- 職場の恩着せがましい人をどうにかしたい人
こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。
職場で恩着せがましい人に困っていませんか?
一見親切なようでいて、後々何かにつけて自分が親切にしたことをアピールしたり、要らないお節介を押し付けてくる面倒くさい人がいます。
本記事では、そういった恩着せがましい人にどう対処したらいいのかを解説します。
合わせて恩着せがましい人がどんな人なのかも解説していきます。恩着せがましい人のことを理解することで対処もやりやすくなりますので、是非最後まで読んでいってください。
まず最初に、恩着せがましい人への対処法を簡単に紹介します。
- 必要最低限のお礼で流す
- 不要な手伝いは断る
- 誘いを断る
- 無茶な手伝いを頼む
なぜこのような対処になるのか。
そのためにまずは恩着せがましい人がどんな人なのかを見ていきます。
恩着せがましい人の特徴
恩着せがましい人には、それぞれ特徴があります。その特徴を見ていきましょう。
感謝の要求
困っているわけでもないのに、横からきて「手伝うよ」と勝手に言ってくる。
そしてそれが終わると、「私が手伝ったから早く終わったね」とわざとらしく言い、自分はお礼を言われるべきであると暗に主張してくる。
そんなことをするのが恩着せがましい人にはよく見られます。
こちらとしては、勝手に手伝いに来ておいて感謝を要求されるのだからいい気分はしません。
恩着せがましい人は、相手が困っているかどうかは関係ありません。自分が感謝される状況を作ることしか考えていません。
自分が手を差し込む隙があればすぐさま差し込み、手伝った自分は感謝されるべきと考える。それが恩着せがましい人です。
気遣いアピールがすごい
恩着せがましい人は、如何に自分が気遣いできるかのアピールも欠かしません。
前述の感謝の要求の後には、自分がどんな手伝いをしたのかを周囲にアピールします。それによって感謝されたことももちろん含めてです。
恩着せがましい人には、「〇〇してあげた」「〇〇してやった」といった言動が目立ちます。
そうやってアピールすることで、今度は周囲から賞賛をもらおうとします。
見られてるときしか仕事しない
恩着せがましい人は、人から見られてるところでしか仕事をしません。
誰も見ていなければ手抜き。それが恩着せがましい人のビジネススタイルです。
上役が見に来れば、さも自分が一番頑張っているかのように振る舞いだします。挙句には、「自分はこんなに頑張っているのに、周囲の奴らはサボっている」というアピールまで。
恩着せがましい人が周囲にいることは害に繋がることもあります。
小さいことを過剰に捉える
恩着せがましい人は、小さなことをさもものすごいことのように過剰に捉えがちです。
それは、恩を着させられた人にとっては迷惑であり、またそのことを聞かせられた人次第では恩着せがましい人の評価を誤ることになります。
評価を誤った人のパターンとしてよくあるのが、いわゆる『無能上司』です。
大したことをしていないのに、ものすごい成果を出したかのように上役に報告するので、それを真に受けた上役がその人を昇進させてしまうパターンです。
飲み会をよく開催する
恩着せがましい人は飲み会をよく開催しています。
飲み会を開催することで幹事という立場になり、それにより自分が感謝される場を作るためです。
当然その飲み会は、恩着せがましい人の独壇場です。如何に自分が他人のために頑張っているかをくどくどと話し続ける、地獄のような飲み会です。
能力が高くない
恩着せがましい人は、残念ながら能力が高くないことが多いです。
能力が高くないから大した成果を出せない。だから、小さなことをものすごいことのように誇大報告します。
ですので、恩着せがましい人が上司になると『無能上司』になりがちです。
上司として必要な能力は足りず、またそのために勉強するといった努力もしません。
当然、このような上司がいては部下のモチベーションが上がることはありません。
難しいことからは逃げる
恩着せがましい人は能力が高くないと先ほど述べました。
そのため、彼らは難しい仕事からは逃げる傾向にあります。
高い技術が要求されるもの、高度な知識が必要とされる仕事はやりたがりません。
そのような仕事や手伝いを頼むと、逆にあれこれ言い訳をして逃げていきます。
恩着せがましい人の対処法
このような恩着せがましい人が職場にいる場合、どのように対処したらいいのか。
それを今度は見ていきます。
必要最低限のお礼で流す
恩着せがましい人は感謝を求めています。それも心のこもった感謝を。
ですので、心のこもっていない必要最低限のお礼で済ませましょう。お礼を言ったら、すぐにその場を去ることです。
そうすると彼らは思ったような感謝を貰えず、不機嫌になります。
しかしその不機嫌さに罪悪感を持ってしまうと、彼らはまた調子に乗ってどうでもいいことで感謝を要求してきます。心を冷ややかにして、流すことを心がけましょう。
それを続ければ、彼らは「この人は感謝してくれない」と学習し、離れていきます。それまでの辛抱です。
不要な手伝いは断る
恩着せがましい人が手伝おうとしてきたとき、断ることも大事です。
「もうすぐ終わるから」などのように、手伝いはいらないと伝えましょう。
それでも手伝おうとしてきたときは、「〇〇さんが人手を欲しがってましたよ」などと別の人のところに向かうように差し向けるのも効果的です。
できれば差し向ける相手は、恩着せがましい人が普段避けてる人を指名するといいでしょう。
そのためには、日ごろから人間観察をして、誰と誰がよく関わっているのかを見ておくことも大事です。
誘いは断る
恩着せがましい人からの飲み会などの誘いは断りましょう。
彼らが開催する飲み会は、如何に自分が大変で頑張っているかをアピールするだけの場にすぎません。
参加しても一切良いことはありませんし、一度参加すればまた次も誘われます。
一度でも断れば、彼らの中で『断る人間』という部類にカテゴライズされるので、次から誘われる率がぐんと下がります。
無茶な手伝いを頼む
恩着せがましい人にとって、感謝されるためには助けが成功しなくてはなりません。
なので、彼らにその能力に見合わない手伝いを頼み、わざと断らせることで、彼らとの関係を疎遠にできます。
彼らはできないと悟るとすぐに言い訳をして逃げます。
「無茶な頼みごとをしてくる厄介者」と恩着せがましい人に思われることで、彼らとのかかわりを減らすことに繋がります。
恩着せがましい人は特定の人に執着しやすく、その反面、一度ダメだと思った相手には近づいてこなくなります。
最後に
恩着せがましい人について、特徴やその対処法を紹介しました。
恩着せがましい人に付きまとわられると、心はどんどんすり減っていきます。
相手が恩着せがましい人だと気付いたときには、毅然とした対応を心がけましょう。
「この人は感謝してくれない、助けてもいいことは無い」と相手から気付いてくれれば、勝手に離れていきます。
小さな親切大きなお世話という格言もありますように、親切を全て受け入れなければならないということはありません。
断るべきことは断り、恩着せがましい人とは適度な距離感を持ちましょう。