていました。
ちょっと出掛けるだけなのに、音楽選びで20分以上時間を無駄にすることも。
意味もなく音楽を聴くことをやめたら、音楽を聴かなくてもいいと気付いた。
本当に聴きたいときだけ聴くようにしたら、使うイヤホンも有線だけで良くなった。
そんなぼくの経験から、イヤホン選びに迷うのでしたら、まずは
イヤホンでそれは聴かなければならないことか?
と自分に問いかけてみることをオススメします。
音楽などを聴かなくてもよくなれば、当然イヤホンも不要。
イヤホン選びの迷いも減るかと思います。
最後に:優れているほうを選ぶのではなく合っている方を選ぼう
有線・無線はメリット・デメリットが異なり、比較することができません。
良いと感じる点も、それがどれくらい良いと感じるかはその人の価値観が反映されるので、人の意見が正しいとも限らない。
自分の価値観に照らし合わせて選ぶしかありません。
真剣に考えると、結構大変なイヤホン選び。
確実な正解はありませんが、しっかり考えることで使うときのストレスを減らすことに繋がります。
是非、自分に合うイヤホンを選んでいただきたいと思います。
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