- 節約したい人
- 環境のためにゴミを減らしたい人
- 消耗品の在庫が何個もある人

こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。
今回は、ミニマリストがやめた・減らした消耗品を紹介します。
消耗品は使えばそのままゴミにしていいので、お手軽です。
洗ったり乾かしたりといった後処理が無いので便利ですよね。
ぼくも最初は色んな使い捨てを身の回りに置き、後始末をしなくていい快適な生活を送っていました。
しかし、消耗品は使えば無くなるというのが問題です。
それ以外にも、改めて振り返ると使い捨ての問題点はいっぱい浮かび上がってきました。
- 無くなったら買いに行かないといけない
- 都度お金がかかる
- 買いに行くための時間などお金以外にも様々なコストがかかる
- ゴミが増える
それで思ったんです。
「あれ?これは、消耗品使うほうが面倒なのでは?」
それでいざ消耗品をどんどん減らしてみたら、むしろそっちの方が快適になりました。
分かったのは、消耗品の良い点は後始末しなくていいという1点のみ。
その良い点に隠れた悪い点がいっぱいなんですね。
今はもう、一度やめた消耗品を戻す気になれません。
意外かもしれませんが、消耗品をやめたほうが日常のストレスは減るんですよ。
そこで本記事では消耗品を減らすメリットや、どんな消耗品をやめたかについて紹介します。
消耗品を使うほうが楽だ!ということをちょっとだけ疑ってみて、本当に楽なのかをこの機会に見直してみませんか?
消耗品を減らすメリット5つ
メリットは以下の通りです。
- 節約になる
- 置き場所がいらない
- 何度も店に足を運ばなくていい
- 在庫管理しなくていい
- ゴミが半分に減る
一つずつ見ていきましょう。
節約になる
消耗品は使うたびに無くなるもの。
使った分だけ、買わなくてはいけませんというのは当たり前のお話です。
消耗品の多くは紙類で、決して高くは無いんですよね。
だからこそガンガン使いガチですが、その支出を家計簿にまとめてみると結構えぐかったりします…
しかも、一つ一つが小さい支出なので、消耗品の種類を増やすことに抵抗が無いんですよね。
使い捨ての紙類を挙げるだけでも山ほどあります。
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
- 除菌ペーパー(アルコール)
- 除菌ペーパー(ノンアルコール)
- モップ用ウェットシート
- モップ用ドライシート
- ペーパータオル
- トイレ用お掃除シート
- 台所用アルカリシートなどなど
用途別に消耗品を買いあさると、とんでもない量です。
節約の基本はチリツモですが、支出もまたチリツモで大きくなるんですよね。
消耗品をやめる、減らせばそういった出費は少なくなります。

小さい出費ではありますが、長い目で見ればだんだん膨れ上がり、大きな出費になります
もっと節約したい人には以下の記事をオススメします
置き場所がいらない

消耗品が無くなったとき、すぐに使えないと困るということで予備を持っている方は多いと思います。
そうなれば当然、予備の置き場所が必要になりますよね。
でも、予備の置き場所ってかなりスペースを使うので、置き場所に困るのはしょっちゅうでした。
で、置き場所が無いからって普段と違う場所に置いたら、置いたの忘れてまた買ってくるんですよね。
予備品が部屋のスペース圧迫して隅に転がってるのを見ると、なんとも嫌な気分になります。
消耗品をやめることができれば、予備はいらなくなり、置き場所も不要。
予備品で棚や押入れが占拠されることもなく、部屋もすっきり。
いつの間にか2つも3つも予備を買ってたことに気付いで落ち込むことも無くなりました。

紙類もですが、お得だ!と思って買ったお徳用の詰め替え容器もかさばるので、置き場所に困っちゃいますね。
何度も店に足を運ばなくていい
消耗品を買いにお店に向かう。
そうなるとどうしても他の商品も目につき、予定外の買い物をしてしまうことがありませんか?
そんなとき、思わぬ出費を招くことも…
- ポップの付いてる新商品
- 今まで使ってたのと違う香りの商品
- 今だけのセール品
- まだ予備があるのに気になるお徳用
安い消耗品を買いに来ただけなのにあれもこれもとなり、いつの間にか買い物かごは一杯で高額なお支払い…なんてこともありました。
そこで、消耗品をやめれば、お店に行かなくて済むようになるんですよね。
それに、まだ家に予備があると分かってても、「せっかく来たんだしついでに買っておこうかな」とか思ったことありません?
買い物に行くたびにそんなことを考えてしまい、そが積み重なって何個も予備がある事態になったり。
意識してないのに、1年以上買わなくてもいいくらいの予備を抱えてしまったことがあります。
無くなった消耗品だけを買って帰るのは本当に難しいんですよね。

余計な買い物を避けるには、お店に行かないのが一番です。
在庫管理しなくていい

買い物をしている最中、「そういえば、あれまだあったかな?」と考えたことはありませんか?
そして、もう無かったはずと思って買ったら、実はあった…なんてことが。
消耗品は在庫管理が面倒です。
置き場所の所でも触れましたが、消耗品が多いと予備品の置き場にも困ります。
そのせいで、いつもと違う場所に置いてしまい、無いと思ったら後から出てくるケースも。
数もそうですが、『どこに置いてあるか』という管理も必要なのが、さらに面倒くささを加速させます。
似たようなパッケージの商品もありますから、買ってきたら足りないのは別の消耗品だったこともあります。

無印良品の詰め替え商品はパッケージの商品名以外ほぼ同じなので、特に見間違えしやすかったですね。
この問題も、消耗品をやめればスッキリ解決。
買い物に行く前に在庫のチェックしなくていいし、メモもしなくたっていい。
買う物を忘れないようにと気を付ける以前に、覚える必要が無いわけですから、こんなに楽なことはありません。
無駄に頭を使わなくてよくなるのも、消耗品をやめるメリットですね。
ゴミが半分に減る
キッチンペーパーなどの紙類の消耗品は、使うたびにゴミになってしまいます。
あっという間にゴミ箱が満杯になってしまって、ゴミ出しを忘れると悲惨なことになります…
紙類は濡れた状態で入れるものも多いので、ゴミ袋の中は湿りやすく、生ゴミと相まって悪臭地獄を作り出しやすいのも難点。
紙類以外でも、包装紙なんかが毎回ゴミになりますね。
詰め替え容器の空きもゴミになりますから、消耗品はゴミの山を築くスペシャリストでした。
消耗品やめてから、ゴミの減り具合は顕著でしたね。
簡単に言って、ゴミの量は半減しました。
とくにかさばりやすい紙ごみは、すぐゴミ袋をパンパンにするので減ったのがものすごい分かりやすかったです。
ゴミが多いとゴミ袋の消費も激しいので、その点でもゴミが減ったのは大助かり。
ぼくの住む自治体はゴミ袋が指定の有料品なので、地味にこれも出費になるんですよね。
ゴミ減らしは出費減らし。
ここまで消耗品をやめる・減らすことのメリットを紹介してきました。
それではいよいよ次からは実際にやめた・減らした消耗品を紹介していきます。
もちろん、ただやめて終わりではありません。
やめた後はどうしているのかも含めて紹介していますので、やめ方の参考になると思います。
やめた・減らした消耗品
紙類

やめた紙類の消耗品は、フローリング用モップシート、トイレ用掃除シート、キッチンタオル、使い捨てフェイスタオルです。
これらはマイクロファイバータオルやフェイスタオルに変えました。
今は、タオルを使い終わったら洗って日光に干したり、過炭酸ナトリウムを使って漂白や除菌しています。
きちんと清潔にすることで、繰り返し使っても大丈夫。
消耗品やめる前は、使い終えたタオルを洗うより、消耗品使ったほうがコストがかからないと思ってたんです。
洗うのってすごい面倒ですし、ちゃんと洗わないと汚れが溜まって汚く見えるじゃないですか。
一々洗剤とかで洗う手間を考えると、使い捨てのほうが安く済むと思ってました。
でも、実際にやってみるとそうでもないんですね。
そもそも、綺麗にするのに洗剤は要らなかったんです。
さっと水で洗って、外に干して太陽と風に当てればいいだけ。
偉大な太陽は、その陽射しでしっかり除菌して綺麗にしてくれます。
おかげで今は大量の紙ごみが出ませんし、1枚のタオルを数年使うのでコストも大幅減。
使い捨ての紙類は減らして本当に良かったと思います。
洗濯用洗剤・柔軟剤
洗濯は水のみで、手洗いしています。
洗濯用洗剤をやめたいと思ったきっかけは洗剤の匂いでした。
とにかく香料はきつくて頭が痛いし、洗剤そのもののニオイもダメ。
そのときは一切ニオイのしない無印良品の洗濯用洗剤でその問題は解決したんです。
でも、次は洗剤の溶け残りが残るのが気になって、洗濯マグちゃんに変えました。
で、その洗濯マグちゃんも効果が無いという噂もあり、思い切って水だけで洗濯したらそれだけで汚れも匂いも取れたんですよね。
それからずっと水だけで洗濯してます。
在宅ワークなので洗剤を使うほどの汚れはつきませんし、汗の臭いも水だけでも落ちます。
そして、やはりここでも太陽の出番。
しっかり外に干して、太陽と風で素早く乾かせば雑菌も繁殖できず、生乾き臭も洗剤臭もしない洗濯物の出来上がり。
柔軟剤も、ふんわり感は要らないことがわかりました。

タオルはふんわり感が無いほうが吸水性がよく、使いやすいです。
トイレ掃除の洗剤と掃除シート

トイレ掃除も洗剤を減らし、掃除シートを使うのをやめて雑巾で拭くようにしました。
トイレ掃除は毎日することで、汚れが溜まりにくくできますね。
なので、何回もプッシュして泡だらけにしなくても、綺麗を維持できています。
綺麗を作るのは、大量の泡よりも日々のコツコツでした。
トイレ掃除に使う洗剤は、1プッシュだけ。
おかげで、洗剤の詰め替え期間は半年に1回だけ。
便座を拭くのもそれまで掃除シートを使ってたんですが、これには不満があったんですよね。
掃除シートはポロポロと細かい紙くず汚れが出て逆に汚れるんです。
トイレの掃除シートは、使用後そのままトレイに流せるのが売りなんですが、その分脆いんですよね。
だから、ちょっと力を入れて拭くだけでシート自体がボロボロと崩れて、拭いた後なのに白くて小さな固まりが付いていることがしょっちゅう。
それがイヤになっちゃって、雑巾で拭くようになりました。
便座を拭いた雑巾も、水で洗って太陽光で除菌すれば問題無し。
トイレの掃除シートは、正直やめて本当に良かったと思ってます。
食器用洗剤
普段の食器洗いは水とスポンジだけ。
流水をかけながら、食器をスポンジで擦るだけです。
食器用洗剤やめようと思ったのは、すすぎが面倒くさいと思ったからです。
全然汚れてないような食器を泡だらけにし、その泡を落とすには大量の水が要ります。
水がもったいない気もするし、泡もきれいに落ち切れなかったりでなんか鬱陶しい。
だからいっそのことやめてみようかと思ったわけです。
いざやってみれば、水とスポンジだけで全然いけました。
油が大量に付着していなければ、水だけで食器の汚れは簡単に落ちます。
こびりついた汚れは、水に浸けておくだけで十分。
洗剤の使用は大きく減少し、逆に固まってしまわないか心配になるほど使ってません。。
それに、すすぎの時間が無くなったので食器洗いの時間もすぐに終わるようになりました。
洗剤はまれに行う生肉の調理後のときだけなので、半年に1回買う程度で済むようになりました。

食器用洗剤を使わないことで、冬場の手のアカギレの心配も無くなったのがいいですね。
食器洗剤の減らし方については、以下の記事でさらに詳しく紹介しています。
洗顔料・保湿剤

洗顔は水で洗うだけ。
それまでは洗顔料をしっかり使い、きっちり顔の脂を落としていました。

あぶらとりフィルム3枚使うくらいの脂顔だったんです。
それが終われば今度は保湿剤。
しっかり洗って保湿、そうしないと顔の肌が荒れると本気で信じていました。
ただ正直、保湿剤を塗ってペタペタした自分の肌は好きじゃなかったんですけどね。
それを見直すきっかけが、何かの本を読んだときのことです。
「洗顔料を使っての洗いすぎは肌を傷め、皮脂の分泌を加速させる」
ギョッとしましたね。
そこで早速、洗顔料を使うのをやめました。
水を手ですくい、顔に当てるようにするだけ。
手は一切肌をこすらず、水気を拭くタオルもゴシゴシ擦らず、そっと押し当てるだけ。
そうしたら、洗顔料や保湿剤を使っていたときも肌の調子が良くなったんです。
まさに本の通りでした。
それ以来、ずっとその方法を維持しています。
おかげで、洗顔料などの出費は無くなるし、泡だらけの顔を洗う時間も減少。
お金も時間も節約になりましたね。
むしろ、洗顔料を使って洗っていたときのほうが顔の脂が多かったです。
顔の脂は肌を守るためのモノ。
それを落としすぎないことで、保湿剤もわざわざ塗る必要は無い。
それを実感しました。

洗顔料も保湿剤も使わない今が、一番肌の調子がいいです♪
シャンプー・リンス
頭髪はほぼ湯シャンにしています。
髪も顔と同じく、洗いすぎてベトベトでした。
洗顔が水だけで大丈夫なのが分かったので、「髪も洗剤やめたほうがいいんじゃないか?」と思ったわけです。
で、早速洗剤を使わない湯シャンを始めました。
顔に比べると結構時間はかかりましたが、湯シャンにしたことで髪のあぷらっぽさが減り、ベタベタすることが無くなりました。

シャンプーしていた頃の方が、ずっと髪はベタベタしていました。
ただ、やはり湯シャンだけでは全部脂が落ち切れるわけではなく、徐々に髪に脂が溜まるので、1週間に1回程度はシャンプーを使っています。
それでも頻度は大幅に減りましたから、消耗ペースも下がってます。
もはや1年に1回買い足せばいいのではないかというくらいに。
リンスは一切使ってないです。
5mmの坊主という短い髪型にしているので、リンスの必要性が一切無いですからね(笑)。
湯シャンの具体的な方法については、以下の記事で解説しています。
あとこれはおまけの効果なんですが、湯シャンにしたら排水口が詰まることが無くなりました。
排水口が詰まる原因に、泡があるんですよね。
流れ切らなかった泡が固まって排水口で凝り固まり、だんだん髪も一緒になって塞ぐわけです。
洗剤使うほうが汚れるというのは、なんとも皮肉…
石鹸
顔と髪に続き、今度は体です。
毎日石鹸で体を洗うのは、体の保護をしている脂を落としすぎているのではないかと思いました。
そこで、石鹸での体洗いも頻度を減らしました。
使うのは週に1回程度です。
それ以外の日は、手ぬぐいで体を拭う程度にしています。
そうすると分かったのは、何も変化が無いということ。
それなら、頻繁に石鹸で洗っても洗わなくても、何も変わらないなら洗わなくていいじゃないかってなりますよね。
石鹸の必要性も、それほど高くないと思いました。

手拭いじゃなくても、素手で体をこするだけで結構垢って取れるんですよね。それでも手拭いは背中をこするのに欲しいですけど。
歯磨き粉

人に会う予定が無い日は、歯磨き粉は使わず、歯ブラシで磨くだけです。
歯垢を取るために歯磨き粉は要りません。
歯磨き粉なしの歯磨きを始めるきっかけは、「名医は虫歯を削らない」という著書を読んでから。
これを読んで、歯磨き粉を付けての磨きすぎは歯に害があるということを知りました。
そのために、まず歯磨き粉は研磨剤が含まれていないものを用意。
ぼくが使ってる「せっけん歯みがき」は研磨剤が含まれておらず、過剰な添加剤やミント成分もありません。
正直、市販の歯みがきは口の中がスースーしすぎて嫌いなんですよね。
この歯みがきはあまりスースーしないし、余計なものが入ってないので好き。
歯磨き粉は人と会う前の口臭対策にために使っています。
歯磨き粉をたまに使うだけにして3年ほど経ちますが、未だに37年の人生で虫歯は一本たりとも無し。
ぼくの人生経験からでも、「名医は虫歯を削らない」には共感することばかりです。
全然歯磨き粉は減らないので、これも1年に1回買い替えるくらいになってます。
最後に:消耗品やめた方がぶっちゃけ生活は楽になります
ここまで読んでいただきありがとうございます。
重ねてになりますが、消耗品はやめたり減らしたほうが楽だし、そっちのほうがいいことがああると感じました。
消耗品は、出費が増えるし、汚れるし、場所は取るしの三重苦。
紙類の使ったら捨てるだけっていうのは確かに便利だけど、それ以外で問題が多すぎ。
洗剤はやっぱり、使いすぎ厳禁。
便利だからって、デメリットから目をそらしちゃだめですね。
適度に使うことが大事だって、つくづく実感しています。
消耗品、ちゃんと適切に使っていきたいですね。
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