- ちょっと一工夫した美味しいポテサラが食べたい人

こんにちは、せい(@aodama_s)です。節約よりも、自分の好みのものが食べたいから自炊しているミニマリストです。
自炊するなら、必ず作るものってありますか?
ぼくはポテサラを作ります。
ポテサラはジャガイモと野菜を効率的に摂取できるし、マヨネーズが酢も含んでるので、栄養バランスがいい。
おかずによし、つまみによしといつでも食べられる。
そんなポテサラを長年作り続けた結果、ある時、ものすごくおいしいポテサラの作り方に出会いました。
それが、蒸し焼きポテサラです。
ポテサラに使うじゃがいもを、茹でるでもレンチンでもなく、蒸し焼きにする。美味しいと感じたのは以下の3点。
- 食感はねっとり
- じゃがいもの風味は濃い
- 焦がしの風味が実はポテサラに合う
作り方は少し手間なところもありますが、一度この作り方に出会ってからは、もう茹でて作る気にはなれません。
そこで今回は蒸し焼きポテサラの作り方を紹介します。
普通のポテサラとは一味も二味も違う、癖ツヨツヨな蒸し焼きポテサラ。
味わってみませんか?
蒸し焼きポテサラの作り方
今回のポテサラづくりの分量は以下の通り。
- じゃがいも・・・中ぐらいサイズ6~7個分
- 水・・・300ml
- 野菜・・・好きなだけ
- マヨネーズ・・・好きなだけ
ジャガイモを切る

まずはジャガイモを切ります。
水洗いしたら、芽や緑色になった皮だけ取り除き、細かく切ります。

幅は1cm前後を目安に。
ある程度細かくすることで火を通りやすくし、火にかける時間を減らして時短効果も狙います。

緑色になってない皮は剥きません。皮に栄養があるし、じゃがいもの風味を感じるには必須です。それに、生ごみを減らすこともできます。
ジャガイモを蒸し焼きする

切ったジャガイモを鍋にいれ、水を入れます。
蒸し焼きなので、全部浸かるほど水はいれません。

水を少なくすることで、沸くまでの時間を短縮し、茹でるよりも短い時間で火が通ります。
その後は火にかけて、強火で約15分ほど蒸し焼きにします。
水分が飛び、↓のようになべ底に焦げが出来てからOKです。

じゃがいもが菜箸で簡単に刺せるほどにやわらかくなってたら合格。


もし固かったら、追加で100mlほど水を入れてさらに蒸し焼きにしてください。
ポイントは強火でガンガン!
蒸し焼きにするときのポイントは、強火を維持することです。
蒸気が出ればいいなら中火でもいいんじゃ?と思うかもしれませんが、強火の蒸気でないとなかなかジャガイモに火が通りません。
ぼくは100VのIHコンロを使っていますが、少しの火力の違いが蒸し時間に大きく影響しました。
- 1000W→15分
- 700W→25分
火力が弱いと水分の飛びも遅くなるので、時間がかかります。
蒸し焼きポテサラ作りは、高温の蒸気で一気に蒸し上げる!
焦がすことを恐れないメンタルがポイントです。
ジャガイモを潰す

柔らかくなったジャガイモを潰します。
潰し加減は自分の好みで。
完全につぶすもよし、わざと潰さないで食感重視にするもよし。
ジャガイモと野菜を混ぜる

潰したジャガイモと野菜を混ぜます。
野菜は好きな物を淹れてください。
ぼくが入れるのは、自家製の漬物を細かく刻んだもの。
塩漬け発酵させたものなので、塩味と酸味、そして旨味をもっており、下処理が不要。
ポテサラの具材に漬物、オススメです。

ちょっと甘めが好きな方なら、ピクルスを入れても美味しいと思います。
マヨネーズと一緒に和える

あとはマヨネーズを混ぜて完成。
もちろんマヨネーズも好きなだけ。

この蒸し焼きポテサラは、ジャガイモの食感と風味を追求したものなので、それ以外は全部各自のお好みで作ってください。
マヨネーズと和えることで、じゃがいもの食感にねっとり感が出てきます。

茹でる調理法だと捨てる茹で水にでんぷんが溶け出してしまいますが、このやり方はでんぷんを一切捨てないので食感がかなり違います。風味も捨てないから、
ジャガイモを食ってる!
感がすごく強いです。
後片付けは大変・・・
なお、この蒸し焼きポテサラ作りの後始末は大変です。

なにせなべ底に焦げが残るので、これを落とすのが大変。
水に1時間ほど浸けてから、スポンジで擦ると落ちます。
後片付けが大変ですが、その大変さに見合うおいしさがありますので、ぼくは毎回この作り方をしています。
何でポテサラを蒸し焼きで作ろうと思った?
きっかけは「のみじょし」というマンガを読んでいたときでした。
その中のエピソードに、「枝豆を蒸し焼きする」という内容があったんです。
蒸し焼きで調理した枝豆は、豆の味が濃いと大絶賛!
これを読んで思いました。

じゃあジャガイモも蒸し焼きしたら、風味濃くなってうまくなるんじゃね?
その予感は見事的中。
自炊で美味い料理を作るコツは、いろんなところにあふれてると思いました。
蒸し焼き作りの美味さ以外にオススメな点
実は蒸し焼き作り、ポテサラが美味くなる以外にもオススメしたいポイントがあります。
吹きこぼれない
ジャガイモを茹でるとき、気になるのが吹きこぼれです。
じゃがいもから出るでんぷんが、沸騰したときの泡を固めるので吹きこぼれるんですよね。
でも蒸し焼きは、水の量が少ないので吹きこぼれるほど泡が盛り上がってきません。

鍋が浅すぎると吹きこぼれることはあるかもしれません…
加熱時間の短縮
蒸し焼きでは水の量が少ないので、その分調理時間も短くできます。
水が少ない分沸くのが早く、鍋の中も高温が維持しやすいので、火の通りも早い。
結果的には調理時間の短縮と、光熱費の節約にもつながります。
最後に:これぞ至高の『蒸し焼きポテサラ』!
というわけで、蒸し焼きポテサラ作りでした。
茹でるでもなく、レンチンでもなく、焦げるまで蒸し焼き!
これが食感と風味を、従来のポテサラとは一線を画したものに変えてくれます。
濃いジャガイモの風味が、ご飯にもお酒にもバッチリ。特に白ワインとの相性は抜群です。
ちょっと変わった蒸し焼きポテサラ、作ってみませんか?
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