【汚部屋時代を振り返る】物が多ければ多いほど損する理由

本記事がオススメな人
  • 部屋に物が多いけど、なかなか減らすことができなくて悩んでいる
せい

こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。

物が増えるほど損も増える、悪夢の比例が存在することを知っていますか?

かつてのぼくの部屋は物が大量にある汚部屋でした。以下の写真は当時の部屋です。

昔の汚部屋

ゴミ袋はあっちこっちにあるし、座椅子に座布団はヘタってる。ゴミ箱は2つもあるし、棚には何があるのか分からない。敷いてるマットなんて、歩くだけでホコリが舞うほどでした。

恋人はいないし、友人は片手で数えるほど。部屋に人を呼ぶなんて機会は無かったから、こんな部屋でも困ることは無かったです。だから正直、死ぬまでこんな部屋でいいと本気で思ってました。

でも、天の気まぐれか、そんなぼくに恋人ができたんですね。そうしたらもうね、「こんな部屋じゃやばいじゃん!」ってなるわけです。こんな部屋に恋人呼んでいちゃいちゃできるかって、無理に決まってます。

それから一念発起して、ミニマリストになると決意。それから今はこんなにスッキリさせました。

今のすっきりとした部屋

ここまで部屋が変わって分かったのは、物が多い部屋はめちゃくちゃ損をしていたこと。しかもそれを全然自覚してなかったんですよね。汚部屋時代は貯金0でしたけど、解消してからは貯金どころか投資までできるようになりました。

物を減らすと、こんなにも得するものなんだなって強く実感しましたよ。

とにかく言いたいのは、物が多いと損をしていて、お金なんて貯まらないってこと。

そこで本記事では、物が多いことで起きる問題と、それがどんな損を生むのかを紹介します。物が多いことのヤバさが分かれば、自然と「減らさなきゃ!」って思えるようになるはずです。

では早速、物が多いことによる問題を見ていきましょう。

物が多いことの問題

物が多いことで起きる問題は以下の通りです。

  1. 物が増える
  2. 忘れ物が多い
  3. 物を大事にしない
  4. 物を使わない
  5. 部屋が狭くなる
  6. 物を無くす
  7. ケガをする

物が増える

物が多ければ多いほど、物は増えやすくなります。物が多いと以下の状況になるからです。

  • 多すぎて持っていることを忘れる
  • 減ることに不安を感じる

無かったと思って買った洗剤の予備がまだあった、なんてことは日常茶飯事。同じ物をダブって買ったことは数知れずです。

せい

昔、あるアニメDVDを通販で予約していたことを忘れて店頭で買い、その翌日に予約していた分が届いたなんてことがあります。

また、物が多いほど減ってしまうことに不安を感じやすかったです。だからどんどん買い足してしまう。ティッシュやトイレットペーパーはもちろん、部屋の芳香剤が1年分ストックがある状態になってしまっていることもよくありました。

一つでも在庫が減ると途端に不安に感じ、減った分以上に買い足して安心を得ようとしていました。物が多ければ多いほど、減ったときの不安感は大きくなっていたんです。

そのように買い足せば当然お金は無くなります。物が多いほど物は増え、お金は減る。物が多い部屋ほど、貯金はできないわけですね

忘れ物が多い

物が多いときは、物の多さに安心感を覚えます。しかしそれは、物が少ないことに不安を覚えるということでもありました。

特に出掛けるときには考えうる限りの不安を取り除こうと、あれやこれやと持っていこうとします。晴れの日でも折り畳み傘はもちろん、筆記用具や通帳、ケガした時の絆創膏。

ちょっと偏見な言い方になりますが、男だけど女性のバッグ並に物を詰め込んだカバンを常に持ち歩いていました。手ぶらで出掛けるなんて考えた事すらありません。

しかし、あれもこれも入れすぎて、本当に必要なものを入れ忘れるのがしょっちゅうでした。カバンにはいっぱい入っているのに、忘れ物があるのが当たり前だったんです。

せい

仕事に行くのに、作業着を忘れることがよくありました。そのたびに家に取りに帰ることも…。遅刻しないようにと焦りましたね。

忘れ物が多いからと、あっちこっちに物を買って置くのが当たり前でした。カバンから出さなくてもいいように、部屋に同じ物を一式買いそろえて置くし、会社にも置く。そんなことをすれば、お金が貯まらなくて当然でしたね。

せい

中身が全く同じ筆箱を3つほど持っていましたね。「忘れるくらいならいっぱい持ってた方がいい」と、とにかく不安を抱えていました。

物を大事にしない

物が多いときほど、実は物を大事にしていませんでした。

壊れたらそのままにして、修理するわけでもなく押し入れや物置に放置。ペンをインク切れまで使い切った経験は無し。シャンプーは使っている途中で気に入らなくなったらそのまま放置して、中身が固まって使えなくなるなんてこともしょっちゅうでした。

物が多いときは使い切るという発想はなく、何でも新品で買い直せばいいという考えでした。それだけお金も無駄にしていましたね。

物を使わない

物が多いほど、未使用や未開封のままなのが多くありました。

1ページも開かずに本棚行きのマンガやラノベ。未開封のままのアニメDVD。買っても未プレイのままのゲーム。物が多いときほど、買うだけで満足していました。

物を買うとき、一番の楽しみは届くまででした。サイトの画面でどれを買おうかなと物色して、色々調べて、「よしこれを買おう!」ってクリック。あとはもう物が届いて、箱から出して手にした瞬間こそが、「来たぁぁぁ!」っていう絶頂。

…で、それでもう終わりなんですね。さっさと収納に仕舞ったり、部屋の隅に積み上げてハイ終了。ほんとにもう、買う事だけが目的でした。

だからどんどん買ってました。とにかく買う事それ自体が楽しみで、物自体はどうでもよかった。そうして、部屋の中には未使用・未開封品が溢れていきました。

物が多いときほど散財はひどく、クレジットカードの請求に頭を悩ませていました。

部屋が狭くなる

物が多いと、本来の収納場所に収まりきらず、収納ケースを買い足すというのが当たり前でした。

すると、部屋の中は収納ケースであふれていきます。収納ケースが増えれば増えるほど、部屋は狭くなっていきました。

壁一面に本棚を並べ、反対の壁には幅1mの4段スチールラックを設置して、そこにオタクグッズを所狭しと並べていました。おかげで部屋の中は座るか寝るスペースしかなく、歩く場所は一切無かったですね。

ヒドイ時は部屋の1/4が物置と化していました。押入れも埋め尽くして、それでもなお足りなくて物が溢れていましたね。結局、部屋の1/4を物置倉庫…つまり、家賃の1/4は物置のために払っている状態でした。

家賃って生活するための場に払うお金のはずなのに、まるでレンタル倉庫を借りているみたいでしたね。いや、まだレンタル倉庫を借りたほうが安かったと思います。つまり、レンタル倉庫よりも高い物置にお金を払ってたわけですから、かなりの損ですね。

物を無くす

物が多いと、物を無くしやすいです。

より正確に言うと、物を見つけにくくなります。無くしたと思った物が、後から出てきたというのはよくある話ですね。

物が多いと、置き場所を覚えておくことができなくなります。戻そうとしても、「どこに置いてたんだっけ?」となるわけです。

元の場所に戻せないから、たまたま目についた場所に置いてしまうんですね。そして置いた場所も忘れて見つけられなくなり、無くしたと勘違いしてしまいます。

物が多い部屋では物を探すために多くの時間を消費します。そして見つけられず、新しく物を買う。お金も消費します。

ケガをする

物が多い部屋は、ケガをするリスクが盛り沢山です。

床にあふれた物は、踏んづけて転ぶリスクがあります。硬くて小さい物なら足に刺さるかもしれません。

収納ケースや棚も問題です。あちこち置かれた収納ケースは人の動線の邪魔になります。足を引っ掛けて転ぶリスクがあるので、避けて歩くという面倒ごとに。地震の際に倒れて下敷きになるかもしれません。

ただ物が多いだけの部屋にいるはずなのに、安全に歩ける場所を探さなければいけない状況でした。まるで落とし穴のトラップが設置されているかのように。

ケガをすれば治療費がかかります。痛い思いをしますし、物が壊れて買い直すこともある。良いことは何一つないですね。

せい

物が多い部屋にいたときは、『地震が起きたらこの部屋で死ぬかも』なんて思ったこともあります。

ここまで物が多いことで起きる問題を見てきました。

物が多い部屋に住んでいたときは、これらの問題に無自覚でした。しかし物を減らした部屋で生活していくことで、それまでの部屋での生活に如何に問題が多かったかを再確認しました。

ここまで読んでくださったことで、物が多いことの問題を理解していただけだと思います。

次は物を減らす。そのために、ぼくはミニマリストになるという方法をオススメします。ミニマリストになって物を捨てる人になるというわけです。

次からは、その理由を解説します。

物を減らすならミニマリスト

ミニマリストになることをオススメするのは、覚悟を決めるためです。

人は肩書に影響されやすいです。肩書を得ることで、自分の行動を律することができます。

  • ミニマリストだから物を減らす
  • ミニマリストだから物を増やさない

〇〇だから~というのは強力に自分を制御します。ぼくがミニマリストを名乗るのも理由は同じです。

また、ミニマリストを名乗ることで同じミニマリストの方との交流を取ることもできます。何を捨てたらいいのか参考となる情報を得られますし、モチベーションアップにもつながります。

ぼくのXのフォロー先はこちらです。

ミニマリストになるための方法は以下の記事で紹介しています。

最後に

物が多いことには様々な問題があります。しかし厄介なのは、その問題のほとんどが自覚できないこと。なんとなくダメだと思いつつ、抜け出せない理由はそこにあります。

物が多いと、時間とお金を大量に消費してしまっている。貯金は出来ないし、いつも時間が無くて疲れてしまっている。

物を減らせば貯金は出来ますし、時間も十分に確保できます。疲れも溜まらないので、自分のやりたいことをやれるようになります。

せい

ぼくはミニマリストになって、まさに今やりたいことをやる人生を送っています♪

あなたもミニマリストになって自分の望む人生を送ってみませんか?

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