いきなり1日3食→1日1食に変えるのはダメ!安全に始めるための方法をミニマリストが解説

1日1食の手順
本記事がオススメな人
  • 1日1食を始めることに不安がある
せい

こんにちは、せい(@aodama_s)です。1日1食歴3年のミニマリストです。

ダイエットや健康法として知られる【1日1食】は、実は危険だということを知っていますか?

これまで1日3食だった人が、いきなり1日1食にするとほぼ失敗します。

食の急激な変化に体がついていけず、ドカ食いや低血糖などを引き起こすリスクがあるからです。

しかし1日1食は健康的な生活を送る上でとても理想的な方法でもあります。

  • 寝たきりにならない
  • ボケない
  • 病気になりにくい

そういった体づくりを目指すには、1日1食は数多くの実践者がいる歴史に証明された方法です。

ぼくも1日1食を始めて3年になりますが、この3年間は健康そのもの。

  • 風邪はおろかインフルエンザにもコロナにもかかったことが無い
  • 顔にできていた吹き出物が全部消えた
  • BMIは18代をキープ

そこで本記事では、ぼくの経験から1日3食から1日1食へ安全に変えるための方法を紹介します。

1日1食のリスクを回避しつつ、健康効果だけを得る。

そのためにはどんな手順を踏めばいいのかを紹介します。

適切な手順を踏めば、1日1食は理想の健康術です。

是非最後まで読んで、1日1食を実践してみてください。

1日1食の健康効果やメリット・デメリットについては↓の記事で紹介しています

1日3食から1日1食への変えていくための手順

手順は↓の通りです。

  1. ご飯の量を4/5にする
  2. ご飯の量を1/2にする
  3. 朝昼夕のどれか1食をご飯無しにする
  4. 朝昼夕の1食のいずれか(ご飯抜きにしたもの以外)を間食に変える
  5. 間食をやめる
  6. ご飯無しにしている食事をやめる

全体の流れとして、1日の食べる量を少しずつ減らして体を慣らしていき、最終的に1日1食にしていきます。

ぼくはこの流れを2年かけて行い、食生活を1日1食に変えました。

それでは手順を詳しく解説していきます。

①ご飯の量を4/5にする

まずは主食となるご飯の量を減らします。

減らす量は1/5くらい。「ちょっと足りない…かな?」という程度です。

感覚としては、「減らしたけど満腹感は同じ」が理想。主食以外はこの段階では減らしません。

「どのくらいの間、これを続けるの?」

目安は「ちょっと足りない…かな?」と思わなくなったときです。人によりますが、2~3か月か、それ以上かかるかもしれません。

体が4/5の量の主食に慣れてくるまで待ちます。焦らず、ゆっくり確実にいきましょう。

②ご飯の量を1/2にする

4/5の量に慣れたら、次は1/2にしてみましょう。

少し一気に減らしたように見えますが、大丈夫です。あなたの体は糖質が減ってきていることに慣れ始めています。

ですから、このくらいの量に減らしたとしても問題ありません。

主食を玄米や全粒粉パンに切り替えてみる

できれば、白米を玄米、パンなら全粒粉パンに変えてみることをお勧めします。

白米や普通のパンは精製されているため、糖質以外の栄養素がほぼ失われた状態です。

食べる量を減らすには、取り入れる栄養は非常に重要。

糖質しかない白米やパンよりも、玄米や全粒粉パンのほうが食物繊維やビタミンを得ることができます。

玄米が苦手ならロウカット玄米がオススメ

玄米はしっかり水を吸わせて炊いても固く、苦手という方もいます。

そんな方にはロウカット玄米がオススメです。

ロウカット玄米は固い原因である表面のロウ部分を除去することで吸水しやすくし、通常の白米と同じくらいに食べやすくなります。

その上、玄米の重要な栄養である胚の部分は残しているので、栄養価はそこまで落ちません。

③朝・昼・夕のどれか1食をご飯無しにする

ご飯の量が1/2でも空腹感を感じないようになったら、どれか3食のうちの1食からご飯を抜きましょう。

3食のうち、どれから抜いたらいいかは人それぞれですが、オススメは昼です。

昼にご飯を食べると眠くなるのは誰しも経験したことがあることです。

それは糖質をとったことにより血糖値があがり、それを下げるためのインスリンが体内で放出され、血糖値が急激に下がって眠気が引き起こされます。 

せい

昼にご飯を食べることをやめてから午後から眠くなることが無くなりました。

「午後に眠くなるのがイヤ」と思っている方は、昼食のご飯抜きをオススメします。

④3食のうちの1食を間食に変える

1食ご飯抜きにも慣れてきましたら、今度は3食のうちの1食を間食に変えます。

しっかり栄養補充を目的とした食事をほかの2食だけにし、1食を簡単な間食にします。

おなかが空いたら追加間食OK

1食を間食に切り替えたとき、どうしても空腹感が強くて我慢できない!

おなかが空いて辛いときは追加で間食してもOKです。

食べたくなった時には仕方ありません。

我慢をしても長続きはしませんし、ドカ食いしてしまうリスクもあります。

適度にゆるくしていきましょう。

⑤間食をやめる

3食のうちの1食を間食に変えたのに慣れてきたら、その間食をやめます。

ここまで進んだ時点で体はかなりの省エネ化が進み、効率よくエネルギーが回るようになっています。

間食をやめることで、1日2食の生活へと変わることができるようになります。

1日3食のうちの1食としての間食をやめるというだけで、「おなかが空いてつらい」と感じたときの間食は大丈夫です。

間食は足りないエネルギーや栄養を補う食事です。

毎日同じ栄養をしっかり摂りきれるわけではありませんし、体も毎日同じ量のエネルギーを消費するわけではありません。

間食が必要な日もあれば、なくてもいい日だってあります

自分の体に合わせて、間食を活用してください。

⑥ご飯無しにしている食事をやめる

いよいよ最後のステップです。

③朝・昼・夕のどれか1食をご飯無しにする」のステップでご飯を無しにしていた食事そのものをやめます。

このステップを達成することで、1日1食へと進むことができます。

ここまでの段階をちゃんと踏んでいれば、辛い空腹感に悩まされることもありませんし、体が栄養不足に陥ることもありません。

もちろん、このステップまで進んだとしても、間食をやめなくていいです。

間食はその日に合わせた栄養補給。必要な時にはしっかり食べましょう。

1日1食にオススメの間食

ナッツ類

間食としてオススメなのがナッツ類です。

エネルギー源となる良質な脂肪分が豊富なうえ、ミネラルも補充でき、適度な歯ごたえがあるので満足感もあります。

特に小分け包装された素焼きナッツ類とトライフルーツのバックがいいです。

食べきりサイズなのでついつい食べ過ぎることもなく、ビタミン類も得られます。

ドライフルーツはちょっと苦手…という方向けに、ナッツだけの個包装バックもあります。

高ポリフェノールチョコレート

高ポリフェノールチョコレートは、名前通りポリフェノールが通常のチョコレートよりも多く含まれており、体の老化を防ぐ役割があります。

また、砂糖が少なめなので甘さが抑えられているうえ、普通のチョコレートよりも口当たりが滑らかではありません。

ついつい食べ過ぎてしまうのを防ぐことができます。

せい

ぼくのオススメは72%チョコレート。ぎりぎりチョコの美味しさを維持しているラインです。これ以上はチョコというより、カカオをそのまま食べてる感が強く、あまりに食べづらくてやめました。

豆乳おからクッキー

その他、もっと食べ応えを感じたいという方には豆乳おからクッキーもオススメ。

おからクッキーは水と一緒に食べることで、体内で3倍にも膨らみあっという間に満腹感を得ることができます

おからは大豆製品ですから栄養素もバッチリ。

何の栄養にもならないジャンクフードを食べるよりも、何倍も有用と言えるでしょう。

【意外と美味い?】おからクッキー(すこやか商店)レビュー

全粒粉クラッカー

全粒粉クラッカーは今ぼくが一番愛食している間食です。

  • 少量で満腹感
  • 栄養豊富
  • 食べ過ぎない
  • お酒のおつまみにも合う

コスパもいいので食費も節約できます。

しっかりとした歯ごたえ、モソモソ食感による水分補給、素朴な味わいが食べ過ぎを防いでくれます。

1日1食の間食にピッタリ【ミズーラの全粒粉クラッカー】

ここまで1日1食になるための手順をみてきました。

では、1日1食になったらずっとそれを維持しなければならないのか?

そんなことはありません。

次からは、1日1食とどのように向き合えばいいのか、その注意点を見ていきましょう。

1日1食の注意点

1日1食は基本形

必ずしも365日1食を続けなければならない、ということはありません。

家族や友人、旅先など、様々な場面での食事の楽しみがあります。

1日1食は普段の食事の姿とし、特別な日は1食にこだわらない。

1日1食は厳格に守るのではなく、1日1食でもいいという提案です。

1日1食はルールではない

時には2食、3食と食べたってかまいません

1日1食を破ったからといってすぐに不健康になるということはありません。

食べたいときは食べてもいい。

我慢はいつか爆発します。

食べたい欲求を抑え続ければ、それは爆発して暴食に走ってしまいます。

ぼくは1日1食にしていますが、食べないように我慢しているからではありません。

食べなくてもおなかが空いていないから食べないだけです。

1日1食が習慣の人は、食べることを我慢していない。

ただ食べる必要が無いから食べないだけです。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。

もう一度1日3食から1日1食までの手順をまとめます。

まとめ

1日1食の手順

  1. ご飯の量を4/5にする
  2. ご飯の量を1/2にする
  3. 朝昼夕のどれか1食をご飯無しにする
  4. 朝昼夕の1食のいずれか(ご飯抜きにしたもの以外)を間食に変える
  5. 間食をやめる
  6. ご飯無しにしている食事をやめる

1日1食の注意点

  • 厳格に1日1食を守らなくてもいい
  • 必要な時には間食をする
  • 時には食の楽しみも大切

適度に1日1食と付き合い、健康な生活を送れるようになってみませんか?

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