- ロボット掃除機を買うか迷っている人
- アナログなホウキに興味がある人
- 家事を楽にしたい人
こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。
今回はミニマリストがホウキを使うことにこだわる理由を紹介します。
ホウキはお掃除ロボット以上に便利です。
自分の手で行うという手間こそありますが、その手間を除けば掃除機やお掃除ロボットのほうがはるかに手間です。
特に一人暮らしや、自分の部屋だけの掃除であればなおのこと。
楽をしたいのであれば、むしろホウキがオススメです。
こだわる理由は以下の通りです。
- 軽い
- すぐ使える
- 置き場所が省スペース
- ランニングコストがかからない
- 消耗品が無い
- 音がしない
- 掃除以外もできる
- 安い
- 掃除場所を問わない
- ゴミが見える
- 使い方にNGが無い
- 故障が無い
ホウキにこだわる理由
軽い
ホウキは掃除機よりも軽いです。
コードレス掃除機が約4kgに対し、ホウキは約0.5kg。
軽さは行動を起こすかどうかの気持ちに大きく影響します。
少しでも「重くて大変…」という気持ちになってしまうと、それだけで掃除へのモチベーションが下がります。
軽さは掃除の億劫さをかなり減らします。
すぐ使える
コードも無し。充電も要らない。
買ったその場ですぐ使えるのもホウキの魅力です。
コード式掃除機では、コードをコンセントに差したり、使い終わればコードを仕舞ったりと色々手間がありますが、ホウキなら一切無し。
こぼしてしまった粉ものを、ササっと掃除するならホウキのほうが圧倒的に便利です。
掃除したいときにすぐ掃除できる身軽さが、ホウキの魅力です。
置き場所が省スペース
ホウキは吊るすことができるので省スペースです。
掃除機もお掃除ロボットも床置きが必須です。当然スペースは取りますし、床置きすればその周辺にもゴミが溜まりやすくなります。
置き場所の掃除もしなくてはいけない。それがホウキにはありません。
ランニングコストがかからない
ホウキにはランニングコストがありません。
他の掃除家電では様々なランニングコストがかかります。
- 電気代
- 掃除機は紙パック
- お掃除ロボットはフィルター
- コードレスタイプはバッテリー交換
一つ一つは大したコストではありませんが、そこはチリツモ。
ささやかな節約が、大きな節約へと繋がります。
消耗品が無い
ホウキには消耗品がありません。
前述したように、掃除機なら紙パック、お掃除ロボットならフィルターといった消耗品があります。
消耗品の問題はランニングコストだけでありません。
- 消耗品の管理
- 消耗品を置くスペースの確保
- 消耗品を買いに行く手間
消耗品が切れていないかチェックしたり、置き場所を作ったり、無くなればお店に買いに行く。
そういった手間が、ホウキには一切ありません。
音がしない
ホウキでの掃除はほとんど音がしません。
「サーッ…サーッ…」と床をなでる音がするだけ。
静かに掃除ができるので、早朝でも深夜でもお構いなしに使えます。
集合住宅に住んでいる方でも、騒音を気にしなくていいんです。
掃除以外もできる
ホウキとはりみを使い、しょっちゅう部屋に侵入してきた虫を追い出しています。
カメムシのように悪臭をまき散らす虫相手には、ホウキの穂先にそっと掴まらせたら外に連れて行き、はたき落としています。
掃除以外の使い方もできます。
安い
家電に比べ、ホウキはずっと安いです。
特に最新のロボット掃除機は驚くほど値が張ります。
しかしホウキは安ければ千円から買う事ができる。もちろん高価なものはありますが、それでも掃除家電よりはずっと安いもの。
導入コストが安いので、始めやすいです。
掃除場所を問わない
ホウキはその軽さや手回しの良さから、どこでも使うことができます。
- 棚と棚のスキマ
- 部屋の隅
- ベランダ
- 玄関
- 押入れの奥
- 天井のホコリ
お掃除ロボットが入り込めない場所、掃除機を持ちこめない場所…そういった場所でも掃除できるのがホウキです。
ゴミが見える
ホウキで掃くと、部屋にどんなゴミが落ちているのかが分かります。
掃除機やロボット掃除機では全てまとまり、固められてしまうので分かりません。
ゴミの中身が分かれば、部屋を汚す原因も分かり、綺麗な部屋を維持するのが簡単になります。
使い方にNGが無い
ロボット掃除機などには、使ってはいけない場所や吸い込んではならない物などがあります。誤った使い方をすると故障したり、最悪壊れる可能性も。
掃除機で吸ってはいけないものとして以下の物があります。
- 水など飲料水
- 小麦粉などの粉もの
- 釘、画鋲、ガラスなどとがっている物
- ニオイの強いもの
- 可燃性のある液体
ホウキにはそれがありません。
水などは履けないので効果はありませんが、使ったとしても壊れることはありません。
故障が無い
ホウキには「故障」という概念はありません。
経年劣化により毛先が抜けるなど、徐々に穂先が減っていきますが、全く使えなくなるまでにはかなり時間がかかります。
完全に壊れて使えなくなる前に買い替えるなど、交換に余裕があります。
掃除機の場合は、故障すると全く使えなくなります。
掃除自体ができなくなるなど、かなり不便。
いきなり壊れることもなく、そろそろ使えなくなりそうというのが見えるのが、ホウキの扱いやすい点です。
使っているホウキ
ぼくが実際に使っているホウキは、みよし漆器本舗の棕櫚箒です。
棕櫚箒(しゅろほうき)は名前のとおり、棕櫚の木の幹の皮を穂先の素材に使った和箒です。
引用元:棕櫚箒(シュロほうき)について基本的なこと
繊維が細く、柔らかいのが特徴です。
履き心地は優しく、耐久性も一般のホウキに比べかなり長持ち。
穂先も柄も自然の素材でできており、室内につり下げても全く違和感がありません。
竹の柄は、最初こそ握ると痛みがありましたが、徐々に慣れてきて今では手に馴染んでいます。
プラスチック製品のように使えば劣化するだけとは異なり、使えば使うほど味が出てくる。
使い込んでだんだん馴染んでくる感覚は、自然の素材だからこそ。この楽しさが棕櫚箒の魅力です。
ちりとりは『はりみ』
棕櫚箒と合わせて、ゴミをまとめるのに使っているのが『はりみ』です。
厚紙に渋柿を塗ったものです。
厚紙なので非常に軽く、静電気が起きないのでゴミ箱に捨てるときにスッとゴミが落ちていきます。
棕櫚箒と合わせて吊るすことでインテリアにもなります。
厚紙だからすぐ壊れそう…と思っていましたが、1年経っても健在です。
棕櫚箒とはりみについては、以下の記事でさらにその魅力を紹介しています。
最後に
ミニマリストがホウキにこだわる理由について紹介してきました。
最後にもう一度まとめます。
- 軽い
- すぐ使える
- 置き場所が省スペース
- ランニングコストがかからない
- 消耗品が無い
- 音がしない
- 掃除以外もできる
- 安い
- 掃除場所を問わない
- ゴミが見える
- 使い方にNGが無い
- 故障が無い