- ほどほどに小さい財布を使いたい
- 小さい財布でもちゃんと使えるのか、使い心地を知りたい
こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。
ミニマリストといえば、小さい財布というイメージかと思います。
しかし、あまりに小さいと入れたいものが入りきらず、かえって不便になることも。小さいほど持ち歩きは楽ですが、使いづらくては本末転倒です。
ぼくもミニマリストになったころはミニマリストオススメの財布を見て回りましたが、あまりの小ささにその不便さが目につき、結局自分で財布を探しました。
その結果、巡り合ったのが今使っている【Bellroyの『Note Sleeve』】です。
小さすぎず大きすぎず、ほどほどにカードも現金も入る財布としてもう5年以上愛用しています。
本記事では、こちらの財布の特徴や使ってみた実感を紹介していきます。
しかしその前に、まずミニマリストはどうして小さい財布を求めるのかについておさらいしたいと思います。
どうしてミニマリストは小さい財布を求める?
小さい財布にするのは、余計なものを入れられなくなるからです。
財布が大きいとたくさんのポケットや、大容量の小銭入れ・紙幣入れがあります。
人は空いたスペースがあると、それを埋めたくなる衝動があります。カードポケットが空いていると使わないカードをわざわざ用意してでも埋めたくなる。いっぱい入れられるからと余計なお金を持ちたくなります。
そのようにいっぱいに詰め込んでも、すべてを使いこなすことはできません。だんだんと財布の中は不要な物であふれていき、必要なものが取り出しづらくなっていきます。
財布が大きいと何か月も前のレシートがいつまでも入りっぱなしだったり、一度行ったきりのお店のポイントカードが眠っていたりしてしまいます。
そうならないよう、あえて財布を小さくすることで余計なものを溜めづらい状態にする。必要なものしか入ってない、使いやすい財布にする。
そのために、ミニマリストは小さい財布にしています。
では次からぼくが実際に使っているミニマルな財布「Note Sleeve」についてみていきます。
特徴
Note Sleeveの特徴は以下の通りです。
- 2つ折り財布
- ポケットに収まるサイズ感
- カードは5枚は収まる
- 紙幣は10枚まで
- 小銭入れあり
- 名刺入れあり
- Amazonでの高い評価
2つ折り財布
Note Sleeveはその見た目通り2つ折りの財布です。
留めるためのボタンやジッパーも無く、カードや現金を取り出すときの動作は必要最低限で済みます。
閉じていれば逆さにしてもカードや紙幣が落ちてきてしまうということもありません。
ポケットに収まるサイズ感
サイズは縦103mm、横85mm。
厚さは空の状態で10mm、カード5枚・紙幣6枚入った状態で20mmです。
成人男性の手と比べてもこのサイズ感で、大きすぎず小さすぎ。非常に取り回ししやすい大きさです。
もちろんズボンのポケットにもすっぽり収まります。長財布のようにポケットからはみ出すこともないので、スリのリスクも減ります。
カードは5枚収まる
カードは開いた箇所に3枚、プルタブにも2枚ほどは収まり、全部で5枚ほど収まります。
ぼくは手前の日常使用のカードスロット3枚には、
- プリペイドカード(Kyash)
- クレジットカード(JCB)
- 運転免許証
を入れています。
プルタブには、
- 保険証
- マイナンバーカード
と、普段使わないけど稀に必要になるカードを入れています。
紙幣は10枚まで
紙幣は見た目とは裏腹にそこそこな枚数が入ります。10枚くらいまでは余裕です。
ただサイズとしては、千円札や五千円札は問題ありませんが、一万円札はぎりぎり。少し入れるのに手間取ります。
近いサイズである商品券やギフト券も入れづらいです。
小銭入れあり
この小ささですが、小銭入れもあります。
ただし、入れられる量はほんの数枚。また、入れると非常に取り出しづらく、財布を引くり返さないと取り出せません。
使うとしても、予定外のお釣りを仮置きしておくくらいが丁度いいかと思います。
名刺入れあり
名刺入れの箇所もあります。
しかしこちらもほとんど枚数は入らず、1~2枚入れるのがやっと。
名刺入れを忘れたときの予備を入れておく場所として活用するのがいいでしょう。
Amazonでの高い評価
Note SleeveはAmazonで極めて高い評価を得ています。
評価は★4.2。総評価数は驚きの3,264件(2024年12月12日時点)。日本のみならず、外国でも高い評価を得ています。
これだけの評価数でありながら、その平均評価が4.2という高水準なのはものすごいことです。安心と信頼の証と言えるでしょう。
ここまで特徴を見てきました。
次は、実際に使ってみた上での実感を紹介します。
使ってみた実感
使ってみた実感は以下の通りです。
- 持ち歩きやすい
- 必要なものは十分収まる
- 留め具が無い
- 取り出しやすい
- 余計なものを入れる余裕はない
- 小銭入れや名刺入れは使ってない
- 優れた耐久性
詳しく見ていきます。
持ち歩きやすい
サイズは手にすっぽり収まるサイズ。おかげでどこに行くにも手軽に持ち歩けます。
財布を入れるためのカバンを用意する必要もなく、財布だけをもってフラッと買い物にも出かけやすいです。
必要なものは十分収まる
カードは最大5枚、紙幣は10枚と入りますので、必要な分はしっかりと収まります。
この財布にする前は長財布で、カードは20枚以上持ち歩いていました。この財布に切り替えたときに収まらない分は手放したり、カードからアプリに切り替えたり。中には1回も使ってないカードが入っていたこともありました。
切り替えた直後は小さくし過ぎたかと不安でしたが、意外と収まり一安心です。
本当に必要なのはこれだけで済むということを実感しました。
留め具が無い
Note Sleeveには留め具となるボタンも、ジッパーもありません。
カードや現金を取り出すときに、無駄な一手間が無いのも良い点です。
もちろん、留め具が無いからといって財布から中身がボロボロとこぼれてくることはありません。
取り出しやすい
日常使用のカードスロットは3枚分というのが絶妙です。
これより多いとカード同士の厚みで出しにくくなったりしますが、そういったこともありません。かといって少ないと、どれを優先して手前に置くかで迷いやすい。
長財布のように段々畑みたいなカードスロットにカードを入れると、奥のカードが圧迫されて取り出しづらくなるんですよね。
よく使うカードを3枚だけ選べるというのは良いデザインだと思います。
紙幣も折らないで入れられるので、入れやすいし取り出しやすいです。
余計なものを入れる余裕はない
必要なものを入れるスペースはありますが、だからといって余計なものを入れて置ける余裕はありません。
レシートや、行っていないお店のポイントカードを入れて置くスペースは無いです。
小さい財布の利点は溜めておけないということ。レシートはすぐに家計簿に入力して処分するなどして、財布をスッキリさせておく習慣を身に付けることができました。
小銭入れや名刺入れは使ってない
小銭入れや名刺入れは使っていません。
小銭入れは入れづらいし、入れると小銭が浮き出て見た目が不気味になります。
名刺入れは、そもそも名刺を持っていないので活用する機会がありません。一応名刺入れはカード入れにもなりますが、今以上のカードを持ち歩く必要は無いので、空いたままです。
優れた耐久性
こちらの財布を買ったのは、2019年7月25日。
それから今日(2024年12月12日)に至るまで5年以上使い続けていますが、何も問題ありません。
むしろこなれてきて柔らかくなり、使いやすくなっています。
革製品の徐々に馴染んでくる感覚はやみつきになりますね。
縫製にほつれもなく、まだまだ使い続けられそうです。
その他:小銭入れ・通帳入れ
ここまでミニマルな財布Note Sleeveについて見てきました。
Note Sleeveは便利ですが、小銭は入れづらいという欠点があります。そのため、ぼくは別途小銭入れも用意しています。
また、頂き物などでギフト券や商品券を貰うとそれを入れる余裕も無い。ということで、ギフト券用に通帳入れも持っています。次はそちらを紹介していきます。
小銭入れ
こちらはNARUの本革がま口財布です。
がま口財布を選んだ理由は、
- 小銭を入れやすい
- 小銭を出しやすい
- 開きやすい
- 閉じやすい
- 手のひらに収まるサイズ
という点からです。
以前別の小銭入れを使っていましたが、閉じづらさがイヤになってがま口財布に切り替えました。
ただかなり小さめなので、中の小銭を取り出すのに指二本でつまむようにしないと取り出せないのが少し難点。
見た目はかなり古風ですが、使ってみると利便性を徹底的に追及した機能美あふれる財布ということがわかります。
通帳入れ
こちらはハンドメイド作品の通帳入れ。
シンプルな作りで、市販の通帳入れにありがちな無駄なじゃばらポケットがありません。そのおかげでとても使いやすい。
こちらにはギフト券や商品券を入れています。
無印のサコッシュにもギリ入るサイズ感。
ここまで紹介した物を一つに集約した財布もありますが、そういったものは中がごちゃごちゃして使いづらくなります。持ち物の数を増やしてでも、一つ一つ役割を別個に持たせた方が使いやすいです。
最後に
ミニマリストが使うミニマルな財布【Bellroyの『Note Sleeve』】について見てきました。
大きすぎず小さすぎず、ほどほどにカードも現金も収まります。これまで大きい財布を使っていたけど小さい財布に切り替えてみたいという、ミニマリスト初心者にはうってつけの財布。
間違いなくオススメできる財布です。