今回は私が入会したジムを3か月でやめた理由を語っていく。
今現在ジムに通っているが、通うことに疑問を感じている人の参考になればと思う。
目次
通っていたジム
私は11月ごろにスポーツジムに入会した。
入会したスポーツジムはこれだ。

ANYTIME FITNESSとは
施設時間
その名の通りANYTIME FITNESSは
24時間年中無休
である。
深夜に行っても、早朝に行ってもトレーニングを行うことができる。
ただし、施設は24時間開いていてもスタッフが24時間いるわけではない。
スタッフのいる時間は1日のうちで限られている(11~20時)ので、最初の入会届等の手続きはスタッフ在籍時間に行く必要がある。
施設の中身
ANYTIME FITNESSはマシン特化型のジムである。
ランニングマシンやサイクリングマシン、そのほか筋トレ用のマシンが並ぶ。
他にはダンベルや、マット運動用にバランスボールやローリングも用意されている。
ただしプールは無い。
ここがマシン特化型ジムとなるところだ。
なので、スイミングでシェイプアップを…と考えている人には向かない施設だ。
エチケット面
ANYTIME FITNESSはシャワーは完備されている。
トレーニング後に汗を流すくらいのことはできる。
しかしお風呂はないので、酷使した筋肉をゆっくりほぐしたければ自宅のお風呂に入るしかない。
シャワー室にあるのはドライヤーと体重計だけなので、シャンプーやボディソープが必要な場合は持参しよう。
ちなみにタオルも無い。貸し出しも無いので、忘れたら素直に諦めて帰ろう。
(私は何度かシャワーを浴びてから持ってきたことを忘れ、止む無く着終えたTシャツで拭くという失態をやらかしていた)
そのほか、トイレと洗面台もある。
また、シャワー室及びトイレは、男性と女性でスペースを区切られている。
なので、シャワー室は男女兼用ではない点に安心していただきたい。
セキュリティー面
ANYTIME FITNESSは持ってきた荷物はロッカーあるいはハンガーにかけることになる。
それは扉も無く、むき出しのままだ。
そうなると心配なのが盗難のリスク。
そこでANYTIME FITNESSはいたるところに監視カメラが設置されている。
特に荷物置き場のカメラは高精度のカメラが用意され、顔判定もできる。
誰かの荷物を盗んでもしっかり監視カメラに記憶される。
防犯の備えはばっちりというわけだ。
ちなみにそれ以外に鍵付きのロッカーが用意されている。
防犯というよりは置き荷物したいときに活用するものだ。
とはいえサイズはいわゆる下駄箱サイズなので、多くの荷物を置くことはできない。
精々靴や洗剤を入れるくらいだ。
トレーニングメニュー
私は最初、スポーツジムとは、『トレーナーが付いて一緒にトレーニング』というものと思っていた。
が、このANYTIME FITNESSはそうではない。
場所と設備が提供されるが、
どのマシンをどれだけの負荷・回数を行うか、
はすべて自己判断で決める。
個人ごとにトレーニングメニューなるものはない。
大雑把に
- 痩せたい
- 鍛えたい
- 筋肥大させたい
- 腰痛改善したい
等の目的に沿ったトレーニングメニューの素案は提供されている。
が、どれを行うかは自由である。
やめた理由
ではここからやめた理由を語っていく。
飽きた
率直に言ってこれだ。
最初はその自由さに気ままにトレーニングをしていた。
が、毎日毎日同じマシンを、同じく動かすだけのトレーニング。
その新鮮さは薄れていった。
それまで毎日通っていたジムだが、ある日思った。
「…もういいや」
と。
やっていることが非常に単調なのだ。
回数・負荷は変えられても、動作は変わらない。
その変わらない動作を繰り返すことに飽きてしまった。
私は結構慣れやすいうえ、燃えやすく燃え尽きやすい。
一気にハマるが、その分飽きるのも早い。
それが、ジムでも起きたということだ。
月額費ほどの価値を感じない
私の通っているところは、月額\7580(税込み)だ。
この値段が他のジムと比べて高いか安いかはわからない。
が、私の感覚から言って払うほどの価値を感じなかった。
単調なマシンを繰り返すだけの動作に、この価格は妥当か……
私はその価値は無いと感じた。
自重筋トレのほうが楽しい
私はもともと、自宅での自重筋トレを1年以上続けていた。
しかし、自重だけでこれ以上成果が挙げられるのか?
それに疑問を持ち、ジムで更なるトレーニングに励もうとジムに入会した。
けれど私は気づいた。
自重筋トレのほうが楽しい。
自重筋トレはその動きは様々で、YouTubeで探せばいろいろなトレーニング方法がある。
飽きたら別のトレーニング動画を捜せばいいし、それにも飽きたら元に戻せばいい。
だがマシンはそうはいかない。
勝手に変えるわけにはいかない。
毎回同じ動きを繰り返すだけのマシンよりも、様々な動きがある自重筋トレの方が楽しいことに気付いた。
生活サイクルの強制ルーティーンに疲れた
『ジムに通うルーティーン』に疲れた、というのもある。
平日なら仕事帰り、休日なら15~16時にジムに通っていた。
そのため、平日ならともかく、休日もずっと出掛けっぱなしというわけにもいかず、その時間にはジムに行くように調整しなくてはならない。
これに地味に疲れた。
もちろんこれによって、休日でも規則正しいルーティーン生活を送れる…という面もあるのだが、これが苦痛に感じてきた。
その時間に筋トレする以上昼食も配慮しなければならず、そうやって気を遣う生活に疲れたのだ。
思ったほどの節約にならない
何の節約?かというと、シャワー代の節約である。
シャワーを利用できるのだから、自宅でのシャワーを辞め、ジムのシャワーを利用して水道費・ガス代を節約しようと考えた。
…結果的には、大した節約にならなかった。
せめて月額費の半分くらいの節約が見込めれば…と思っていたが、全然達しなかった。
ジムに通ってよかったこと
しかし、ジムに通ってよかったこともいくつかあった。
そのことについていくつか語っていく。
どこの筋肉が弱いか分かる
マシンを使ったトレーニングは、特定の筋肉だけを鍛えるのに有効だ。
つまり、特定の部位が実は全然貧弱…というのがわかった。
私の場合は肩だ。
なにせ、ショルダー系のマシンを使うと、負荷20㎏が限界だった。
…地味にショックだった。
他の胸筋や背筋は40㎏以上はいけるが、肩だけは20㎏が限界だったのだ。
一方で腹筋なら50㎏、太もも…それも内筋なら100㎏いける。
と、こんな風にどこが強く、どこが弱いのかが部分ごとにはっきり分かる。
それがマシンのよいところだ。
生活サイクルが決まる
やめる理由にもなってしまっているが、『ジムに通う』という生活サイクルが追加されるとジムに通うための生活サイクルになってくる。
運動をするわけだから、事前の食事の内容や時間にも気を遣う。
毎日のサイクルとなれば、都度時間帯をバラバラにするよりは決めた時間帯で通った方がいい。
となれば、自然と生活サイクルが決まってくる。
どうしても生活サイクルがばらつきやすい人には、強制的に決めるという意味でいいかもしれない。
まとめ
私がジムを辞めた理由を語ったが、やめた理由は個人的な理由ばかりで、ジムそのものに不満を感じたわけではない。
しかし言わせてもらえば、『刺激のないジム』という感想だ。
いつでも好きなようにできるという自由感は、ともすれば自らの意欲が途切れればあっという間に続けることができなくなる。
こういったフリースタイルのジムは、同じことをひたすら続けることに苦痛を感じる人、飽きやすい人にはお勧めしない。
間違いなく続かない。
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