1日1食は健康に良い?1日1食歴2年のミニマリストがメリット・デメリットを紹介

本記事がオススメな人
  • 1日1食のメリットを知りたい
  • 1日1食のデメリットを知りたい
  • 病院で寝たきりの老後になりたくない
  • 健康長寿を目指したい
せい

こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。

今回は1日1食歴2年のぼくが1日1食のメリット・デメリット、そして感想を紹介します。

ぼくは特に持病も無く健康体。しかし、老後はどうなるか分からない。

ずっと健康だった人が、いきなり病気になって寝たきりになるというのはよく聞く話です。

なので、30代の今から老後に備えた健康を意識した生活スタイルを作っておいた方がいい。そう思って、1日1食を始めました。

始めてみると、1日1食は老後だけでなく30代の今でも効果があることが判明。

あなたも一緒に1日1食を始めて、そのメリットを享受してみませんか?

書いた人

メリット

疲れ知らず

食べたものの消化にはものすごいエネルギーを必要とします。

毎日三食きちんと食べると、その消化吸収エネルギーは、なんと42・195キロを走るフルマラソンで消費するエネルギーに相当するそうです。

引用元:船瀬 俊介「できる男は超小食」~三食消化はマラソンと同じ~

1日1食にすれば、消化に必要なエネルギーが減ります

消化に必要なエネルギーが減ったことで、今まで体内に向かっていた分を外に使えるようになります。

1日1食にすることで元気がなくなるどころか、逆に元気になっていくのです

 

病気知らず

1日1食となり食事の量を減らすと、体は一時的な栄養不足に陥り、飢餓状態になります。

この飢餓状態になることが病気知らずへと繋がります。

我々が、お腹一杯に飲食すると、食物中の栄養素が胃腸から血液に吸収されて、血液 中の栄養状態もよくなる。すると、それを食べた白血球も満腹になり、外からバイ菌やアレルゲンが侵入してきても、体内でガン細胞が発生しても十分に、食べようとしない。つまり、「免疫力」は落ちるのである。

引用元:石原結實. 「食べない」健康法

おなか一杯に食べると体が栄養満点になり、病気に強くなるような気がしますが、実際には逆の状態になってしまう。 

小食成功者として有名な方に、『無病法』著者のルイジ・コルナロがいます。

ルイジ・コルナロは、30代でさまざまな生活習慣病をわずらい、40代で生死のふちをさまよいました。

もはや小食以外に生きるすべはない…そう宣告された彼は、助かりたい一心で小食へと励みます。すると、わずか数日で回復の兆しが見え、1年後には完全な健康体に。最終的には102歳まで生きました。

病気の時こそ、あえて何も口にせず、体の治癒力を高めたほうがいいんです

食と健康効果に関する本については、↓の記事でオススメをまとめています。

時間の節約

食事の回数を減らすと、色々な時間が浮くことになります。

買い出し・調理・食事・片づけ…これらの時間が減ります。

一人暮らしでも、準備に20分、食べるのに30分、片付けなら10分くらい。

1日1食になれば、1日2時間は浮く計算です。 

また、食べる量を減らすので、その分買い出しにいく時間も減ります。

せい

そうして浮いた時間を、自分がやりたいことに使えるようになります

 

1日1食のデメリット

周囲に気を遣われる

これは「1日1食を目指す」と公言していたときにぼくが言われたことです。

1日1食というあり方はまだまだ世間的には普及していません。

同僚や医師からも言われ、「ぼくがやっていることは本当に正しいのか?」と迷うこともあります。

ルイジ・コロナロも、小食を実践していたころ友人などから忠告を受けていたと記しています。

四年前のことだが、友人や親戚のたび重なる忠告をしりぞけることができず、やむなく食事の量 少しだけ増やしたことがあった。医師たちの意見もあって、私の身をおもう親切心からかれらが言うには、私のそれまでの食事量では栄養不足だというのであった。

引用元:「無病法」

栄養を気にしすぎてストレスになる

1日1食しか食べない以上、何を食べるかが重要になってきます。

炭水化物、肉、野菜、魚、穀類、果物…

そのせいで、食べる物選びに神経を尖らせすぎてしまうのです

  • あれを食べてはいけない
  • これにはあの栄養素があまりない
  • この食材はこれ以上食べると栄養過多だ
  • これ以上食べたくないけど、必要量を食べなくちゃならない

と、食べることにストレスを感じるようになります。 

いくら食べるものに気を付けていても、それがストレスを発生させていては健康的とは言えません

何を食べるかは確かに大切ですが、多少のおおらかさもあったほうがいいです。

どんなものを食べたらいいのかについて、↓記事で紹介しています。是非参考にしてみてください。

加工品をまずく感じる

1日1食を続けていくと、段々市販の加工食品は不味く感じるようになってきました。 

例えばカット野菜。ものすごい薬品臭い。

水にさらして臭みを抜こうとしても抜ききれない薬品臭さがもうダメ。

ケチャップやソース、ドレッシングなんかも甘すぎてダメ。

化学添加物や調味料の味に、敏感になってきました。

特に減塩と書かれている調味料は、塩の代わりに砂糖が入っている場合が多いので注意が必要です。

せい

1日1食を始めてからは、原材料がシンプルな、余計な味が混ざっていない調味料のほうがおいしく感じるようになりました。

1日1食で実感した健康効果

病気無し

1日1食を始めて2年。この間、一切の病気にかかっていません。

寝込むほどの体調不良も無し。

全く不調が無かったわけではありませんが、不調にはとても敏感に。すぐに数時間休息をとればもう回復します。

病気で長期間身動きが取れなくなったり、苦しさを感じることはありませんでした。

せい

仕事に遅れが出ることも無く、診察料や薬代もかかりません

体重が変わらない

ぼくの体重は、身長170㎝に対し55㎏ほど。

BMIは19となり、普通体重をキープしています。

1日1食は、太ることはもちろん痩せすぎることもありません。

1日1食となる前は60㎏ほどだったので、5㎏ほど痩せたことになります。

せい

1日1食でも、1日活動するための十分なエネルギーは確保できます

快眠快便

1日3食のときより、快眠快便の日が増えました。

多く食べていたときよりも少なくなってからのほうが、便通は良好。

眠り足りないと悩むことも減りました。

1日3食という食べ過ぎが、体の機能を狂わせていたのだと思います。

最後に

1日1食のメリット・デメリット、感想を紹介しました。

もう一度まとめます。

  • 1日1食メリット
    • 疲れ知らず
    • 病気知らず
    • 時間の節約
  • 1日1食デメリット
    • 周囲に気を遣われる
    • 栄養を気にしすぎてストレスになる
    • 加工品をまずく感じる
  • 1日1食で実感した健康効果
    • 病気無し
    • 体重維持
    • 快眠快便

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せい
将来の隠居を目指すミニマリスト。 生活の必需品や食事、支出を減らすために日々取り組み、その成果を当ブログにて発信していきます。