30代男性が16年勤めた会社を辞めた理由|後悔しない退職のためにしたほうがいいこと

本記事がオススメな人
  • 会社を辞めたいけど、後悔するのが怖くて踏ん切りがつかない人
せい

こんにちは、せい(@aodama_s)です。ミニマリストです。

「もうこの会社にいたくない・・・」

ぼくはどうしてこの会社にいるのか。

30代のぼくはそう漠然と不安を感じました。

何に役立っているのかわからないことをして、給料をもらうままでいいのか。

そんな疑問を感じたとき、ぼくは会社勤めに絶望を覚えました。

気付いた時、ぼくは会社に辞表を提出。

それから引継ぎが始まり、16年間勤めた会社を退職しました。

このまま勤めていては、自分の人生に未練を残したままで終わってしまう

そう感じたのを今でも覚えています。

それから数年が経ち、今はブロガーとして活動。

会社を辞めたことは一切後悔していません。

退職する理由を自分の中ではっきりさせることで、後悔することなく次に進むことができました。

そこで本記事では、

  • ぼくが退職した理由
  • 後悔しない退職方法

を紹介します。

退職したことを後悔して前職に戻りたい…なんてことになりたくない人向けの記事となっています。是非このまま読み進めてみてください。

本記事の結論
  • 退職した理由は「自分の存在価値を見失った」から
  • 後悔しない退職方法には「やめる理由を明確にすること」

後悔しない退職方法を早く知りたい人はこちらから

退職した理由

退職した理由の一部はボカシています

ぼくが退職した理由をざっくり述べると、

自分の存在価値を見失かったから

ということになります。

次から退職の経緯を解説します。

きっかけは部署異動だった

退職すると決めたきっかけは、部署異動でした。

当時、新しい部署が新設され、その部署にぼくは配属されました。

ただ、その部署に配属されたのはぼくと当時の上司だけ。

つまり、たった2人の部署でした。

たった2人だけでこの先、新設部門をやっていけるのか

そんな不安を抱えながらのスタートでした。

新設部門は誰にも周知されずに始まった

その不安は早速的中します。

新設部門は、

何のためにこの部署を立ち上げたのか

が全く不明瞭なままだったのです。

配属されたぼくですら、【何をやるか】は分かっていても、【なぜやるか】はよく分からず。

ただあれをやれ・これをやれという指示を受けて日々の仕事をこなすだけでした。

最初こそ、新設部門で働けるんだ!と意気込んでいましたが、だんだんとその意気込みはしぼんでいきます。

せい

当時の上司に説明を求めたら、「どうせ言っても理解されない」と相手にされませんでした。この返答にすごく失望したのを覚えています。

ぼくの仕事はぼく以外知らない

当時、ぼくがやっていた仕事はいわば会社全体のシステムの見直しと改革でした。

そのため、会社のいたるところに顔を出しては、今の会社のシステムを把握し直すことからスタート。

時には聞き込みなどもしたり、臨時の手伝いを行って業務の流れを体験するなどしていました。

そのときに辛かったのが、

  • 何をしに来たのかを個別に説明しないといけない

ことでした。

新設部門を何故立ち上げたのか説明が無いので、当然他の社員はぼくが何をしているのかも知りません。

そのため、聞き込みの時に都度説明をして、どうして聞き込みをしたりするのかの理解を求めなければいけませんでした。

これが本当に辛かった・・・

同じ会社にいるのに、

あいつは何をやってるんだろう?

と言う目で見られているんじゃないか。そう疑るようになっていきました。

ぼくがやってる仕事の意義って何?

考える男

聞き込みの時に説明しても、

「今更そんなこと(システムの改革)をする意味はあるの?」

と聞かれることもあります。全く興味なさげにされることもしばしありました。

そうなると、最初こそ高かった意気込みも、もうもちませんでした。

聞かれるたびに、興味なさげにされるたびに、

ぼくがやってる仕事の意義って何?

と自問自答する日々。

改革ですから、すぐやってすぐ終わりというわけにはいきません。時間がかかります。

しかし、そんな日々を過ごすうちにぼくのメンタルはどんどんすり減っていきました。

ぼくの会社での存在価値を見失った

悩む男

たまに、上司が出張で不在のときがあります。

そうなるとどうなるのか。

自由なんかではありません。

誰もぼくの仕事を認知していない

という状況になります。

仕事の内容を報告することも、相談することもできない。

誰もぼくの仕事の中身を知らない。

  • ぼくはこの会社にいて、いったい何をしてるんだろう?

開いたままのパソコンを前に、そんなことをぼんやり考えるようになりました。

ぼくがやっていることは誰も知らない。

知らないから、やってもやらなくても誰も困らない。

誰の役にも立っていない仕事。

そんな仕事をしているぼくは、

果たして存在価値があるんだろうか?

そんなことが頭をよぎり、ぼくの中で退職という2文字がちらつき始めます。

せい

当時の同僚いわく、「すごくヒドイ顔をしていた」そうです。

もう会社にいるのに疲れた

自分の存在価値が分からない。

そんな気持ちを抱えているとだんだん心はすり減り、とにかく有休を使うことが増えました。

突発的に1日休むこともあれば、午後から帰ることも。

当時は、そのようにして休むことに罪悪感を覚える余裕すらありませんでした。

もう会社にいたくない

ただただそれだけで、会社から逃げ帰るような日々。

会社にいるだけで、心が疲れていく。

そんな絶望していた状況で、ある転機が訪れました。

退職を決意した瞬間

それは、女性とのひと時を過ごしたことでした。

30過ぎても女性と未経験だったぼくは、それによって自分という存在価値にある種の自信を持ちました。

ぼくを受け入れてくれる人がいる

会社で絶望していたときは、ぼくはまるで世界から拒絶されているように感じたんです。

しかしそれは錯覚だった。こんなぼくでも受け入れてくれる人がいる。

そうして得た自信から唐突にぼくは、

せい

よし、退職してブロガーとして生きていこう

と決めました。

あまりに唐突に決めたので、周囲にはかなり驚かれました。

でも、もう決めたぼくは会社での引継ぎを早々に済ませ、退職日となり、会社を後にします。

ここまで退職した理由と経緯を紹介してきました。

こうして振り返ると、ほんとに病む寸前までいっていたんだなと思います。

病む前に退職できたことはぼくにとって幸運でした。

おかげで、今は自分の人生を生きているとはっきり胸を張って言えるようになったんですから。

後悔しない退職をするためにどうしたらいい?

会社を退職し、ブロガーとなって数年。

退職したのを後悔したことは一度もありません。

しかし、退職してから後悔することもあるようです。

後悔していないぼくと、後悔した人の違いは何なのか

どうすると後悔しないのか。

それについて考察していきます。

退職する理由をはっきりさせることが大事

ぼくが退職を後悔していないのは、ブロガーが退職理由を解決する方法だからだと思います。

前職で感じていた問題を、解決するにはどうしたらいいのか。そのためにまずは、

退職理由をはっきりさせることが大事

です。

どうして辞めたいと思うのか。

例えばお金なら、給料はいくらだからダメなのか。具体的な数値にすることが必要でしょう。

人間関係なら、職場の何がダメなのか。

  • 上司との関係?
  • 同僚との関係?
  • コミュニケーションの取り方なら何が問題?

後悔している人は、なぜ辞めるのかという理由があいまいなように感じます。

理由があいまいだと、次の仕事は何を選ぶかという基準もあいまいになってしまいます。

それでは、次の仕事でも同じような理由で苦しんだり辞めることになるでしょう。

ただ辞めるのではなく、どうして辞めるのか

これと向き合うのは結構難しいですし、辞めたいと感じているときには尚更やりたくないです。

でも、後悔しない退職には不可欠だと思います。

次の仕事は退職理由を解決できることか?

退職理由を明確にすれば、次の仕事を選ぶうえでの基準になります。

もし人間関係が問題だといっても、その内容は複雑。

  • 社員同士のかかわりが多すぎてイヤ?
  • 少なすぎてイヤ?
  • 序列社会がイヤ?
  • 横並びがイヤ?
  • 男性職場がイヤ?
  • 女性職場がイヤ?

今の職場がイヤで辞めたのに、また同じような職場を選んではやめた意味がありません。

また、仕事に疲れたとしても、何に疲れたのか?ということを明確にしたほうがいいでしょう。

仕事には向き不向きがありますから、疲れやすさも人それぞれ。

疲れにくい仕事なら肉体労働のほうがいい人もいれば、頭脳労働のほうがいい人もいる。

次の仕事に何を期待するのか

これが分かれば、次の職選びもスムーズにいくでしょう。

ブロガーとは退職理由を解決する方法だった

デスクトップパソコンでブログ編集

ぼくにとって、会社を退職した理由は自分の存在価値を見失っていたからでした。

つまり、

ぼくは仕事に自分の存在価値を実感したかった

そのためにはどうしたらいいのかを考えました。

存在価値を感じるにはどんな仕事がいいのか。それがブロガーでした。

ブロガーは直接読者と繋がることができる職業です。

会社という組織の中で、ただ歯車となり自分が回ることの意味が見えない。

それに対し、ブロガーは自分がやったことが直接反映されます。

良いこともダメなことも、自分のやったこと次第。

これほどまでに自分という存在と向き合い、それが直接影響する仕事はなかなか無いと思います。

ブロガーは副業としてすでに始めていた

ぼくはブロガーを本業として始めましたが、辞める前から副業としてブロガーをスタートさせていました。

それは、辞める前提で始めたのではなく、あくまで収入を増やすためです。

しかしブロガーとして活動する中で、ブロガーのほうがずっと自分の存在価値を実感していました。

せい

会社には行けなくても、ブログの更新だけは続けていましたからね。

だからこそ、本業で存在価値を見失っていたとき、すんなりとブロガーで生きていくという決意が固まったんだと思います。

退職したい!けど自分で退職願いを出す勇気が出ないなら「退職代行モームリ」を使おう

退職したい…

そう思っても、退職したいと追い詰められている状態では、自分の口から退職を願い出る勇気は出てこないでしょう。

ぼくは幸いにして、勇気が出る事情がありましたから使いませんでした。しかし、もしそれが無ければ、自分の口から退職を言い出すことはできなかったと思います。

そこで退職代行という選択があります。

ぼくがもし使うとしたら、退職代行モームリを活用します。

  • 退職相談50,000件
  • 退職確定件数30,000件
  • 退職成功率100%

と極めて優秀だからです。

また、

  • 退職代行はなんか怪しい
  • なんとか退職だけは自分の意思で伝えたい!でも一人では心細い…

という方に向けて、セルフ退職ムリサポというサービスもあります。

  • 退職までのレクチャー
  • 弁護士監修の退職書類テンプレ付き

と充実しています。

退職はなかなか周囲の人に相談しづらく、そのため

どうやって退職したらいいんだろう…

と悩むかと思います。

そういった悩みにも応えてくれますので、一度サイトを覗いてみるのはどうでしょうか?

最後に:辞めたい理由を明確にしておこう

退職したい。

そう思うことは、誰にでも起こることだとも思います。

特に30代では、会社での立場や年齢の事情も相まって、辞めたいという気持ちが強くなると思います。

しかし、ただ転職しても同じような理由でまた退職したくなるかもしれない。

それどころか、辞めたことを後悔するかもしれません。

辞めたいという気持ちにただ従うのではなく、どうして辞めたいのかを明確にする

辞める前でも辞めた後でもいいですが、次の仕事を見つける前には辞めた理由を明確にしておきましょう。

そうすれば、少なくとも同じ理由で辞めることは無いと思います。

退職すること自体は、決して問題ではありません。

ぼくは退職したことで、

  • ブロガーとして自分の人生を生きている満足感
  • 自分には存在価値があるという実感

が得られるようになりました。

後悔するどころか、退職してよかったと本当に思っています。

後悔の無い退職ができることを願っています。

この記事が役に立ったと感じたら、↓のボタンよりぼくのXのフォローをしていただけると嬉しいです。

よろしくお願いします

記事が役立ったのならシェアしていただけると嬉しいです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です