スポーツジム『ANYTIME FITNESS』を3か月で退会した理由

せい

こんにちは。せい(@aodama_s)です。30代独身男性ミニマリストです。

今回はぼくが入会したジムを3か月でやめた理由を紹介していきます。

今現在ジムに通っているが通うことに疑問を感じている人、これから通おうとか考えている人のの参考になればと思います。

まず最初にANYTIME FITNESSについて軽く紹介します。

紹介はいらないという方は、目次より「やめた理由」で飛んでください。

ANYTIME FITNESSとは

施設時間

ANYTIME FITNESSは24時間年中無休です。

深夜に行っても、早朝に行ってもトレーニングを行うことができます。
ただし、施設は24時間開いていてもスタッフが24時間いるわけではありません。

スタッフのいる時間は1日のうちで限られている(11~20時)ので、最初の入会届等の手続きはスタッフ在籍時間に行く必要があります。

施設の中身

ANYTIME FITNESSはマシン特化型のジムです。

ランニングマシンやサイクリングマシン、そのほか筋トレ用のマシンが並びます。
他にはダンベルや、マット運動用にバランスボールやローリングも用意されています。
ただしプールはありません。

なので、スイミングでシェイプアップを…と考えている人には向かない施設ですね。

エチケット面

ANYTIME FITNESSはシャワーは完備されています。
トレーニング後に汗を流すくらいのことはできますね。

しかしお風呂はないので、酷使した筋肉をゆっくりほぐしたければ自宅のお風呂に入るしかないです。
シャワー室にあるのはドライヤーと体重計だけで、シャンプーやボディソープが必要な場合は持参。
ちなみにタオルもありません。
貸し出しも無いので、忘れたら素直に諦めて帰るしかないですね。

せい

ぼくは何度かシャワーを浴びてからタオルを忘れたことに気付き、しかたなく着終えたTシャツで拭くという失敗をやらかしています。

そのほか、トイレと洗面台も完備。
また、シャワー室及びトイレは、男性と女性でスペースを区切られています。
なので、シャワー室は男女兼用ではない点に安心できます。

セキュリティー面

ANYTIME FITNESSは会員制のジムで、入室には専用のキーが必要です。
ですので、会員以外の人は勝手に入ることはできません。
新規入会者は、入り口のインターホンを押してスタッフに開けてもらうようになります。

では中の方はどうか。
持ってきた荷物はロッカーあるいはハンガーにかけることになります。それは扉も無く、むき出しのまま。

そうなると心配なのが盗難のリスクですね。
そこでANYTIME FITNESSはいたるところに監視カメラが設置されています。
特に荷物置き場のカメラは高精度のカメラが用意され、顔判定もできるほど。

誰かの荷物を盗んでもしっかり監視カメラに記憶されます。
中にいるのは会員だけなので、どこの誰なのかはすぐわかります。
防犯の備えはばっちりというわけです。

ちなみにそれ以外に鍵付きのロッカーが用意されています。
防犯というよりは置き荷物したいときに活用するものだ。
とはいえサイズはいわゆる下駄箱サイズなので、多くの荷物を置くことはできません。
靴や洗剤を入れるくらいです。

トレーニングメニュー

ぼくは最初、スポーツジムとは、『トレーナーが付いて一緒にトレーニング』というものと思っていました。
が、このANYTIME FITNESSはそうではありませんでした。

場所と設備が提供されるけど、どのマシンをどれだけの負荷・回数を行うか、はすべて自分で決めます。
個人ごとにトレーニングメニューなるものはないです。

大雑把に、

  • 痩せたい
  • 鍛えたい
  • 筋肥大させたい
  • 腰痛改善したい

等の目的に沿ったトレーニングメニューの素案は提供されています。
が、どれを行うかは自分で決めなくてはいけません。

やめた理由

ではここからやめた理由を紹介していきます。

飽きた

まず最初の理由は、率直に言ってこれです。

始めたばかりのころはその自由さに気ままにトレーニングをしていました。
が、毎日毎日同じマシンを、同じく動かすだけのトレーニング。
その新鮮さは薄れていきました。

それまで毎日通っていたジに今日もと向かっている途中、唐突に思いました。
「…もういいや」と。

やっていることが非常に単調。
回数・負荷は変えられても、動作は変わらない。
その変わらない動作を繰り返すことに飽きてしまいました。

ぼくは結構慣れやすいうえ、燃えやすく燃え尽きやすい。
一気にハマるが、その分飽きるのも早い。
それがジムでも起きました。

月額費ほどの価値を感じない

ぼくの通っていたところは、月額\7580(税込み2020年当時)。
この値段が他のジムと比べて高いか安いかはわかりません。

が、ぼくの感覚から言ってこの金額を払うほどの価値を感じませんでした。
単調なマシンを繰り返すだけの動作に、この価格は妥当か…
ぼくはその価値は無いと思いました。

自重筋トレのほうが楽しい

ぼくはもともと、自宅での自重筋トレを1年以上続けていました。

しかし、自重だけでこれ以上成果が挙げられるのか?
それに疑問を持ち、ジムで更なるトレーニングに励もうとジムに入会しました。
けれどぼくは気づいたのです。

自重筋トレのほうが楽しい、と。

自重筋トレはその動きは様々で、YouTubeで探せばいろいろなトレーニング方法があります。
飽きたら別のトレーニング動画を探せばいいし、それにも飽きたら元に戻せばいい。

しかしマシンはそうはいきません。

毎回同じ動きを繰り返すだけのマシンよりも、様々な動きがある自重筋トレの方が楽しいことに気付きました。

生活サイクルの強制ルーティーンに疲れた

ジムに通うルーティーンに疲れた、というのもあります。
平日なら仕事帰り、休日なら15~16時にジムに通っていました。

そのため、平日ならともかく、休日もずっと出掛けっぱなしというわけにもいかず、その時間にはジムに行くように調整しなくてはならない。
これに地味に疲れてしまいました

もちろん、休日でも規則正しいルーティーン生活を送れる…という面もありますが、これが苦痛に感じてきました。

その時間に筋トレする以上昼食も配慮しなければならず、そうやって気を遣う生活に疲れました。

思ったほどの節約にならない

何の節約かというと、シャワー代の節約です。

シャワーを利用できるのだから、自宅でのシャワーを辞め、ジムのシャワーを利用して水道費・ガス代を節約しようと考えました。
…結果的には、全然節約になりませんでした。

せめて月額費の半分くらいの節約が見込めれば…と思っていたが、全然達しませんでした。

ジムに通ってよかったこと

しかし、ジムに通ってよかったこともいくつかありました。
いくつか紹介していきます。

どこの筋肉が弱いか分かる

マシンを使ったトレーニングは、特定の筋肉だけを鍛えるのに有効です。
つまり、特定の部位が実は全然貧弱…というのがわかりました。

ぼくの場合、それは肩でした。
なにせ、ショルダー系のマシンを使うと、負荷20㎏が限界。
…地味にショックでした。

他の胸筋や背筋は40㎏以上はいけるのに、肩だけは20㎏が限界。
一方で腹筋なら50㎏、太もも…それも内筋なら100㎏いける。
と、こんな風にどこが強く、どこが弱いのかが部分ごとにはっきり分かる。

それはマシンのよいところだと思います。

生活サイクルが決まる

やめる理由にもなってしまっていますが、『ジムに通う』という生活サイクルが追加されるとジムに通うための生活サイクルになってきます。

運動をするわけだから、事前の食事の内容や時間にも気を遣います。
毎日のサイクルとなれば、都度時間帯をバラバラにするよりは決めた時間帯で通った方が楽。

となれば、自然と生活サイクルが決まってきます。
どうしても生活サイクルがばらつきやすい人には、強制的に決めるという意味でいいかもしれないですね。

まとめ

ぼくがジムをやめた理由を紹介してきました。
やめた理由は個人的な理由ばかりで、ジムそのものに不満を感じたわけではないです。

しかし、『刺激のないジム』というのが正直な感想です。

いつでも好きなようにできるという自由感は、ともすれば自分のやる気や意欲が途切れればあっという間に続けることができなくなります。

こういったフリースタイルのジムは、同じことをひたすら続けることに苦痛を感じる人、飽きやすい人にはお勧めしません。
間違いなく続かないでしょう。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。