- 生ゴミを悪臭を感じずに処理したい人
- 生ゴミ処理が面倒で楽に処理したい人
こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。
一人暮らしで自炊を始めると、悩まされるのが生ゴミの存在です。ゴミ袋に入れても悪臭が漂い、あげくにはコバエなどが湧き始めるともう… 特に夏場は最悪です。
悪臭漂う台所では、料理する気なんか無くなってしまいますね。
そんな生ゴミを処理するための生ごみ処理機があります。しかし、大型だったり高価だったりと、一人暮らしで使うには大げさすぎてためらってしまいます。
一人暮らしなら、1日に出る生ごみの量はそんな多くありませんしね。
そこで今回は、10年以上一人暮らしで自炊してきた筆者が、コンパクトに生ゴミを処理する方法を紹介します。
また、ついでに生ゴミの量を減らすための方法も合わせて紹介しています。量を減らせば、生ゴミ処理にかかる手間も減り、悪臭を発生させる可能性を下げることにも繋がります。
では早速、生ごみ処理の方法を見ていきましょう。
生ゴミの処理方法3選
生ゴミ処理方法は、3つになります。
- 冷凍保管
- 乾燥
- キエーロに入れる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
冷凍保管
生ゴミをポリ袋に入れ、冷凍庫で冷凍。ゴミを出す日にゴミ袋に入れて処理します。
冷凍することで雑菌の繁殖を抑え、悪臭が発生するのを防ぎます。
生ゴミを冷凍庫に入れることに衛生面が気になる方にはオススメできませんが、実際問題として食中毒を起こしたことはありませんのでご安心ください。
乾燥
生ゴミをゴミ袋に入れる前に乾燥させることで、雑菌の繁殖を抑えることができます。
乾燥させるといっても、カピカピになるまで乾燥させる必要は無く、表面の水気が無くなる程度で十分です。
乾燥させる方法として、
- 電子レンジで加熱する
- 風に当てて干す
といったものがあります。
キエーロに入れる
処理方法3つ目は、キエーロと呼ばれる土を入れた容器に生ごみを入れ、生ゴミを消す方法です。
堆肥と違い、微生物によって分解されて完全に消えてなくなります。
堆肥として利用する必要が無いので、園芸するつもりがない人でも手軽に使えます。
キエーロは用意するのに特別なものも高価な物もなく、広いスペースもいりません。
深い入れ物と、黒土だけ。いずれもAmazonで簡単に買えます。
埋めるだけで、悪臭もコバエも湧くことなく生ごみを処理できます。
キエーロの始め方については、以下の記事で紹介しています。
オススメしない方法
逆にあまりオススメしない方法も合わせて紹介します。
それは、ポリ袋に入れるという方法です。
手軽な方法ではありますが、この方法は悪臭を外に漏らさない方法であり、悪臭自体はポリ袋の中で発生しています。
しっかり口を縛っても、完全に悪臭を閉じ込めるまでには至りません。
手軽である反面、ゴミ収集に出すまでの間、袋が破れないように注意する必要があります。
また、自治体によってはポリ袋と生ゴミを同じゴミとして処理できない場合もあるため、自治体のごみ処理ルールを確認する必要もあります。
1日に出る生ごみの量が多くない一人暮らしの方向けには、あまりオススメしません。
ここまで生ゴミの処理方法を見てきました。
しかし、やはり一番大事なことは生ゴミ自体を出さないことでしょう。
生ゴミが減れば、生ゴミ処理にかかる手間も減り、悪臭が起きるリスクも減らせます。
そこで、次は生ゴミを減らす方法を見ていきます。
生ゴミを減らす方法5選
生ごみを減らす方法は5つです。
- 可食部を食べる
- 冷凍カット野菜を使う
- ジップロックに入れる
- 傷む前に食べ切る
- 作り置きをする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
可食部を食べる
可能な限り可食部を食べることで、生ゴミの大部分を減らす事が出来ます。
筆者が実際に食べている、普通なら捨てるけど食べられる箇所は以下の通りです。
- 白菜やキャベツの芯
- ブロッコリーやカリフラワーの芯
- 大根、にんじん、ごぼうといった根菜類の皮
- じゃがいもの皮
- ほうれん草、水菜、セリの根っこ
- りんご、梨、柿といった果実の皮
上記の可食部は栄養が詰まっている箇所とも言われるので、しっかり食べることで栄養バランスも整います。
また、こういった箇所はかなりの量になるため食費の節約にもつながります。
冷凍カット野菜を使う
冷凍カット野菜を買うことで、生ごみを減らす事が出来ます。
カットしてあるので、丸ごと買った時に捨てる皮や芯などはすでに除去されているので、その分の生ゴミが発生しません。
また、冷凍されているので長期の保存が効きます。傷んで食べられなくなったという状況を回避することもできます。
ジップロックに入れる
生野菜を買ったのなら、そのまま冷蔵庫に入れるのではなく、ジップロックに入れてから冷蔵庫に入れると保存期間が少し伸びます。
冷蔵庫の中は乾燥しているため、どんどん野菜の水分が飛び、痛みも早いです。
ジップロックに入れて乾燥を防ぐことで、野菜を長持ちさせることができます。
傷む前に食べ切る
これは生ごみを出さないための、基本と言えるでしょう。
食べられる状態にうちに食べ切ってしまう事。
ポイントは食材を買い込みすぎないこと。詰め込み過ぎた冷蔵庫の奥に追いやられ、いつの間にか腐ってしまうことを防ぎます。
また、食べ切れないと判断したときはすぐに冷凍保存すること。野菜の場合はあらかじめカットしておくことで、冷凍しても使いやすくなります。
野菜が傷むのを抑えるために
常温や冷蔵保存する際に野菜の傷みを抑えるには、できるだけカットせずそのままにしておくことが大事です。
カットすると切断面から水分が飛び、どんどん変色して傷んでいきます。
冷蔵と冷凍では、カットの必要性が変わります。
- 冷蔵保存するならカットしない
- 冷凍保存するならカットしておく
保存方法に合わせることで長持ちさせることができます。
食べ切るには『1日1食』もオススメ
食材を余らせないためには、1日1食という食事法もオススメです。
食事の回数を減らすことで、買い出しのときに食材の量の目安がつけやすくなるので、余りづらくなります。
1日1食については食材を余らせないこと以外にも、
- 疲れ知らず
- 病気知らず
- 時間の節約
といったメリットもあります。気になる方は、以下より関連記事を読んでみてください。
作り置きをする
厳密には生ゴミが減るわけではありませんが、作り置きをすることで生ゴミを出す頻度を下げることができます。
いくら量は少なくとも、毎日生ゴミ処理するのは大変です。
作り置きのために大量に調理することで、食べられない皮や部位もまとめて処理することができます。
作り置きすることで毎日の調理の手間も減らせるので、一人暮らしこそ作り置きはオススメです。
せっかく作り置きしたものが、傷んで食べられなくなるのには注意してくださいね。
最後に
生ゴミの処理方法と、生ゴミを減らす方法を見てきました。
最後にもう一度まとめます。
- 冷凍保管
- 乾燥
- キエーロに入れる
- 可食部を食べる
- 冷凍カット野菜を使う
- ジップロックに入れる
- 傷む前に食べ切る
- 作り置きをする
是非方法を実践してみて、台所のゴミ箱から漂う悪臭とおさらばしましょう。
良い気分で台所に立てるようになることを願っています。