- 全粒粉ペンネは健康に良さそうだけど、食べるとどんな感じなのか知りたい

こんにちは、せい(@aodama_s)です。食から健康を見直すミニマリストです。
健康を考えるとき、一番大事なのは何でしょう?
そう、食です。
で、その食で健康に良くない物というとよく挙がるのが【3白】。
白米、白パン、白砂糖。
これらに共通しているのが精製品であること。精製品は体に良くないとはよく言われます。
じゃあ健康にいいのは何かってなるとその逆。つまり、未精製品ですね。
玄米とか、全粒粉。黒糖なんかもあります。
でも、
全粒粉は美味しくない
ともよく聞きますね。精製品で作った物に比べると、味とか食感が合わないというのはよくあります。
じゃあ本当に美味しくないの?
そこで実際に食べて検証してみることにしました。
今回食べるのは、業務スーパーで販売されている『全粒粉ペンネ』。

この全粒粉ペンネを実食し、正直な感想を紹介します。
もし、まだ買ってなくて、買う前に味を知りたいとこのサイトにたどり着いた方、おめでとうございます!
あなたには危険回避の才能があります。
もう買ってしまい、これから食べようという方。
…残念ながら、腹をくくってください。
ぼくの正直な感想はこの一言です。
もう二度と食べない!
全粒粉ペンネを調理
食べるには調理しないといけません。
まず茹で時間を確認。

どうやら茹で時間は9分みたい。
でも、全粒粉パスタという前科があるので、10分茹でます。
茹でる前はこんな感じ。

やっぱり全粒粉だから、少しこげ茶色っぽいです。
早速湯を沸かし、茹でていきます。

10分後。ゆで上がりはこんな感じ。

これだけ見れば美味しそう?
一応この段階で試食してみます。
う~ん、粉っぽくてなまっぽい食感…
とりあえず湯切りし、別で作っていたトマトスープでスープペンネにします。

見た目だけなら、まぁ美味しそうに見えそう。
トマトスープ全粒粉ペンネ実食
久しぶりに「マズイ」という感情を思い出しました
早速出来上がりを食べてみます。
お、美味しくない…
ゆで上がったのを試食した時点で予測はしてたけど、やっぱり美味しくない。
スープを吸えば多少マシになるかと思ったけど、全然ダメでした。
一個食べるたびに口の中がモソモソ
食べ切るのが地獄でした…丼いっぱいに作るんじゃなかったと後悔。
モソモソを回避したくて1分余計に茹でたんですが、全然ダメだったみたいです。
20分茹でると美味しくなる?
実食後に少し調べてみると、
20分茹でて食べたらおいしくなった
という内容がありました。
普通の小麦粉製品なら20分も茹でたらクタクタになるか、原型をとどめなさそうですが、そこは全粒粉だからでしょうか。
とはいえ、20分も茹でるのはちょっと気が進みませんね。
作り置きできるなら何食かまとめて作ってもいいんですけど、パスタ系は作り置きすると美味しくないですから。
ちょっと現実的ではなさそうです。
硬水と軟水で違う?
その他気になったのは、水の違いです。
こちらの全粒粉ペンネ、原産はイタリア。
つまりヨーロッパで、水は硬水ですね。日本は軟水。
水の違いが、ゆで上がりに影響を及ぼしたのではないかという疑問。
ただ、仮に硬水なら美味くなるといっても、
茹でるだけのお湯をわざわざ買ってくるのか
というと、これもまた現実的じゃないですね。
おまけ:全粒粉【パスタ】はまだマシだった
実は以前に、全粒粉のパスタを食べたことがあります。
そのときの感想としては、
普通のパスタよりは美味しくはないけど、食べられなくはない
というものでした。
その経験から、ペンネもそんな感じかなと思ったんですが、甘かったです…
全粒粉パスタを食べた詳しい感想は、以下の記事で紹介しています。
全粒粉製品は焼いてるほうが美味しい
パスタ、ペンネ以外にも、健康を気にするミニマリストとして色んな全粒粉商品を食べてきました。
その結論として、
全粒粉製品は焼いてるほうが美味しい
とぼくは思います。
は、ほぼ外れがありません。美味しかったです。
モソモソしてるのは同じなんですけど、仕上がりが違うとそのモソモソも許せます。
一方、焼くのではなく茹でたものは外ればかり。
これらは茹でたのに、生の粉っぽさが残って美味しくありませんでした。
茹でて柔らかくなった部分と、中のモソモソが奏でる不協和音が致命的にNGです。
最後に:全粒粉ペンネは健康のために食べ続けるにはあまりにも苦行
【業スーの全粒粉ペンネを食べてみた】でした。
結果としては予想以上に食が進まないもので、がっかり。
茹でる全粒粉食品は避けたほうが良さそうです。
美味しく食べる方法もありそうですが、茹で時間を伸ばす必要があったりと少しコストが増える方法になりそうなので、悩みどころ。
玄米も、白米と比べて吸水や炊くのに少しだけ手間が増えるんですよね。
未精製品はそれだけ調理に手間がかかるということ
その手間を受け入れられないと、全粒粉食品と付き合うのは難しいと思いました。
追記:食べ切れないので煮込んでみました
今回作った全粒粉ペンネ。
あまりにも食が進まないので、思い切って追加で煮込んでみました。
煮込むことで粉っぽさが無くなったらいいなという期待。
これで少しは食べやすくなるといいんですけど…
煮るためのスープの素として用意したのは、REGALOのガーリックトマトソース。

これを水で伸ばします。

これに今回作った全粒粉ペンネを入れて煮込みます。

30分煮込んだ結果がこちら。

倍ほどに膨らみました。
食感は、
- モソモソ感は無くなった
- 全粒粉のつぶ感が気になる
- モチモチ感は変わらずゼロ
茹で過ぎた10割蕎麦みたいな感じになりました。
食べやすくはなったけど、美味しくはなりませんでしたね。
やっぱりどう作っても、もう一度食べたい気持ちにはなりませんでした。
ソースは美味しかったんですけどね。
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