ついに部屋の観葉植物、それも大型が届いたので早速飾ってみた。
今回の記事では、『レチューザって何?』『無印の観葉植物って実際にどんなものなの?』の人へ向けて述べていく。
届いたとき
うむ、いい!
開封後の姿。到着時は縦長の段ボールひと箱に収められている。事前に無印ハヤシさんの動画を観た際には、鉢と植物本体が別になっていたが、レチューザの場合はセットされた状態で届けられる。なお、セットされた状態は非常に重く、開封する際はやむなく段ボールをカットして取り出した。
セメント鉢がいいという方は、下記動画を参考にしてみてほしい。
今回私が買ったのは『レチューザに植えたフィッカスナナ フロアサイズLL』。良品週間による10%OFFで購入したので、税込み配送料込みで\25,600だった。
少々お値段高めだが、その高さの訳がレチューザの鉢である。
実際のサイズ感
今回届いたレチューザの鉢のサイズは実測すると以下となっていた。
上部径35cm、下部24cm、高さ33cm。
そして、植物含めた全体のサイズは以下となった。
高さ100cm、外形35cm(レチューザの鉢より植物の外形はまだ狭かった)。
実際のサイズ感は、無印の食器用洗剤やLED持ち運びできるあかりと比較するとこんな感じ。
レチューザの鉢とは?
ではレチューザの鉢とは何かといえば、以下のように説明されている。
水やりの目安がひと目でわかります。水位計がついているので、水量を目で見て確認をすることができます。水やりのタイミングがわからない、という方におすすめです。
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/0280001006884
つまり、観葉植物初心者にオススメというわけだ。まだ植物そのものの状態や土の具合からの乾き具合から、いつ水やりをしていいか分からない私にはぴったりだ。初めての観葉植物だけに、水のあげすぎで根を腐らせることだけは避けたい。
レチューザの鉢の構造は以下となっている。
水を直接土にかけるのではなく、鉢の外から入れ、下に溜める。その下に溜まった水が、内側の鉢から給水され、土に届き、そして根が給水するという仕組みだ(ただし購入後最初の水やりでは土から給水するので注意)。
そして、この水を溜める際に、脇に付属している赤い棒の水位計がどのくらい溜まったのかを教えてくれる。だから、水のやりすぎかどうかを目で見て確認できるのだ。
そのほかにも、レチューザの鉢にはいろいろと便利な機能がある。
- 根がしっかりと呼吸
- 水質・土壌環境を改善
- においを抑える
- 重い鉢を持ち上げる必要がなくなる
と、本当に植物だけに注意したい、そのほかはよく分からないという初心者にはうってつけだ。
もっと詳しくレチューザの鉢について知りたい人は、レチューザに植えた観葉植物という説明ファイルがあるので、そちらを読んでみてほしい。
レチューザの鉢が届いてから最初にすること
レチューザの鉢が届いたら最初にすることがある。それは給水ではない。付いている水位計の動作確認だ。これは、輸送中の揺れ等により、水位計が正常に動かない可能性あるからだ。
水位計がしっかり動かないと、いくら水を入れても水が溜まってないと勘違いし、水のやりすぎによる根腐れを起こす危険がある。しっかりと行おう。
やり方はいたって簡単だ。
まずは水位計を取り外す。水位計は飛び出ている透明な管を持って真上に引き抜けば簡単に取れる。そして、それをそこそこ深いボウル等に張った水の中に入れるだけだ。
水に入れる前。この時点では、上の透明管にはまだ何もない。
そして入れるとこうなる。上の透明管の中に赤い棒が飛び出てきた。水位計が正常に動いている証拠だ。
もしここでいくら水に入れても赤い棒が出てこない場合は、中で引っ掛かって可能性がある。水位計はシンプルな作りで簡単に分解できるので、調整しよう。
さて、これで水位計の動作確認は済んだ。次はいよいよ水やりだ。
最初の水遣り
この最初の水遣りは、レチューザの鉢としての本来の使い方とは異なり、通常の水遣りと同じとなる。つまり、土から直接水遣りをする。
これは、購入直後は植替えをしたばかりでまだ根がしっかり張っておらず、底面からの給水では根が水を吸えないためである。
この時、土からの水遣りでは勢いよくがぶがぶ水をあげてはいけない。「minimum」のラインを超えないようにゆっくりと水を上げていく。
今回私が最初の土からの水遣りをした際は、合計で1.5リットルほどを給水。これで水位計は動かないが、水位計の底面がわずかに濡れる程度になった。必要な水の量は土の乾き具合で変わるから、私のを真似ていきなり1.5リットルぶっこむことは絶対にしないように。
これで最初に行うべきことは終えた。
あとはこのままひと月置き、根がしっかり張るのを待ってから、給水口から水遣りができるようになる。
以降は、
MAXラインを越えないよう給水
→minimumラインになったら一週間待ち(ドライ期間)
→MAXラインを越えないよう給水
→minimumラインになったら一週間待ち(ドライ期間)
・・・を繰り返すだけである。
他には、今回購入した品種である「フィッカスナナ」について調べて、適切な手入れを施していく。
何故『フィッカスナナ』を選んだか?
最後に、何故私がフィッカスナナを選んだのかを答えていく。理由は単純。
『見た目』
私は、あまり大きい葉や尖った葉は好きではない。かといって細かすぎるのも嫌だ。となったときに、葉が尖っておらず丸くて、ちょうどいい大きさのフィッカスナナがベストだったわけだ。
ちなみにフィッカスナナにはまだ花言葉が無いようだ。観葉植物というとなにかしら花言葉があり、その効果も気にして買うものかもしれないが、今回は一切気にせず見た目だけで購入した。
飾り風景
今はこんな感じで部屋の隅に飾っている。置いた際の部屋に対するサイズ感はこんな感じだ。
まだまだ小さい幼木といった感じで、レチューザの鉢の方が大きいという印象だ。
置くことでずいぶん雰囲気も変わった気がする。写真撮影は朝6時なので、今まさに朝日が照らそうとしている瞬間だ。カーテンは開けているが、窓に張り付けた断熱シートがほどよく陽の光を弱めてくれる。
情勢により、どうしても家に篭る時間が増える今日この頃。部屋の中の癒しとして観葉植物はいかがだろうか?
気になった点
その後、少し気になった点がある。
それは、水位計がminimumでも、底には若干水が残っている。しばらく放置してみたけれど、それが無くなる様子はなかった。注いだ水すべてがきっちりレチューザによって給水されるわけではないようだ。
この余り水がちょっと気になったので一旦捨ててみたけれど、夏の時期にこの余り水が道端の水たまりみたいにボウフラの発生源にならないか少し気になった。
場合によってはレチューザの便利さである重い鉢を持ち上げる必要が無いは消えかける恐れがあるが果たして…
観葉植物を買うなら
私が買った観葉植物は無印良品のネットストアから購入した。壁掛けから床置き、その床置きで床にドン!と置きたい方は観葉植物の床置きタイプから選んでみるといい。