- 老後が健康でいられるか不安な人
- 健康に気を遣ってるけど、お金ばかりかかって嫌になってる人
- 食と健康にどんな関係があるのか知りたい人
- 食を通して健康になりたい人
こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。
今回は、食と健康についての意識を変えてくれる本5選を紹介します。
健康のために一番重要なことは何か。
それは食です。
しかしそうは言っても、食を楽しみとする人は多く、健康のためという理由だけで食生活を変えるのは難しいもの。
そこで今回紹介する本は、食が健康にどれほど影響するのかを、著者の実体験を交えて解説している本をメインに選びました。
読めば、次の食事から食への意識が変わってくるものばかり。
今から食を見直し、今健康な人も、そうでない人も、健康長寿な人生を歩んでみませんか?
Table of Contents
食と健康についてオススメする本5選
極小食で死の淵から生還
健康と長寿の秘訣が規則正しい適切な節食にあることは明らかである。
引用元:無病法
著者であるルイジ・コルナロは40代前半で様々な病を患い、死の淵をさまよっていました。
医師はそんな彼に、助かる道は『極小食』だと告げます。
彼は死にたくないという一心で極小食を開始。
すると、1年と経たないうちにそれらの病気が全て完治。
それから彼は極小食を習慣として取り込み、102歳まで生きました。
「無病法」は彼が極小食を行うことで、様々な事件・事故などの障害に巻き込まれても、屈することなく乗り越えてきたことなど、活力ある人生となったことを綴っています。
小食がいかに人生を豊かにするか、それを知るのに最も適した一冊です。
食を節制することが人生開運の秘訣
食は命を養う元であり、一生の幸運、不運は食から起こる。おそるべきは食なのである。節制すべきは食である
引用元:南北相法極意
水野南北とは江戸時代の観相家。現代でいうところの人相占いを行っていた人です。
その人が今幸せか不幸か、そして将来はどうなるのか。
長年人相を見てきた水野南北は、それが人相ではなく、どのような食をしているかで決まると述べています。
美味い物、大量の食べ物、酒、肉に溺れる人は不幸になる。
逆に、粗食・節食に励むものは幸福となる。
本著の前半は、どのような食によって、健康と病気、人生の幸不幸が決まるかを。
後半は様々な問い(節食によって幸せになれていないなど)に対し、回答をしています。
食と真剣に向き合うことは、自分の運命と向き合うことになる。
飽食の現代に向け、とても重要なことを述べている一冊です。
食によって今世の運命のみならず、来世や子々孫々に至るまでの運命すら決定づける…少し仏教的な考えも取り入れられています。
ちょっと内容が難しいなと感じたら…
上記の本の内容を細かく、わかりやすく解説した本があります。
それが『少食開運論』です。
水野南北の教えの解説だけでなく、水野南北自身がどのような人物だったのか。
その教えを、現代に合わせた具体的な理論と実践内容に昇華して紹介しています。
難病を食で治療
現在の食生活を見直しましょう
引用元:食べない生き方
森美智代さんは20代で難病の脊髄小脳変性症を発症します。
しかし、断食と生菜食によって克服。
それから再発を防ぐため生菜食を続けていくうちに、体のメカニズムが変化。
今では、1日1杯の青汁とわずかなサプリメントだけで生きている方です。
1日1杯の青汁だけという、食の常識を覆す食生活を送っている森さん。
そんな方が、自身のそれまでの人生と食に対する考え方をつづった本。
今までの食の概念を破壊してくれる1冊です。
12年かけて青汁1杯だけの生活を確立させたその実績は、継続していくことの大切さを教えてくれます。
生活習慣病もガンも食事で治る
敢えて宣言しよう。「私は、塩漬けデンプン人間の端っくれである」と。
引用元:最強の自然医学健康法
「森下自然医学」を提唱されている、故森下敬一氏の著書です。
現代の慢性病のほとんどは、欧米の肉食主義と化学添加物で起きていると断言する森下氏。
糖質オフや減塩、タンパク質優先もデタラメでしかない。
慢性病を治し、健康になるためには昔ながらの玄米菜食こそが最善であると述べています。
森下氏は、自身も玄米菜食と小食・断食を実践しつつ、自らの足で世界の長寿たちと語り合い、その長寿の秘訣を研究され続けてきた方。
食こそが現代の病気の原点にあると断言する本著は、食と健康の関係を知るために最も重要な本であると言えます。
『食べない生き方』とは別の意味で、食の常識をぶち壊してくれる本です
一汁一菜というシステムで生活を整える
一汁一菜とは、ただの「和食献立のすすめ」ではありません。一汁一菜という「システム」であり、「思想」であり、「美学」であり、日本人としての「生き方」だと思います。
引用元:一汁一菜でよいという提案
料理研究家土井善晴さんが綴った著書。
一汁一菜とはただの手抜きでもなければ、粗食というだけでもない。
食事としての基礎であり、これでいいというもの。
あれこれと手を掛けるだけが料理ではないし、料理に手間をかけすぎて他の生活が疎かになってしまっては意味がない。
一汁一菜を基礎とした生活にすることで、生活を確かなものにする。
そのような生き方をしてみませんか?と提案するのが本著です。
一汁一菜は手間もかからないし、時間もかからない。
時間ができるからほかの生活を確かなものにすることができる。
その結果、日常の不満を手放し、ストレスに悩まされる日々からの脱出が可能に。
一汁一菜にはそんな間接的な健康効果もあります。
どんなに良い食であっても、継続できなければ結果は出せませんからね。
一部の本は「Kindle Unlimited」で読み放題
「無病法」や「食べない生き方」などは、Amazonの読み放題サービス「Kindle Unlimited」で読むことができます。
初月は無料で体験できますので、まだサービスに加入していない方なら無料で本を読めます。
初月の間に解約すれば、お金はかかりません。
「Kindle Unlimited」への登録はこちら。
この機会に「Kindle Unlimited」で読書を始めてみてはいかがでしょうか?
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
読んでみたいと思える本があったでしょうか?
現代の病気は、スイッチを入れたかのように発病するものではない。日々の積み重ねが病気を作り上げていく。
食事は今すぐ効果が目に見えるものではありませんが、将来の自分には必ず影響してくるものです。
まだ20代だから若い、もう50代だから遅い…どんな理由も、病気には関係ありません。思い立ったが吉日、今から食と健康の関係の勉強を始めていきましょう。