- 寝具を減らしたい人
こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。
布団や毛布、敷布団など寝具はかさばりますね。
特に冬は寒いですから、布団も厚手のものが欲しくなります。しかしシーズンオフのときに仕舞う場所に困ってしまう。それに、シーズンが変わるごとに寝具を入れ替えするのも面倒ですよね。
そこで本記事では、寝具をできるだけで減らして過ごすミニマリストの寝具事情を紹介します。
どんな方法なら寝具を減らせるかを解説していますので、是非参考にしてみてください。
まず結論として、持っている寝具は以下の通りです。
- 羽毛布団…1枚 カバー1枚
- 掛布団……1枚 カバー1枚
- 毛布………1枚
- 敷パッド…1枚
- 敷布団……1枚
- マットレス1枚
- 枕…………1個 カバー1枚
しかし寝具紹介の前に、まずはぼくが住んでいる地域について簡単に紹介します。住んでいる場所次第で気温は大きく変わりますから、それが分からないと参考にしづらいと思います。
沖縄の人と北海道の人とでは、同じ寝具にはできませんからね。
筆者の住んでいる地域
ぼくは福島県在住です。東北の最南端で、ぎりぎり北国に入る位置になります。
参考として、県庁所在地である福島市の2023年の年間気温のグラフを載せておきます。
夏場は最高気温は40℃近くまで。冬は最低気温はマイナス6度ほど。
さらにこの気温の中で、一切器具は用いません。
夏なら扇風機やエアコン、冬は暖房器具や湯たんぽといったものは一切使わずに寝ています。
このような気温のもとでどんな寝具を持っているか、次から紹介します。
所有する寝具紹介
持っている寝具は以下の通りです。
- 羽毛布団…1枚 カバー1枚
- 掛布団……1枚 カバー1枚
- 毛布………1枚
- 敷パッド…1枚
- 敷布団……1枚
- マットレス1枚
- 枕…………1個 カバー1枚
羽毛布団
羽毛布団はニトリの「かるふわ羽毛かけ布団」です。寒い冬の夜を耐えるには、やはり羽毛布団の保温力は必要です。
羽毛布団とカバーをセットで一組だけ持っています。冬の間だけ使用します。
掛布団
掛布団もニトリの「温度調整かけ布団」です。こちらは薄手ながらそこそこ温かいので、春と秋で使用しています。
こちらもカバーとセットで一組だけ持っています。
毛布
毛布は無印の「あたたかファイバームレにくい厚手毛布」。
温かいけど蒸れにくいということで、冬も夏も使っています。オールシーズン使用。
洗う時は晴れてる日を選んで、朝洗って夕方にまで乾くようにしています。
敷パッド・敷布団
敷パッドは無印の「あたたかファイバームレにくい厚手敷パッド」。毛布と同様蒸れにくいので、こちらもオールシーズン使用しています。
ふんわり柔らかな感触で、眠るときにはこの柔らかさに毎晩癒されています。意外と暑い夏でも心地よいので、夏=サラリとした感触が当たり前と思っている方には、是非一度試してみてほしいです。
敷布団は近くのホームセンターで購入したもので、銘柄は不明。
この敷布団の役目は体の沈み込みの調整です。敷パッドとマットレスだけでは硬くて腰を痛めたので、もう少しだけ沈み込む柔らかさが欲しくて買いました。
時には寝具を増やしてでも寝心地の良さを優先します。
マットレス
マットレスは高反発・極厚ソファーマットレスを使用しています。このマットレスの特徴は以下の通りです。
- 分厚い(10cm)
- 折り畳み方次第で複数の使い方ができる
- 硬い
フローリングの床は冷えるので、底冷えします。床との距離を取ることで冷えを減らしています。
高反発で硬さがあるので、柔らかい布団だと腰を痛める人にオススメ。
また、硬さのおかげで立て掛けしやすく、以下の写真のように横立てできます。すのこ要らずなのも嬉しいポイント。
その他、このソファーマットレスの使用感について以下の記事で詳しく解説しています。
枕
枕と枕カバーは両方とも無印良品で購入しました。
「頭を支える沈み込み過ぎないふっくら枕」と「ムレにくい厚手毛布で作った暖かいまくらカバー」です。こちらも蒸れにくいので、オールシーズン使用しています。
この枕は沈み込みすぎないとなっていますが、結構沈みます(笑)。枕無しではきついけど、かといって普通の枕では首の位置が高いと感じる人は、一度検討してみてください。
ここまで寝具を個別に紹介してきました。
次は寝具の季節別の使用シーンを見ていきます。
季節別の寝具活用シーン
シーンは、春・秋、夏、冬と3パターンになります。
夏シーン
夏は毛布だけを掛けます。敷パッドや枕はオールシーズン使用。
ただ稀に冷え込む夜もありますので、掛布団は一応準備しておきます。
実質、掛布団もオールシーズン使用しているといってもいいです。
春・秋シーン
春と秋は、夏シーンに掛布団を1枚追加します。
これで少し冷え込む程度の夜ならば十分です。
冬シーン
冬シーンは、春・秋シーンに羽毛布団を追加します。
羽毛布団・掛布団・毛布と3枚掛けですが、重さとしてはこれが一番心地良いです。適度な加圧がかかり、一番良い眠りができているのは冬だと思います。
3枚掛けにすることで湯たんぽが不要に
以前の冬は羽毛布団+毛布の2枚掛けでした。しかしこれでは足元が冷えてしまい、湯たんぽは必需品でした。
しかし3枚掛けにしたことで、足元の冷えがなくなりました。3枚掛けにすることで外の冷気が布団の中に入りにくくなったんだと思います。
湯たんぽを無くしたいと思う方にも、布団の3枚掛けはオススメです。
ここまで実際の寝具を紹介しました。
次からは、ここまでの内容を踏まえて寝具を少なくするコツを紹介します。
寝具を少なくするコツ
寝具を少なくするコツは以下の通りです。
- オールシーズン使えるものを選ぶ
- 夏を基本とした加算式
- 予備は持たない
それぞれについて詳しく解説していきます。
オールシーズン使えるものを選ぶ
オールシーズンで使える物を選べば、寝具は減らせます。
ぼくは、
- 毛布
- 敷パッド
- 敷布団
- 各カバー
…を季節ごとに変えないので、かなり減らせています。特に有用なのは無印良品のあったかムレないシリーズ。これのおかげで季節ごとに用意せずに済みました。
冷感敷パッドは?
夏は暑い。というわけで、以前冷感敷パッドを買って使ったことがあります。しかしダメでした。
ダメだった点は3点。
- 蒸れる
- 冷たいのは空気も冷えているときだけ
- 暑いときには全く効果がない
とにかく通気性が悪かったです。じわじわと敷パッドに汗がこもり、背中にどんどん汗をかいていく。冷感効果も、猛暑の夜では全く意味を成しません。
結局、本来冬用のあったかムレない敷パッドのほうが涼しいという結果になり、オールシーズン使うようになりました。
夏でも冬でも通気性は大事ですね。
夏を基本とした加算式
夏用シーンを一番涼しい基本形にし、気温が下がるごとにそれに追加していく加算式にすることで、寝具を減らせます。
春・夏・秋・冬と季節ごとに分けることはせず、布団を付け足していくことで寒さに対応できるようにします。
このやり方であれば、収納スペースも大きく減らせます。夏に仕舞う必要があるのは羽毛布団だけ。冬は全ての寝具を出すことになるので、仕舞うものがありません。
入れ替えをすることもなく、寒くなったら出す、暑くなったら仕舞うだけで済みます。
寝具と同じ加算式の方法を取ることで、冬服の枚数も減らすことができます。冬服の枚数を減らしたい方は以下の記事がオススメです。
予備は持たない
敷パッドやカバーの替えは持っていません。
寝るときだけ使うものですから、起きてから次に使うまでには半日の猶予があります。洗って乾かすまでには十分な時間ですね。
なので、予備を持つ必要がありません。
冬でも厚い敷パッドはしっかり乾くので、問題ないです。
最後に
ミニマリストの冬の寝具を紹介しました。
物を減らすことは大事です。
しかし、寝具は眠りの良し悪しに直結します。いくら寝具の数を減らしたといっても寝心地が良くなく、睡眠の質を落とすことは避けたほうがいいです。
心地よい眠りは日々の健康とパフォーマンスに不可欠。物を減らすことに囚われ、寝起きが悪くなってしまったということがないよう、注意してください。