- トラックボールマウスの使い勝手を知りたい人
- トラックボールマウスがどんなものか知りたい人
こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。
今回、初めてトラックボールマウスを使ってみました。
慣れるとすごく便利と聞くトラックボールマウス。その噂は本当なのでしょうか?
使いはじめて3年経った今、結論はこれです。
まさしくその通りで、慣れればものすごく便利です。
今回の記事は、
- 購入したトラックボールマウスの紹介
- 使ってみた感想
- 慣れるまでの苦労
- 慣れてからの便利さ
を紹介していこうと思います。
今回のトラックボールマウスはロジクール
トラックボールマウスは同じマウスなのにその形がすごく多様です。
どのマウスがいいんだか分からない…
Amazonの検索ページには本当に色々な形のマウスがあります。
トラックボールをどの指で操るのかでボールの位置やマウスの形状が変わりますね。
今回は、一番スタンダードな形っぽいマウスにしました。それがこちら。
普通のマウスと比べるとそこまで形が違うわけでもなく、トラックボールの操作は親指。
これなら使いやすそうかな?と思い、選びました。
実際に使ってみた
では早速使ってみます。
このマウスですと、操作は以下の通りです。
- 親指→トラックボール
- 人差し指→左クリック、ホイール、進む・戻る(人差し指の上部分にあるボタン)
- 中指→右クリック
ちょっと人差し指の操作が多いですね。
ここからは、使い始めてまだ慣れないうちの苦労したポイントを紹介します。
カーソルが狙った通りに動かない
慣れてないというのもあるんでしょうが、狙った位置にピッタリと動かすことが難しいです。行き過ぎたり、届かなかったり…
通常マウスなら手首の動く範囲で端から端まで動くように設定すると思います。
しかし、トラックボールマウスですと親指の動く範囲での操作ですから、そもそも動く範囲が狭い。
手首の動く範囲と親指の動く範囲、その違いに意外と悩まされます。
クリックしたのにクリックされてない
これが結構あります。
どうも自分では止めてるつもりだけどトラックボールを微妙に動かしてしまっているようで、クリックされてないようです。
本当にちょっとした動きも拾われているので、本当に止めたいならトラックボールから指を離すくらいがいいのかもしれません。面倒だからやりませんけど…
肩が凝る
指先しか動かさないので手首は楽です。
しかし、逆に腕を全く動かさず固定した状態になるので肩が凝ります。少しでも動くくらいのほうが身体には良さそうです。
ドラッグが地味に難しい
左クリックを維持したままでカーソルを動かすドラッグ。これが地味に難しいんです。
通常マウスですと、その動作は
- 左クリック→人差し指
- カーソル操作→手首
と役割が手と手首とで分かれています。なので、指は指、手首は手首と分けて動かすのは簡単です。
しかし、トラックボールマウスでは違います。
- 左クリック→人差し指
- カーソル操作→親指
と、役割が指の中で分けられています。これが元々手が不器用な私には難しい…
不器用な私は、手を細かく動かすというのができません。細かく動かすというのは、指と指が別々の動きができるということです。
人差し指の動きにつられて親指がボールを動かせない…
親指の動きにつられて人差し指がクリックを解除してしまう…
使い始めて一月経ちますが、未だに文章の範囲設定が一発で成功しません…
カーソルがまっすぐに動かせない
自分ではまっすぐに動かしたつもりがわずかに曲面のように動いているというのもしょっちゅうです。
親指を左右に動かすと分かりますが、その動きはメトロノームのようになります。親指の動きをそのままで行えば当然カーソルはまっすぐには動きません。
まっすぐ動くように指先も工夫して動かさないといけないのです。
これもまた不器用なぼくには難しい動作です…
ペイントでの一筆書き風比較
実際どのくらいまっすぐ動かすのに難しいのか、ペイントで一筆書き風に描いてみました。どちらも四角を左上から描き始め、最初の位置に戻るまでマウスから指を離さないという条件で描いています。
マウスは比較的線がまっすぐにひけています。
それに対しトラックボールマウスは、右の縦線と下の横線が明らかに曲線になってしまっています。その線を描く時は、親指を曲げる動作になります。
伸ばした状態で動かす上の横線と左の縦線はまっすぐにしやすいですが、親指を曲げて動かすのは思い通りに動かしづらいです。
追記:使って半年後の感想
使い始めて半年たちましたが、あれから分かったこともあったので追記します。
たまにボールの反応が悪い
しばらく使ってて気づいたのが、ボールが外せるということ。
なんだかカーソルの反応が鈍くなってきたので、電池交換したんですが変わらず。
ボールが何かおかしいのかな?と思ってひっくり返した時、なにやらボールにつながる穴が。そこを指で押したらボールがコロッととれたんです。
で、とれたところを見ると、赤丸部分にゴミが溜まってたことに気付きました。
そのごみを取り除き、ボールをはめなおすとカーソルスイスイ。
以降は一か月に1回くらいボールを外して掃除してます。
ひじ掛けに置いて使える
パソコンで動画鑑賞をするとき、座椅子なら背もたれを倒してのんびりしたいときはありませんか?
けれど、次の動画を選ぶには体を起こしてマウス操作しなくてはならないから面倒ですよね。
トラックボールマウスならマウスを動かす必要が無いので、ひじ掛けにおいて使うこともできます。
動かず済むので、ダラダラしやすくなっちゃいますね。
使い始めて3年目の感想
使い始めて3年目になりますと、上で挙げた問題点はほぼ解消しました。
- カーソルが思った通りに動かない
- クリックしたのにクリックされない
- 肩がこる
- ドラッグが難しい
- カーソルがまっすぐ動かせない
不器用な人間でも、使い続ければ慣れて便利に扱えるようになります。
慣れるまでが大変ですが、慣れた今ではもう普通のマウスに戻る気にならないです。
ここからは、トラックボールマウスに慣れて良かった点を紹介します。
- 腕全体の負担が少ない
- マウスパッドがいらない
- 肩こりが減る
- 操作が早い
腕全体の負担が少ない
トラックボールマウスは、マウス自体を動かす必要がないので腕の負担が少ないです。
動かさないので、トラックボールマウスに手を乗せて力をぬくことができます。
通常のマウスが手でつかむ感覚に対し、トラックボールマウスは乗せるだけ。
トラックボールマウスなら何時間でも操作していられます。
マウスパッドがいらない
マウスを動かさなくていいので、マウスパッドもいりません。
ミニマリストとして、用意しなくていいのはありがたいかぎりです。
机の上にそのまま置いて使うことができます。
もちろん、通常のマウスみたいに動かさないので、デスクを傷つけることもありません。
肩こりが減る
慣れるまでの問題点として、肩がこると挙げました。
しかしそれは、通常のマウスとトラックボールマウスを同じ感覚で扱おうとしたからでした。
通常のマウスと同じように肩に力を入れ、それなのに動かさないので、凝るのは当たり前でしたね。
手を乗せるだけでいいトラックボールマウスは、腕だけでなく肩に力もいりません。
トラックボールマウスへの手の置き方が分かると、肩こりはほぼ無くなりました。
操作が早い
カーソルの動きは、トラックボールマウスのほうが圧倒的に早くなりました。
通常のマウスがマウスパッドの上だけという制限があり、一度端まで動くと反対の端までマウスを移動させなければならない。
それに対し、トラックボールマウスは指を切り返すだけでいい。
作業速度はトラックボールマウスを使うことで早くなりました。
作業性の向上という意味でも、トラックボールマウスは優れていますね。
トラックボールマウスはオススメ?
さて、ここまで感想を述べてきましたが、その上でトラックボールマウスはオススメなのか?
改めてぼくの結論はこれです。
慣れればものすごく便利です。
慣れるまではかなり大変です。ですが、一度慣れれば、もう戻るつもりが起きないほどに便利です。
不器用なぼくが慣れたと言えるまでには、半年ほどかかりました。
腕を動かさず、指先だけで操作する。扱いの手軽さは、圧倒的にオススメです。
マウスパッドもいらないし、机の上をこすることもないので、ミニマリスト的にもオススメです♪
最後に
というわけでトラックボールマウスを使ってみたでした。
最後のもう一度まとめます。
トラックボールマウスは慣れるまで大変
- カーソルが思った通りに動かない
- クリックしたのにクリックされない
- 肩がこる
- ドラッグが難しい
- カーソルがまっすぐ動かせない
慣れてしまえば便利
- 腕全体の負担が少ない
- マウスパッドがいらない
- 肩こりが減る
- 操作が早い
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。