100均アイテムは買わない?|安くてすぐ壊れるからこその使い方があります

本記事がオススメな人
  • 初期投資に悩んで、趣味ややりたいことを始めるのに尻込みしてしまう人
せい

こんにちは、せい(@aodama_s)です。お気に入りの100均店はダイソーのミニマリストです。

100均の品物ってすぐ壊れそうで怖くありませんか?

安物買いの銭失いという言葉があります。

値段が安いものはすぐ壊れて使い物にならなくなり、結果的には損してしまう意味。

100円(プラス消費税)で買えますから、耐久性や機能性はどうしても劣ります。

とはいえ、安く買えるというのは魅力的で迷いますよね。

ぼくは100均の品物を【テスト】に利用してます。

最初に100均フックでお試し 次に無印フックを買った

例えば、お菓子作りを始めたいとなると、ボウルや泡立て器、耐熱容器などが欲しくなります。

まともに買うとそれなりの金額になりますが、100均ならかかる金額は1/3~1/5に抑えられる。

しかも、お菓子作りが合わなかったしてもやめることに罪悪感が少なく、損する金額も少ない。

お菓子作りにハマってから本番用の器具を買い揃えれば、「せっかく買ったのに…」と後悔することもありません。

そこで本記事では、ミニマリストのぼくがやってる100均アイテムとの付き合い方を紹介します。

安物だからダメだと排除するのではなく、安くてすぐ壊れることをあえて利用した付き合い方です。

高くて良いものを大事に長く使うために、あえて安物を使う。

そんなちょっと変わった100均アイテムの使い方を知ってみませんか?

ミニマリスト流100均アイテムとの使い方

100均アイテムですぐ始める、すぐやめる

100均アイテムは安くてすぐ壊れやすい。

それを利用して、新しく何かを始めたいときに活用してます。

今は100均アイテムは非常に多様なので、大抵のものが揃います。

せい

100均アイテムだけでキャンプもできますね。

安く買い揃えられるし、やめても損が少ない。

何か始めたいと思っても初期投資がかかると躊躇いますし、「続かなかったらどうしよう…」と初期投資すら回収できない不安も湧くでしょう。

100均アイテムを活用すれば、やりたいことをやるのにためらいが無くなる。自分の興味関心を失わずに済みます。

最初から良い物を揃えると後が大変

コード類はケースではなく100均の巾着袋で代用

しかし、100均アイテムを使わないとなると、スタートもやめるのも大変。

例えば自炊を始めたいとすれば、鍋や包丁、まな板なんかが必要です。

でもいざ始めてみたら、

  • サイズが大きすぎるor小さすぎる
  • 必要だと思って用意したら全然使わない
  • そもそも自炊が面倒になって続かない

といったことが起きます。

このとき、ホームセンターや通販で良い物を買い揃えてしまうと、

  • 自分に合うサイズに買い替える
  • 使わないから手放す
  • 自炊をやめる

といった選択肢が取りづらくなります。損したくないですからね。

そうなると、自炊をやめても捨てるのがもったいないから使わない物が並び、いつの間にか台所が物置みたいになることも。

さらにこういったことが続けば、新しく何かを始めるときのリスクばかりがちらつき、挑戦する意欲も失っていきます。

何かに挑戦する気持ちを失わないようにするために、スタートも終わりもハードルは低いに越したことはないでしょう。

継続できれば良い物に買い替える

もちろん、ずっと100均アイテムを使い続けるのかと言えばそうではありません。

あくまでも使うのはスタートのときだけ。

壊れたり、もっと継続したいと思ったら、機能が優れて耐久性もあるものに買い替えていきます。

また、買い替えのときには100均アイテムで分かったサイズ感や必要性などを考慮し、より自分に合ったアイテムを選ぶことができます。

やりたいと思った気持ちは熱しやすく冷めやすいからスピード感が大事

また、100均の便利な点は物選びに迷いづらいことです。

また例として自炊を挙げますが、鍋が欲しいとします。

100均なら鍋はサイズ違いくらいで、複数のメーカーが並んでることは稀。

迷いが少ないです。

しかしホームセンターではサイズ以外にも

  • 鍋の素材
  • 表面コーティングの違い
  • 片手鍋か両手鍋
  • 蓋の有無
  • 取っ手の取り外し

などなど迷う点がいっぱい。

これではいざ始めようと思っても気持ちが萎え、意欲は消えてしまいます。

やりたいと思った気持ちは熱しやすく、冷めやすいもの。

迷いを減らし、すぐに始めるという点でも100均は便利です。

事例:お菓子作り始めたけどやめました

ぼくは一時期、お菓子作りを趣味にしようと思って始めたことがあります。

もっとも、オーブンも持ってないので、最初に作ってたのはレアチーズケーキやゼリーなどでした。

それに必要なボウルや泡立て器、計量器具は100均で用意。

しかし、あっさりお菓子作りには飽きて、やめてしまいました。

せい

やる前はものすごくやる気あっても、実際やると「まぁこんなものか…」って感じで、すごくあっさりとやる気が無散しちゃいます・・・

もちろん、用意した調理器具は全部捨て。

もしこれが、しっかりオーブンを用意したり、有名ブランドの調理器具を買っていたら、その損失は数万円になっていたでしょう。

つくづく、100均アイテムだけで揃えて正解だったと思っています。

ここまで100均の便利な点を挙げてきました。

しかし、壊れたり捨てる前提で買ったり使うことに抵抗を感じる方もいるかと思います。

そこで次からは、そういったことへのぼくの考え方を紹介します。

捨てる前提はもったいないのでは?

物とは自分をより良くしていく存在であり、物のために遠慮するのは本末転倒

捨てるのはもったいないかどうか考える前に、物とはそもそも何なのかを振り返ります。

物の役割とは何でしょう?ぼくは物について、

物とは自分をより良くしていく存在である

と考えています。

例えば洗濯機の存在は、洗濯する苦労と時間を減らし、自分の労力と時間を自分が望むものにつぎ込むためのものだと考えます。

物を使うことで、自分はどうなっていくのか?

何かを成すには、物は必要です。

それは逆に言えば、

物を捨てることを恐れて買わないのは、自分のやりたいことを捨てるのと同じ。

物を捨てたくないからといって、必要なものを買わずに諦めるのは違うと思います。

壊れやすいと思えば辞めやすい

壁紙に貼れるシリコンフック 壁紙に穴をあけないのでオススメ

何かを始めるときに一番厄介なのは何だと思いますか?

それは、

一度始めたらやめてはならないという思い込みです。

「継続は力なり」という言葉がありますが、これが呪いのようになってしまっている気がします。

始めた以上はやめてはならない。

何事においても、「やめました」と言うことは憚られるような世の中に感じます。

ですが、使う物が安く、壊れやすいとなれば、やめることへの抵抗は減ります。

高価なものを買ってしまうと、損したくないからと無理に続けてしまう。でも、結局ストレスになってやめる。

かといって、物まで捨てるのはもったいないと倉庫に押し込み、いつしかパンパンになってしまうでしょう。

ですが100均アイテムなら、安いから物を捨てるのに罪悪感も少ない。

何かをやっていた残骸を部屋に残さず、スッキリした状態にできます。

それが出来るのが、100均の便利な点でしょう。

「良い物なら使わなくなったら売ればいい」という意見に対して

新しく何かを始めるのに100均の安物を使うことに、↓のような意見もあるかと思います。

どうせ捨てるなら良い物を買って、使い終わった後に売ったほうがいい。100均じゃ売れないけど、良いやつなら中古でも買い取ってくれる。

売れずにゴミになってしまうものより、売れるもののほうがエコだ。

確かにそんな考え方もあります。

それに対してのぼくの考え方を紹介します。

売れると限らない

中古で売ると言えば、中古ショップかメルカリなどがありますね。

まず、必ずしも売れるとは限りません。

有名ブランド物や新品に近い物ならともかく、そうでない場合は買取拒否される可能性もありますね。

メルカリに出品しても買い手がつかず、いつまでも部屋の隅に転がってしまうかもしれません。

思った通りの値段で売れない

高価な品だから、売れるときも高値で売れるはず…そう思ったら、1/10以下の値段で買い叩かれてしまったなんて思い出はありませんか?

有名ブランドや販売停止などの品でもない限りは、買った時の値段より安くなります。

物をゴミにしないのは確かに大事です。

ですが、かといって買値と売値の差額があまりに大きいとそれは損失です。

例えば、

  • 1,000円で買った物が、中古で500円で売れたとすると損失は500円
  • 100均で同じ物が買えれば捨てたとしても損失は100円

損失の差額400円をどう考えるか。

お金にさほど余裕があるわけでもないぼくは、この400円を失うくらいなら100円で済ませてゴミにするほうがマシと考えます。

エコは大事ですが、エコのために自分の財布を破産させるつもりはありません。

売るのだってタダじゃない

それに、売るのもただではできません。

メルカリなんかは、売る時に色々とコストがかかります。

  • 発送費用
  • 手数料
  • 振込手数料
  • 梱包費用

これらを売上から差し引かれるので、大量に売ったのに全然お金が残ってないなんてことも。

まして、取引や発送の手間もあり、余計に「せっかく売ったのになんにもならなかった」なんて徒労感になることもあります。

中古ショップにしても、ショップに行くまでの手間があり、タダとはいきません。

こういった事情を踏まえて、何かを始めるときにはできるだけ100均アイテムを活用しています。

【始めやすく終わりやすく】の精神を持つことで、何事にも挑戦する心が維持しやすいと思います。

最後に:100均アイテムは上手に使ってやりたいことを始めよう

100均アイテムの使い方について、ぼく流の方法を紹介しました。

ぼくは現代について、本当に何かを始めやすい環境になったなと感じます。

昔なら、何か商売を始めるために土地を買い、店舗を建て、商品を作って…でした。

今はパソコン一台で商売を始められます。

商売の規模も、小さいことから始められるようになりました。

100均アイテムもその一つで、何かを始めたいとき、手軽に取り組めるようになりました。

安かろう悪かろうを逆手にとって、うまく活用してみませんか?

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