【未練たらたらの男の末路】元カノへの未練を断ち切った男は何をしたか?

未練を断ち切る
本記事がオススメな人
  • 元カノへの未練が断ち切れない
  • 本当に未練を断ち切った人の話が見たい
せい

こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。

ぼくが30歳の時、初めて彼女ができました。舞い上がり、毎日がハッピーだったあの頃。

そのわずか数か月後には別れを切り出され、一気に絶望の淵に。元カノへの未練はなかなか断ち切れず、気付けば2年も過ぎていました。しかし、それでも紆余曲折の末、未練を断ち切ることに成功。

そこで本記事では、長年の元カノへの未練をどうやって断ち切ったのかを実体験をもとに紹介します。

恋人にフラれ、なかなか未練が断ち切れないという方は参考にしてみてください。

本記事は実体験に基づくため、ショッキングなことや憤りを覚える内容が含まれます。当時のぼくの心情をありのままに記載しているため、その点を含めてお読みください。

まず始めに、元カノへの未練を断ち切った瞬間から紹介します。

元カノへの未練を断ち切った瞬間

未練を断ち切れた瞬間は、元カノがぼくを好きになることは絶対ないと理解したときでした。

フラれた時点でそう思わないのか?と思われそうですが、当時はまだそう思っていませんでした。好きだった当時は、

せい

きっと何かしら事情があって今は気持ちが離れてるだけだ。これから頑張れば、きっとまた恋人に戻れるはずだ。

と、一切諦める気持ちはなく、元カノはまた自分を好きになってくれると信じ切っていました。

その後は復縁のための本を読み始め、復縁するためにはどうしたらいいかを試行錯誤していく期間に移りします。しかしこれが実を結ぶことはなく、その瞬間が訪れることになります。

未練を断ち切った瞬間はどんなとき?

未練を断ち切った瞬間は、警察沙汰になったときでした。

復縁のためのぼくの行動はストーカー行為と相手に判断され、警察に通報されました。そこで、接近禁止命令と以後接触しないことを誓う誓約書を書くことになります。

その帰り道、ぼくは深い絶望と憤り、そして解放感という複雑な感情に襲われました。

これ以後、ぼくは元カノへの未練は無くなり、命令通り接触することもしていません。未練の無くなったぼくの中では、元カノの存在は元カノであったこと以外に何もなく、完全に赤の他人になりました。

せい

未練が無いので、元カノの近況が気になる…ということもないです。今どうしているのかは、一切知りません。

通報されて思い知らされた事実

通報されるまで、ずっとまた好きになってくれるはず…そう思い続けていました。

しかし、実際は通報されるという現実。その現実が、ぼくに元カノはもうぼくを好きになることはないということを教えてくれました。それがきっかけで未練は無くなっています。

せい

未練を断ち切った、というより断ち切らされたというほうが正しいかもしれません。

しかし、我ながらこの未練の在り方について後々疑問を抱きます。一体ぼくが抱えていた未練とはなんだったのか。結論だけ見ると、未練の中身にはぼくが好きだったかどうかということは含まれていません。好きだから未練が残っていたとは言い難い。

そこで次からは、ぼくが抱えていた未練の中身について考察していきます。

抱えていた未練は何だったのか

まず結論として、ぼくが抱えていた未練は『相手がぼくをまた好きになってくれるはずだ』という期待でした。

未練を抱えていたときは、相手の行動の節々に自分を好きになるかも?という期待を見ていました。LINEの返信をくれたり、挨拶を返してくれたり…そんな些細なことすら自分への好意と結びつけようとしていました。

せい

今振り返ると、ただただ異常。認知障害を起こしていたとしか思えません。

つまり、相手のことが好きかどうかは関係なかったわけです。今思うと、未練を抱えていたときに相手のことが好きだったのかどうか、はっきりと言えません。好きではなく、ただ執着していただけに思えてきます。

その執着の理由は、元カノはぼくにとって初めての彼女だったことが原因だったと思います。

30過ぎて初の彼女だった

初めて彼女ができるまで、一切女性との交友関係はありませんでした。

そんな状況ですから、次を期待するという考えは浮かんできません。「この女性を逃せばもう次は無い」という恐怖が当時のぼくを支配していたんだと思います。

だから、度を越した未練が生まれた。もはや自分が本当に好きかどうかなど関係ない。ただ、逃したくないという一心。

ぼくの抱えていた未練の裏には、もう次に自分を好きになってくれる女性はいないという恐怖が隠れていました。それが執着となり、未練を後押ししていたんだと思います。

ここまでぼくの未練について見てきました。次はその未練の捨て方について見ていきます。

未練の捨て方

実際にぼくが未練を捨てるに至ったのは通報されたのがきっかけです。とはいえそんな方法はオススメしません。未練の中身はこれまで見てきたので、その中身に対応した方法を紹介します。

その方法は2つ。

  • 本気で再アタックをする
  • 相手の嫌な点を思い返す

それぞれの方法について解説します。

本気で再アタックをする

未練を断ち切りたいなら、本気でたった1回だけ、再アタックをしましょう。

未練の中身は、また相手が好きになってくれるはずという期待だと述べました。そこで、本気の再アタックを仕掛けることで、その期待を自ら打ち壊すというものです。

でも、そんな焦らずに時間を置いてからすれば、もしかしたら復縁できるかも…

確かに復縁を目指すならそんな方法もあります。しかしこの記事で紹介するのはあくまでも未練の断ち切り方。未練を断ち切りたいなら、今すぐもう一度再アタックをし、玉砕することです。

せい

どうしたってこの女性は自分に振り向く気が無い…そう確信するまで粘ることです。世間体など一切気にせず、自分のためにアタックしてください。

本気で再アタックをしなかったぼくの後悔

ぼくは再アタックをしませんでした。いや、アタックはしていましたが、明確に拒否されるのを怖がり、恐る恐るといった感じ。

フラれたときにも、本当は別れたくなかった。しかし、そこでごねて女々しい男と思われることを恐れ、別れることを受け入れました。けれど、「友達からやり直したい」と諦めることはできずにいます。

もし、別れを切りだされたときに女々しいとか気にせず、本気で向き合っていたらあんなことにはならなかったのかもしれないと、後悔しています。未練はありませんが、その後悔だけはあります。

本気で向き合うことから逃げたツケが、通報という形で回ってきた。そう考えています。

相手の嫌な点を思い返す

未練を断ち切った瞬間がきた…とはいえ、そんなあっさりと無くなったわけではありませんでした。そこから、徐々に未練が無くなっていっています。

その時に有効だったのは、相手の嫌な点を思い返すことでした。「恋は人を盲目にする」とはその時に実感しています。恋が終わると、相手の嫌な点が見えてきました。

未練を断ち切るためには、相手の良かった点よりも、悪かった点を思い浮かべてみてください。ある程度付き合えば大小少なからず嫌な点があるものです。

その嫌な点は、本当に許容できるものでしょうか。真剣に考えてみてください。ぼくの場合は、未練が残っていたときに聞こえてきた元カノの悪評を思い返しました。

元カノの悪評が聞こえてきた

別れてからしばらくすると、周囲の人からはそれとなく元カノの悪評が聞こえてくるようになりました。

ぼくと元カノの出会いは会社でした。いわゆる社内恋愛。付き合っていたことも別れたことも社内にはバレていました。とはいえ、恋愛関係で仕事に支障をきたすことはありません。

そんな元カノの悪評が、同僚の女性社員や男性社員からもちらほら聞こえてきました。付き合ってた時はぼくに気にして話題にしなかったようですが、別れてからは遠慮しなくなったようで、ぽつぽつと。

せい

「なんでせいさんがあんな子と付き合ったのか、不思議でしょうがない」と後輩に言われた時にはさすがにショックでしたね。

まだ未練たらたらなときはそれでも復縁したい…と思っていましたが、一度未練が断ち切られるとその時の悪評が一気に効いてきました。「なんでぼくはあんな女性と付き合いたいと思っていたのか」と思うほどに。

別れて正解だった

今ぼくに一切未練が無いのは、もう一度付き合いたいと欠片も思っていないことです。いや、むしろ付き合いたくないとすら思ってます。

悪評の内容について言及は避けますが、一言で言うと「人としておかしい」になります。ですから、今では別れてくれて有難いとすら思ってます。もしあのまま付き合っていたら…そんな未来を想像するとゾッとします。

せい

ぼくの感じた嫌な点を一つ挙げると、お土産と称して箱詰め菓子の個包装一個だけを渡された時があります。貰った時はうれしかったですが、今思うと恋人相手にそれだけか?と憤りすら感じます。

ここまで未練の断ち切り方を見てきました。

未練で執着しながら、別れてくれて良かったと思っているぼくは自分勝手です。まともじゃない。そういう意味では、まともじゃない同士でお似合いだったのかもしれません。

もちろん、ぼくも一般的な方法で未練を断ち切ろうとしたこともあります。しかし、結局どれも成功しませんでした。次からは、どの方法でどんな風に失敗したかを紹介します。

失敗した未練の断ち切り方

未練を断ち切るために挑戦し、失敗した方法は以下の通りです。

  • 時間が解決する
  • 新しい恋
  • 自分を磨く
  • 距離を置く

それぞれ失敗した理由を解説します。

時間が解決する

放っておけば時間が解決する…そう思って、結局2年経っても解決しませんでした。忘れようとしても、ふとした瞬間に思い出してしまいました。

時間で忘れることができない人には向かない方法です。

新しい恋

新しい恋を始めることもできませんでした。

そもそも、好きな人がいるのに新しい恋人を探すということを不誠実と考えてしまい、うまくいきませんでした。街コンや出会い系アプリを始めましたが、「自分を好きになる人などいない…」とも頭がよぎり、どれも失敗で終わっています。

自分を磨く

自分を磨いたり、趣味に没頭して忘れていくという方法も失敗しました。

「自分を磨く」は復縁の方法でもあるため、意識が復縁に向いてしまい、うまくいきませんでした。

せい

自分磨きとしてミニマリストとしての活動を本格的に始めたのもこの時期。フラれたことがきっかけです。しかし、ミニマリストとして未練を捨てることはできませんでした。

距離を置く

距離を置くという方法もありましたが、こちらも失敗。LINEのやりとりを半年封印したこともありますが、未練を断ち切ることはできないままでした。

結局、時間が解決すると同様、次第に元カノを意識しなくなればいいのですが、そうはなりませんでした。

ぼくには未練を断ち切る方法として、時間や距離を置く、自分磨きなどで自然と忘れていくような方法は向いていませんでした。

すべきなのは自分の未練と向き合うこと。自分が何に未練を感じているのかを深掘りすることだと思います。そうしなければ、新しい恋が始まったとしても、未練は残ったまま。その状態では新しい恋もうまくいかないかもしれません。

最後に

元カノの未練の断ち切り方について、ぼくの実例を交えて紹介しました。

なかなか未練を断ち切ることができない、元カノのことを忘れることができない…そう悩む方は、おそらく忘れる方法は向いていないと思います。

未練について、新しい恋人を見つけたとしても元カノの未練は残ったままなのも珍しくありません。

せい

ヤフー知恵袋を覗くと、元カノに未練を抱えたままの彼に悩む今カノの悩み相談が多くてびっくりしました。

新しい恋人を探すにしても、復縁を目指すにしても、一度未練は断ち切ったほうがいいと思います。未練を抱えている状態は非常に視野が狭く、周りが見えていない。自分についてすら、正しく認知できていません。

そんな状態では、きちんとしたお付き合いのできる相手を見つけることも難しいでしょう。

相手のために、そして何より自分のために、まずは未練を断ち切ることから始めることをオススメします。

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ABOUT US
せい
将来の隠居を目指すミニマリスト。 生活の必需品や食事、支出を減らすために日々取り組み、その成果を当ブログにて発信していきます。