- 散歩をしていると飽きて長続きしない
- 飽きないで散歩をしている人が、どんな散歩しているのかを知りたい
こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。
ただ歩くだけの散歩に飽きた…なんてことはありませんか?
続けようと思っても、外に足が向かない。
歩いている途中で暇に感じ、帰りたくなる。
色々と飽きないように試してみたけど、やっぱり続かない。
そこで今回は、3年以上同じルートをほぼ毎日歩き続けるミニマリストが飽きない散歩のポイントについて紹介します。
飽きない方法は一般的に色々とありますが、ぼくの散歩はそれに当てはまりません。むしろ真逆と言ってもいいくらい。
普通の散歩では飽きてしまうという方は是非このまま読み進めていってください。
飽きない散歩のポイント11選
まず、ぼくがどんな散歩をしているのかを簡単に紹介します。
- 川沿いの土手を散歩
- 時間は30~90分
- 距離、歩くペースは不明(調べない)
- 散歩のタイミングは気分次第
- 持ち物はメモ帳と家の鍵のみ
これを3年以上ほぼ毎日続けています。ルートもほぼ同じ。
飽きない散歩についてですが、イメージはご飯です。
ご飯、味噌汁、漬物。毎日食べても飽きないご飯のような散歩。
つまり、何か特別なことをするのではなくむしろ逆。無味無臭のような、何の刺激も無い散歩こそが飽きない散歩です。だからこそ、同じルートの散歩を3年以上続けています。
散歩を終えた後はどんな散歩をしたのかなんてすぐに忘れ、散歩をした後の適度な疲れと頭のすっきり感だけが残る。
そんな散歩をするための各ポイントについて詳しく解説します。
景色は見ない
散歩中、周囲の景色はわざわざ見ません。
車や信号など、危険を避けるために最低限見ることはしますが、それだけです。
わざわざ見ると、覚えてしまいます。覚えると飽きます。どんな道を歩いているのかを見ることはせず、見てもすぐ忘れるくらいがいいです。
普段は眼鏡を掛けている近視のぼくですが、散歩中は景色がぼやけるように裸眼です。おかげで、景色を覚えることができずにいます。
人通りは避ける
人通りや信号、交差点はできるだけ避けましょう。
これらは注意散漫になる原因であり、ボーっとさせてくれません。
ボーっとできないということは常に意識を張っていなければならず、刺激を求める状態になります。この状態では『つまらない』と感じてしまいます。
飽きない散歩では、周りに注意しなくてもいい安全さが大切です。
何も聴かない
散歩中は、周囲の環境音だけが耳に届く状態にします。鳥の声、風の音、自動車のエンジン音、たまに救急車のサイレン…
音楽やラジオといった刺激は、飽きを生む要因になります。刺激は次第に慣れてしまい、物足りなくなってつまらなくなります。
音楽が無いから飽きるのではなく、音楽があるから飽きる。なので、何かを聴くことはしません。
聴く音楽選びで疲れてしまうこともあるので、なおさら音楽は避けます。
何かを考えない
散歩中は何も考えません。より正確に言うと、何かを考えようとしない。
歩き始めると、全身の血流量が増え、脳が活性化します。すると活性化した脳は勝手にあれこれ考えだします。その考えだしたことを止めることはせず、そのままにするんです。
わざわざ何かを考えようと思うことはせず、浮かんでくる思考に身を任せる。色々なことが勝手に頭を巡り、暇だと思うときは一時もありません。
散歩中はほぼボーっとしています。散歩瞑想と言ってもいいです。
帰りたくなったら帰る
散歩中、帰りたくなったら即Uターンして帰ります。
無理に長時間散歩して辛かったという記憶を作ると、次の散歩のときにその記憶がよみがえり、「散歩は辛い」という気持ちになってしまいます。
散歩に飽きるどころかイヤになってしまうので、帰りたくなったらすぐに帰ります。
アプリなどで記録しない
アプリや万歩計など、記録をするようなことはしません。
モチベーション維持に繋がればいいのかもしれませんが、ぼくには向いていませんでした。逆に、「1日1万歩歩かないといけない」などノルマになってしまい、モチベーション低下しました。
その他、何kmや何時間歩いたということも記録しません。
散歩したことを忘れる
散歩中、見たことや聞いたことは忘れるようにしています。
散歩ルートすら忘れることがあります。いつものルートにはショートカットする道もあるのですが、昨日ショートカットしたかどうかすら忘れてます。
覚えるから飽きます。忘れれば飽きません。
ただ、発信活動に使えそうなアイデアを思いついた時だけ、後で使えるようにとメモ帳にメモします。それ以外は一切メモもしないし、覚えもしません。
歩きたいとき歩く
歩くタイミングは決めていません。朝昼晩、いつでも歩きたくなったら歩きます。
昼が多いですが、朝に歩くことも夜に散歩することもあります。
散歩には義務感もノルマもいりません。歩こうと思った時だけ歩く。散歩したくないと思えば散歩しません。
目的を持たない
散歩中は、「何のために散歩するのか?」といったことは考えません。
散歩は散歩したいから散歩する。ただそれだけです。何のためにやるのかを考えてしまうと、そこにノルマや義務感が生まれ、辛くなります。
散歩はそれ自体が目的であり、手段ではない。健康だとか、気分転換とかといったことは、散歩を始めたら忘れます。
目的を忘れるから、心を楽に散歩ができます。
靴を妥協しない
散歩中、足の違和感は大敵です。
靴が足に合っていないと違和感を覚えてしまい、ボーっとできません。また、安くてクッション性が足りないと足裏に痛みを感じ、これもまた散歩に集中できない要因になります。
靴は値段で妥協せず、長時間歩いても疲れない、自分の足に合った物を買います。
最近はアシックスのウォーキングシューズを履いています。クッション性が良くて疲れにくく、つま先が広く足先に窮屈さが無いので快適です。
スマホは持たない
散歩に出かけるとき、スマホは置いていきます。
スマホは持っているだけで通知が来ていないかどうか気になり、気が散ってしまいます。これでは散歩に集中できず、注意散漫。飽きてしまいます。
また、スマホを持ち歩かないことでデジタルデトックスもできます。スマホだけでなく、余計なものは持ち歩かないのも大事です。
財布やカバンも持っていくことはしません。
最後に
飽きない散歩のポイントを紹介しました。
飽きないために大切なことは、何をするかではなく、なにをしないか。どんな刺激もいつかは慣れ、飽きに変わります。刺激頼りの方法では長続きしません。
ご飯、味噌汁、漬物。何の変哲もないメニューが一番飽きないように、何の変哲もない散歩が一番飽きない散歩だったりします。
散歩は健康には不可欠。歴史の偉人たちも揃って散歩の有用性を語っています。運動は歳をとるとやりづらくなりますが、散歩は何歳になろうとできます。
上のポイントを気に掛けてみて、飽きない散歩を始めてみてください。
散歩以外の健康法を実践したい方に
散歩以外にも、健康になるために実践していることを以下の記事で紹介しています。是非参考にしてみてください。