自分の気持ちを守ることとわがままは何が違う?自分を優先することの大切さを解説

本記事がオススメな人
  • わがままと呼ばれるのが怖くて、自分の意見をだせずに辛い気持ちになっている人
せい

こんにちは、せい(@aodama_s)です。自分の気持ち最優先のミニマリストです。

自分の気持ちを後回しにして辛い思いをしていませんか?

他人の意見や考えばかリ優先してしまい、自分の意見はひっこめてしまう。

そのせいで、心にモヤモヤしたものが生まれてくる。

自分の意見を出すと「それはわがままだ」と言われそうで怖い。

「みんながそれでいいならいいよ」

そうやって、自分の気持ちを無視していませんか?

ぜひ、自分の気持ちを守ってあげてください。

昔はぼくも、自分を守ることとわがままを混同していました。

わがままと言われることを怖がり、自分の意見を出さずに言う通りだけにしていました。

でも、ミニマリストになってわかったんです。

  • 自分の気持ちを優先し、守ることはとても大事
  • 自分を守ることとわがままは別物
  • 自分を守ることとわがままを混同させる犯人がいる

そこで本記事では、

  • 自分の気持ちを守るとは
  • わがままとは
  • 自分を守ることとわがままの違い
  • 自分を守ることとわがままを混同させる犯人

について解説します。

ミニマリストは、必要最小限で生きる人たちのコトです。

この【必要最小限】は一人一人違います。

自分にとって必要なのは何なのかを考えなくてはならず、自分の気持ちを守らなくてはいけません。

他人の気持ちに流されると失敗してしまいます。

ミニマリストになることで、ぼくは自分の気持ちを守れるようになりました。そして、自分の気持ちを守ることの大事さも学べたんです。

自分の気持ちを守れない…そう悩む方に、しっかり自分を守れるようになっていただければと思います。

記事の結論

自分の気持ちを守るとわがままの違いは、

【自分の気持ちに周囲を同調させようとするかどうか】

はやく違いを詳しく知りたい方はこちら↓

自分の気持ちを守るとは?

自分の気持ち・意見を守ることは何も悪いことじゃない

自分の気持ちを守るということは、

自分の気持ちを無かったことにしない

ということです。

  • 他人がどんなに客観的に正しいと思える意見をもっていたとしても、自分の意見が間違いだとして無かったことにしない
  • 自分が感じた悲しい・イヤだという気持ちを無視しない

それが自分の気持ちを守るということです。

自分の気持ちを守る具体的な例

では実際に自分の気持ちを守るとはどういうことか。

具体的な例で解説します。

飲み会に自分の意思で参加しない

気乗りしない、参加してもイヤな思いをするだけの飲み会には参加しない。

自分の気持ちが「参加したくない」と訴えているのなら、それを守ることです。

参加しないことに非難が飛ぶかもしれませんが、それに負けずに欠席。

これがわがままではないことについては、後述します。

せい

参加しないという人の気持ちを尊重できないのなら、そちらのほうが問題です。

流行の品より自分が好きな物を優先

自分の気持ちというと、様々なものがあります。

【好き】もその中の一つ。

今はAと呼ばれるものが流行っていたとしても、好きなのがBならBを選ぶ。

これも自分の気持ちを守るということです。

自分の好きな物を選んでこそ心は満たされる

流行を選んだとしても、自分の心を満たすことにはなりません。

職場のシフトを確認もせずに勝手に変えられたら抗議する

職場のシフトが、あなたの確認も無く勝手に変更されていたら?

それに対し、変更されたシフトの良し悪し関係なく抗議することです。

重要なのはあなたに確認したかどうか

シフトの内容に問題が無かったとしても、あなたの意思を無視していいことにはありません。

たとえ同意すると分かっていても確認すること。

あなたの意思を勝手に決められたことについて抗議するのが、自分の気持ちを守るということです。

不快だったり悲しい気持ちになったときに相手に伝える

相手の言動によって、不快だったり悲しい気持ちが湧いてきたら、それを相手に伝えます。

せい

あなたの言動にぼくは傷つきました…と伝えましょう。

不快だったり悲しいといったネガティブな感情を表現することは、苦手だという人も多いかと思います。

しかし、そういった気持ちを無かったことにしても、あなたの心の奥底にはしっかりと残ります。

伝えることであなたは自分の気持ちを受け入れられますし、相手は自分の言動があなたを傷つけたことに気付くことにもなります。

せい

自分の言動が相手を傷つけた・・・ということに気付かない人は少なくないんですよ。

このように自分の気持ちを守るとは、

  • 自分の気持ちを相手に伝える
  • 自分の気持ちを自分自身が無視しない
  • 自分と周囲が違うことを恐れない

ということです。

わがままとは?

わがままとはどういうこと?

自分の気持ちを守ることに対し、わがままとはどういうことなのか。

わがままとは、

自分の気持ちを他人に同調させること

だと考えます。

具体的にはどういうことなのかを、例を出して解説します。

わがまなの具体的な例:わがままとはこういうことです

飲み会に参加したくないから飲み会自体無くす

飲み会に参加したくない。

だからといって、飲み会自体無くそうとするのがわがままな人です。

飲み会の不要論をこんこんと説き、会社から飲み会を無くそうとする。

飲み会に参加したい人の意見を無視。

飲み会はイヤなものだという意識を全員に同調させようとする

自分だけ参加しないでは済ませられないのが、わがままな人です。

相手に要望ではなく命令してくる

わがまま人は、要望ではなく命令を人にします。

稀にお願いという形もあります。しかし形は要望でも、相手が受け入れてくれないと不機嫌になるので、実質命令と変わりません。

わがままな人は自分の思い通りでないと気が済みません。

それが、相手にも影響がある事柄であったとしてもです。

わがままな人は周囲の人を自分の都合で振り回してきます。

なので、周囲の人は疲れやすくなり、次第と離れていきます。

このようにわがままとは、

  • 周囲を自分の思い通りにしたい

ということです。

ではここまでを踏まえて、自分を守ることとわがままの違いについての解説に進みます。

自分を守ることとわがままの違いとは?

自分を守ることとわがままの違いとは、

【自分の気持ちに周囲を同調させようとするかどうか】

これだけではピンとこないかとも思いますので、具体的な例を挙げて解説します。

例:飲み会の二次会でラーメン屋に行こうとなったとき

あなたは飲み会に参加しました。

そして二次会でラーメン屋に行こうという流れになりましたが、実はあなたはラーメンが苦手です。

ほとんど食べることができず、食べに行っても残してしまうでしょう。

さて、ここで自分を守る人とわがままな人では、どう振る舞いが変わるでしょうか。

自分を守る人は自分優先で参加を見送りつつ、みんなには行ってきてもらう

自分を守る人は、

「私はラーメンが苦手なので、二次会の参加はやめておきますね。みなさんは楽しんできてください」

と、自分の気持ちを伝えて参加を見送ります。

そして、他の人たちはそのままラーメン屋に行ってくださいと、自分に気遣わなくていいと伝えることもポイント。

自分と他の人が違う行動をとることができる。

それが自分を守る人です。

わがままな人はみんなもラーメンを食べないように強要してくる

わがままな人は、

「私はラーメンが食べられないからいやだ。他の店にしてください」

と、自分の気持ちを伝えるまでは同じです。しかし、その後自分のために周囲までラーメンを食べないことを強要させてきます。

このように、自分の気持ちに周囲を巻き込み、同調させるのがわがままな人です。

他の人の中にはラーメンが好きな人もいるでしょうし、今から違う店を探すのが面倒だと思う人もいます。

周囲の人たちの気持ちは無視。

このような振る舞いをすれば、次から呼ばれなくなってしまうかもしれません。

おまけ:自分を守れない人は無理に参加して雰囲気を悪くする

ここで、自分を守る人じゃない、わがままな人でもない、自分を守れない人だとどういう行動をとってしまうかを見ていきましょう。

自分を守れない人は、

「分かりました、私も参加します」

と、苦手なのに無理に参加してしまいます。

そしていざラーメン屋で食べ始めても苦手で食べ切ることができない。

周囲からは

「苦手なら無理しなくてよかったのに」

などと言われ、気を遣わせてしまい、場の空気もなんとなく盛り下げてしまう。

自分を守れないことは、自分のみならず周囲にまで悪影響を及ぼす可能性もあります。

このように、自分を守ることは自分だけでなく周囲への配慮にもつながります。

わがままであることや、自分を守れないことは周囲への悪影響になるかも。

しかし、中にはこの自分を守る行動をわがままと混同させる人がいます。

そのせいで自分を守ることができず、人の意見に流されてしまう人もいる。

どうして混同する人がいるのか。それについて次から解説します。

自分を守ることとわがままを混同する犯人とは?

わがまま扱いする犯人はわがままな人です

自分を守る人をわがままだという人。

実はその人自身がわがままな人です。

わがままな人は、他人を自分に同調させようとします。

しかし、自分を守る人は、そのようなわがままな人とは同調しません。

そこでどうするか。それが、

同調しない人をわがまま扱いして批判し、自分に同調させようとする

という方法です。

わがままな人が他人をわがまま呼ばわりするのは納得いかないと思います。

しかしこれが分かれば、他人にわがまま扱いされたとしても怖がることはありません。

どうしてわがままな人は他人を同調させようとするのか?

同調させようとするのは、精神的に幼稚であるためです。

幼稚であると、他人と自分との境界があいまい。

本来、成長とともに自分と他人が違う存在であることを認識できるようになるのですが、そうならない人もいます。

そのため、自分と他人は同じであるという考えを持っている。

精神的に幼稚なため、自分と他人が違うということを受け入れられない

受け入れられない結果が、他人を自分と同じにさせようとします。

自分を守れるようになるにはどうしたらいい?

では、そんな自分を守れるようになるにはどうしたらいいのか。

そこでオススメなのが、

ミニマリストになること

です。

最初にすることは自分の気持ちを知ることから

まず一番大事であり、最初にしたほうがいいことは、

自分がどんな気持ちを持っているのか

を知ることです。

  • 何が好きか
  • 何が嫌いか
  • 何が苦手か
  • 何が楽しいか

自分が何が好きで、何が嫌いか。すぐに言うことができますか?

せい

自分の気持ちを無視していたときは、何が好きなのか分からなくなっていました・・・

自分の気持ちを後回しにして守らないできた人は、自分の意見を出すことを抑えてきました。そのため、自分の気持ちが分からなくなってしまっています。

だから、最初にすることは自分の気持ちを知ること。

ミニマリストは物を捨てる人です。

物を捨てる行動を通して、自分の好き嫌いなどの気持ちを知っていきます。

自分の気持ちを知ったら、次はそれを守る技術を磨く

自分がどんな好き嫌いなどの気持ちを持っているのか知ることができた。

次はそれを守ることです。

守るということは、自分の気持ちを尊重し、無視しない。

ここで活きてくるのが、捨てた経験です。

自分の好き嫌いにしたがって物を捨てることで、生活はより良くなっていきます。

この、

自分の気持ちを優先したほうが生活はより良くなっていく

という経験を通して、自分の気持ちを尊重することの大切さが見えてきます。

ぜひ、ミニマリストになって自分を守れる人になっていただきたいと思います。

最後に:自分の気持ちを守り、周囲に流されないようにしよう

自分を守ることと、わがままについて見てきました。

まとめます。

まとめ
  • 自分を守ることとわがままは違うもの
  • 自分を守ることとわがままの違いは、他人を同調させようとするか
  • 自分を守るとは、自分の気持ちを尊重し、無視しない
  • わがままとは、他人の気持ちを尊重せず、無視する
  • 自分を守ることは、周囲の人間関係にもよい影響を与える
  • 自分を守れるようになるには、ミニマリストになることがオススメ

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