ミニマリストが実践 ストレスを生まない・溜めない・発散方法を紹介|根本から絶つ

本記事がオススメな人
  • ストレスだらけの生活をなんとかしたい人
  • ストレス発散よりもストレスを感じないようになりたい人
せい

こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。

ストレス社会と言われる現代。

世の中には様々なストレス発散法が溢れています。しかし、ストレスが溜まる⇔発散を繰り返す毎日に疲れてしまってはいませんか?

ミニマリストであるぼくは、毎日がほぼストレスフリーです。それはストレスの原因を調べ、分析し、ストレスそのものが発生にしくいようにしているからです。

そのおかげでストレス発散にかかる支出は大幅に減り、お金の面でも得しています

本記事では、ぼくが実践しているストレスを生まない方法と、それでもわずかに溜まってしまうストレスの発散方法を紹介しています。

発散よりも、ストレスを生まないことを心掛けることが大事だと思います。

ではまず、方法の前にストレスについておさらいしておきましょう。ストレスについて理解しておくと、方法についての理解も深まります。

ストレスとは?

ストレスとについて、厚生労働省では以下のように解説しています。

外部からの刺激などによって体の内部に生じる反応のこと。その原因となる外的刺激(ストレッサー)とそれに対する私たちの心身の反応(ストレス反応)とを合わせてストレスと呼ばれることもある。

引用元:e-ヘルスネット

ここではストレスが生まれる原因として2つ挙げています。

  • 外部の刺激
  • 心身の反応

つまり、ストレスを生まないためには、この2つのどちらかを変えればいいということです。

外部の刺激とは、例えば不快な騒音や見苦しい恰好、嫌いな人からのボディタッチなど。心身の反応とは、そういった外部の刺激をどう受け取るか、となります。

では、この2点に沿ってどんな方法でストレスが生まれないようにしているのかを見ていきましょう。

ストレスを生まない方法

ストレスを生まない方法として実践している方法は以下の通りです。

  • 人間関係の見直し
  • ニュースを見ない
  • 部屋の物を捨てる
  • やることを減らす
  • 人の話は話半分
  • 期待しない
  • 着たくない服を着ない
  • 「気になること」を片づける

それぞれについて解説していきます。

人間関係の見直し

『ストレスの9割は人間関係』と言われるくらい、人間関係はストレスの巣窟です。人間関係を見直すことで、大半のストレスは生まれなくなります。

職場の上司や同僚、家族、知り合いなど面倒で嫌…でも付き合わなくてはならない…そのような人間関係だらけではあっという間にストレスだらけ。

ぼくは人間関係のほとんどを手放しました

会社は退職し、職場の人間関係は無し。
家族とは絶縁し、一人暮らし。
イヤな知り合いとはSNSの返信を遅らせたり未読スルーで疎遠に。

ありとあらゆる人間関係に対し、その人間関係が無ければぼくは死ぬか?と自分に問いかけました。その結果、ほとんど手放しして問題ないという結論に。

あなたがストレスを抱えてまで、その人間関係は大事ですか?

イヤな人との関係を手放すための方法を『人間関係』というカテゴリでまとめています。気になる記事があれば以下の中から是非読んでみてください。

ニュースを見ない

ニュースはほぼ見ていません。ごくまれに流れてくる情報を聞くくらいです。

ニュースはネガティブな感情を引き起こすことがほとんどで、不安や恐怖、怒りを生み出し、ストレスへと繋がります。

ニュースを見ないためにしていることは以下のことです。

  • テレビは持たない
  • スマホにニュースアプリは入れない
  • 動画サイトはニュース系をブロック

そんなにニュースを遮断して、大丈夫なのか心配…

全然問題ありません。ニュースの9割は一切自分に関係ないことばかりです。そして、本当に必要な1割はテレビやアプリ以外でもちゃんと届きます。

せい

政治系など、関係はあるけれど直接コントロールすることができない事案の情報は受け取らないことも大事です。

部屋の物を捨てる

ミニマリストとして、部屋の物は必要最低限にしています。

物はそこにあるだけでストレス源になります。

そこに何かがあると目はそれを捉え、脳に情報が送られます。これは外部からの刺激ということになりますね。つまり、人は何かを見るだけでストレスを受けているんです。

これはストレスを感じていると分かるような大きいストレスではありません。しかし、小さいからこそ分かりにくく、自覚しづらいという点があります。

ミニマリストが部屋の物を捨てるのは、視覚からのストレスを減らすためでもあります。

必要最低限で生きることをミニマリズムと呼び、それを実践する人をミニマリストと呼びます。ミニマリズムって何?と気になる方は以下の記事を読んでみてください。

やることを減らす

仕事でも日常でも、やることを抱えすぎるとストレスになります。

抱えすぎている仕事や家事などを減らしましょう。

仕事は上司に相談して減らしてもらうか分担してもらう。
家事は本当に必要なことだけに絞り、極端な話今すぐやらないと死ぬようなこと以外はやめるか後回しにしましょう。

でも、そうはいってもやるべきことはいっぱいあるし…

本当にその『やるべきこと』とはやらなくてはいけないことでしょうか?

ぼくはやるべきことのほとんどを手放しました。一般的にやるべきこととされていることは、常識という名の他人の押し付けにすぎません。

あなたがやらないことに文句を言う人がいれば、その文句を言う人にやらせればいいんです。ストレスを抱えてまでやるべきことなどありません。

以下の記事ではミニマリストとしてやめたことを紹介しています。やることを減らせばストレスは減り、時間も増やせて一石二鳥です。

人の話は話半分

人との会話でも、ストレスが溜まる時があります。そのとき、話半分で聞くようにしています。

話というのは、話す側と聞く側で話の受け止め方が違います。体感ですが、聞く側は5割ほど重く受け止めやすいと思います。

せい

軽い気持ちで話したのに、聞いてくれた相手の方がヒートアップしたということはないでしょうか?

深刻な話を聞くと、相手に同調し様々な感情が発露。それに疲れてストレスを感じます。

なので、意識的に話半分に聞くようにし、同調しないようにしています。

期待しない

他人には期待をしないようにしています。

期待をすると、相手が期待通りにならなかったときに裏切られたと感じ、悲しみや怒りを感じてストレスになるからです。

期待しないってどういうこと?頼み事とかもダメなの?

もちろん、頼み事やお願いを一切しないということではありません。ですが、頼み事をしてもそれが叶わないかもしれないと頭のどこかで考えておきます。

あらかじめそう考えておくことで、頼み事がダメだったときにも「仕方ないね」と流せるようになり、ストレスを感じなくなります。やってもらえたらラッキー♪と考えるくらいがちょうどいいです。

せい

物事の受け止め方を変えることで、ストレスを生まないようにしています。

着たくない服を着ない

服は着たくない服は着ないようにしています。

服は直接肌に触れるので外部の刺激になりますし、服の見た目も目から受け取る刺激です。こういった刺激から起きるストレスも、自覚しづらいですが塵も積もれば山となるで大きなストレスに繋がります。

服の見た目については以下の点を気を付けています。

  • 色あせしてない
  • ほつれてない
  • ヨレてない
  • 汚れてない
  • 見た目が好きじゃない

肌から受ける刺激については以下の点を避けるようにしています。

  • 肌触りが合わない
  • チクチクする
  • ゴワゴワした
  • サイズが合わない

また、ぼくはポリエステルのガサガサ音が嫌いなので、そういった服も避けています。

その他、着たくない服については以下の記事で紹介しています。着たくない服を持たないことで服の枚数を減らすことに繋がりますので、服を減らしたい方は是非読んでみてください。

「気になること」を片づける

毛布からのほつれ

日常や仕事の中で、ちょっと気になることがあればすぐ片づけるようにします。

例えば、

  • 靴が散らばっている
  • ゴミ箱からゴミが落ちてる
  • 毛布にほつれを見つけた
  • まだ期限はあるけどメールの返信をしていない

など、他人は気にしないけど自分が気になることがあればその場で対処します。

こういったことも、実は意外と気付きにくいストレス源になります。一つ一つはストレスと感じるほどではないけれど、あっちこっちにあることで訳の分からないイライラへと変わっていきます。

原因の分からないストレスは、日常や仕事のちょっとしたことが積もり積もったことによる可能性もあります。なので、ちょっとを流さないようにしています。

ここまでストレスを生まない方法を見てきました。

しかし、ここまでやってもやはりストレスが生まれるときはあります。なので、ストレスを発散させたいことも。

次からは、どうしても溜まってしまったストレスを発散させる方法を紹介します。

ストレスを発散する方法

ストレスを発散するために実践しているのは以下の方法です。

  • 散歩
  • 暴飲暴食
  • 寝る
  • ノートに書く
  • 瞑想
  • ネットサーフィン
  • 動画を観る
  • 人と会う

一つずつ見ていきましょう。

散歩

一人ぶらぶらと散歩をします。

ただ、ストレス発散のためにはただの散歩では効果が薄く、可能な限り何も考えずに散歩します。そのために、以下の条件を満たすようにしています。

  • 道路沿いは避ける
  • 人通りが多い道は避ける
  • 交差点は避ける

理想的なのは、遊歩道や川の土手沿いなど。

交差点や信号も外部の刺激の一つ。散歩がストレスを生まないように、散歩のルート選びは大事です。

暴飲暴食

暴飲暴食でストレス発散することもあります。食べること、飲むことは人生の幸せの一つですね。

でも、暴飲暴食は体に悪いんじゃないか?

その通りです。ですが、しょっちゅう暴飲暴食しているわけではありませんし、ストレスによって発散方法を変えることも大事です。

ぼくはストレスを溜めるくらいなら暴飲暴食したほうがマシだと考えています。それだけストレスは体にとって有害。

毎回・毎日となれば問題ですが、他の方法では発散できないストレスを発散するための選択肢の一つとして頭の片隅に置いてます。

寝る

寝ることもストレス発散に効果的です。

寝ることによって頭の中が整理され、要らない記憶は消去されます。その記憶には感情も含まれ、寝る前にイラついていたことも、寝て起きたらスッキリするなんてことも。

一切コストもかからず、手軽な発散方法です。

ノートに書く

ストレスについて、ひたすらノートに書き殴ります。

書式やテーマなど一切関係なしに、ひたすらストレスの原因となった出来事などについて書いていきます。

ノートセラピーとも呼ばれ、文字に書き表すことで心のわだかまりを解消する方法です。

もちろんこのノートは門外不出。絶対に誰にも見せてはなりませんが、それだけにどんな内容でも書いていい。言い方も言葉遣いも、もちろん実名を書いたっていい。ノートの中は治外法権です。

瞑想

瞑想もストレス発散に有効です。

人が何かを考えるには外部からの刺激が必要です。瞑想は目を閉じることで外部の刺激を遮断。次第に考えること自体ができなくなり、ストレスの原因となった出来事も考えることができなくなります。

徐々に心は穏やかになっていき、ストレスは無くなっていきます。

ネットサーフィン

ネットサーフィンもストレス発散に有効です。

これは瞑想とは逆のアプローチで、ネットサーフィンによりどんどん外部の刺激を受け入れて別のことを考え、ストレスとなった出来事を忘れるという方法です。

注意点は、ネガティブな感情になりそうなサイトは避けること。新たなストレスを生み出してしまいます。

動画を観る

こちらもネットサーフィンと同じ手法です。

ひたすらに動画を流し観し、ストレス源のことを忘れるというもの。オススメはお笑いの動画か、お気に入りの音楽動画。動物などの癒しの動画もいいでしょう。

こちらも、ストレスとなりそうな動画は避けること。特に政治系はストレスが溜まりそうなネガティブな動画が多いので、避けたほうが無難です。

人と会う

人と会うことも効果的です。

人と会うことで幸せホルモンであるセロトニンが分泌されやすくなり、ストレスを軽減してくれます。

ただし、このときにストレスについては一切話しません。その理由については後ほど解説します。

ここまでストレスの発散方法を見てきました。

一口にストレスと言っても、イライラするストレスだったり落ち込むストレスだったりと様々です。その時の状態に合わせて方法を変え、発散しています。

しかし、中にはやってもストレス発散にならなかったり、後になって新たなストレス源になる方法もあります。

そこで次は、一般的にストレス発散方法となっているけれど、ぼくはやらない方法を紹介します。

ストレス発散方法も、自分に合う・合わないを見極めていただければと思います。

やらないストレス発散方法

やらないストレス発散方法は以下の通りです。

  • 人に話す
  • 買い物

それぞれについて見ていきます。

人に話す

人に話すというのは、ストレス発散方法としてよく見られる行為です。ストレス発散方法のランキングでも上位にきます。

しかし、ぼくはやりません。

それは、話す側にとってはストレス発散になっても、聞く側がストレスを抱える可能性があるからです。

ぼくは聞く側に回ることが多く、人からストレスを受けた出来事について聞くことが多々ありました。話す側はどんどん気分よくなっていますが、聞かされているぼくの方は、どんどん心が重くなっていく感覚でした。

せい

ストレス発散というより、ストレスを相手に移すだけになっているように感じます。

なので、ぼくはストレスについて人に話しません。できるだけ自分の中だけで発散させるように心がけています。

買い物

買い物もストレス発散方法としてよく見られます。

しかし、ミニマリストとしてはストレス発散という目的で買い物をすることはオススメしません。

『必要だから』ではなく、ストレス発散という目的で買った場合、ほぼ間違いなく後々要らない物となります。

ストレス発散というその場の気分での買い物は避けるべきでしょう。買った物がゴミになったり、支払った金額に後悔しては、新たなストレスになりかねません。

せい

その場の気分や、買いたいという目的で買った物はほぼゴミにしてきた過去がぼくにはあります。

以下の記事ではお金を無駄にした失敗をまとめています。その中には、買いたいという目的だけで買った失敗が多数あります。

最後に

ミニマリストのストレスを生まない・溜めない・発散する方法を見てきました。

ストレスは人類最悪の猛毒です。

すぐに死に至るようなものではないけれど、確実に体をむしばんでいきます。しかもそれは、生み出そうと思えば無限に生み出せる狂気の産物。

是非、ストレスは発散させるだけでなく、ストレスそのものを生まないように心がけていただきたいと思います。現代社会はあまりにもストレスを生み出しやすいため、発散という後手では対処しきれません。

ストレスとどう向き合うか。それが人生の命題だと思っています。

記事が役立ったのならシェアしていただけると嬉しいです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
せい
将来の隠居を目指すミニマリスト。 生活の必需品や食事、支出を減らすために日々取り組み、その成果を当ブログにて発信していきます。