- 物価高で上がる食費を少しでも減らしたい。でも健康を損ないたくない

こんにちは、せい(@aodama_s)です。自炊歴11年のミニマリストです。
先月の食費はいくらかかりましたか?
最近の物価高により、食べ物はなにもかもが値上がりしている状態です。
何も考えず食べていると食費はどんどん膨れ上がり、家計を圧迫します。
だんだん、やりたいことや趣味に使うお金が無くなり、食べるためだけに働くようになってしまう。
それはイヤですよね。
ぼくは食費を月2万円前後に抑えています。

それには自炊は必須。
しかも、食費節約にありがちなことをしていません。
- 安いインスタント麺ばかり食べる
- 安さにつられて不味いものを食べる
- ただ我慢する
こんなことをしては節約できたとしても長続きしません。
健康を損なうリスクもありますから、もし病院に掛かるようなことがあれば節約が水の泡。
そこで本記事では、自炊で健康的に食費を節約するための方法を紹介します。
ぼくは月の食費が2万円前後ですが、病気知らずの健康体。
しかも、毎日1時間以上散歩し、ブログや趣味の小説は1日8時間以上やるくらい精力的です。
安全に食費を節約し、他のことにお金を使えるようにしていきましょう。
食費が増える原因
まずはざっと食費が増える原因について振り返りましょう。
- 嚙まない物を食べている
- 栄養が偏った食事をしている
- 買いすぎている
- 食べ過ぎている
- 料理にこだわりすぎる
- 外食が多い
- ストレスが多い
食費を減らすにはこれらの問題を解決する方法が望ましいです。
次から食費を減らす方法を紹介します。
食費を減らす方法
食費を減らために実践していることは多くあります。
真似できそうな方法から参考にしてみてください。
よく噛んで満腹中枢を刺激する

よく噛むことは食費を減らすのに効果があります。
噛むことは満腹中枢を刺激し、少量で満腹感を得られるからです。
そのためには、
- 硬いもの
- 弾力があるもの
といった、歯応えがあるものを食べるといいでしょう。
ぼくが歯応えのためによく食べている食べ物は、
- 玄米
- 漬物
- 豆みそ
- 煮干し
などです。
ぼくは日々の食事を、玄米菜食をメインにしています。
玄米菜食は歯応えがある食べ物が多く、節約にはオススメ。
ぼくの日々の食事について、より具体的な内容は以下の記事でまとめています。
未精製品を素材にした食品を食べる

空腹感というのは、実はお腹の中が空っぽになったときだけ感じるものではありません。
体に必要な栄養が不足している状態でも、空腹感はあります。

ジャンクフードを食べてもお腹が満たされないと感じるのは、それらに栄養が全然含まれていないからです。
これらは『隠れ飢餓』と呼ばれ、十分に食べ物を食べているのに栄養不良になっている状態です。
この状態では、食べられる量よりも多くの量を食べすぎ、食費がかかってしまいます。
それを防ぐのに効果的なのが未精製品です。
- 玄米
- 全粒粉
- 煮干し
などが有効です。
現代の食事は精製品が溢れ、それらにはミネラルやビタミンといった栄養が不足。
それらを取り続けることで隠れ飢餓になり、食べ過ぎを引き起こします。
未精製品は栄養バランスに優れる上、歯ごたえもあってよく噛むという効果も得られます。
バランスの良い食事ということで、品数の多い食事が推奨されますが、品数を増やすには手間と食材が多く必要となり、節約には難しいです。
未精製品ならさして手間も増えず、品数を増やすといった食材のコストも上がりません。
安価で栄養バランスに優れる食材、それが未精製品なのです。
間食をうまく活用する

食費を節約するには、間食も大事です。
間食なんてしたら全然節約なんてできるわけがない…そう思われるかもしれません。
しかしそれは、間食=お菓子という誤った認識が原因です。
間食とは足りない栄養を補うのが目的。
普段の食事で足りない栄養を補うためであれば、空腹感があっても少しの食事で足ります。
少しの食事で十分ですから、空腹だからと一食取るよりも食費は抑えられます。
間食といえど、しっかり栄養が摂れる食品であることが大事。
オススメなのは以下の食品です。
- 全粒粉ビスケット
- チョコレート
- ナッツ類
- あんこ
どんな栄養が不足しているかは、その前の食事の内容や日々の活動で変わります。
1種類に固定するよりも、複数の間食品を揃えておくとその時にあった栄養が取りやすくなります。
少しの食事で満足できるようにする
食費を減らすには、食べる量を減らすことも大事です。
とはいえ、闇雲に減らせばいいというわけではありません。
必要なイメージは、
本当にこんなに食べないとダメなのか?
という疑問を持つことです。
現代は飽食の時代と言われていますが、それは裏返せばこんなに物を食べまくる時代は過去にないということ。
つまり、食べ過ぎを疑うということです。
人間は食べないと生きていけませんが、だからといっていくら食べてもいいというわけではありません。
むしろ食べすぎは万病のもとになり、病気になって医療費の出費を招きます。
体に必要な量だけを食べれば、生きられるのはもちろん、病気も寄せ付けなくなります。
腹八合医者いらず
ぼくは現在1日1食で生きています。単純に言えば、食費は1/3になりました。
それでも日々健康であり、むしろ3食食べていた頃よりも気分は良く、身体も軽いです。
いきなり極端に減らすことはNGですが、少しずつ
こんなに食べなくてもいいんじゃないか?
と疑って、減らしてみてください。
ぼくは日々の食事を1日1食で済ませています。
ただ、いきなり3食だったのを1食にしてはいません。
2年かけて、3食を1食に減らしていきました。
その方法を以下の記事でまとめていますので、参考にしてみてください。
買った物を食べ切る
買った物を腐らせたり、消費期限切れになる前に食べ切るようにします。
もし、腐らせたり、消費期限切れで捨てたものがあるとすれば、食費を無駄にしたということになります。
こんなにもったいないことはありませんね。
しっかり食べ切れば、買った物を無駄にせず、食費もむだになりません。
また、食べ切るという意識を身に着けることで、
「これを今買って、いつまでに食べ切ることができるのか?」
と自分に問うようになり、日々の買い物で買いすぎも防げるようになります。
その他、買った物を無駄にしてしまう食品ロスを減らす方法を以下の記事で紹介しています。
食品ロスを減らす取り組みも、節約には効果がありますので、是非読んでみてください。
コーヒーを飲む

コーヒーを飲むのも、食費の節約に効果的です。
珈琲には食欲を抑制する効果があり、食べ過ぎを防ぐのに効果があります。
ぼくは間食を食べるときには、コーヒーと一緒に摂るようにしています。
少しの間食とコーヒーで空腹感が収まるので、オススメの方法です。
調味料は使い切りか最小サイズを買う
食費を節約する上で、見過ごせないのが調味料です。
料理好きな人は別ですが、自分が食べる分を最低限作れればいいと言う方は、調味料は使い切りか最小サイズを買うといいでしょう。
特に一人暮らしを始めたての人は、家族がいたときと同じサイズを買ってしまいがちですが要注意。
一人暮らしでは思った以上に調味料が減りません。
いつの間にかカビが生えたり、消費期限切れになっていることが起こります。
消費期限が無い砂糖や塩を除いて、それ以外の調味料は使い切れるサイズで買うと無駄を抑えられます。

安いからと徳用を買って半分以上残ってしまった…なんてことは、しょっちゅうありました。
また、何度も作りたいと思わない料理なら、自分で作らずに外食や総菜で済ませたほうが結果的に無駄が減ります。
特にスパイスや他に使う当てがない特殊なソースは、1回使ってそのままになりがち。
食べたいからと自炊にこだわらず、適度に外食や総菜を利用しましょう。
買い物は食後に行く

買い物は、食後でお腹を満たしたタイミングで行きましょう。
空腹のときにいくと、食材や総菜を前にあれも食べたいこれも食べたいとなってしまい、買いすぎてしまいます。
食後であれば、食べ物への興味も薄れているので、無駄な買い物をしづらくなります。
サービス品を狙って買い物に行かない
食費を節約するためにはサービス品を狙うのが常識…と思われるかもしれません。
しかし、安いからという理由で買いに行くのはオススメしません。
その理由は、
を招く可能性があるからです。
サービス品は消費期限が間近に迫っているため、安くなっています。
安いからと買いすぎた結果、
- 期限がすぎて食べられなくなった
- 食べ切ろうとして食べ過ぎてしまった
といったことになり、結局節約にならない可能性があります。
サービス品で安いからと油断せず、
ということを守りましょう。
八百屋で顔なじみになる
野菜を買うなら、スーパーで買うより直売所か八百屋がいいです。
そのどちらかで言えばさらに安くなるかもしれないのが八百屋。
ちょっと傷んでるけどまだ食べられるのを安くまとめ買いさせられる
ということがある…かもしれません。
もちろんこれは、
- 顔なじみになっているなど気心がしれている
- こちらから要求はしない(あくまでも買わせられている)
- 常にあるとは限らない
という条件があります。
あくまでもあればラッキー程度ですが、大量に野菜を手に入れられるチャンスでもあります。
近くに八百屋があれば、通い詰めてみるのもいいですよ。

ちょっと傷んでても、自分で食べられるかどうか判断できることも重要です。
ストレスを減らす

ストレスは食費に大きく影響します。
強いストレスには暴飲暴食を促すリスクがあるからです。

幸せでお腹が減らないというのは、気分の問題ではなくセロトニンによって食欲が抑えられているからですね。
ストレスは食欲以外にも、買い物などで発散したくなるなど散財を引き起こしてしまいます。
ストレスを減らすことで暴飲暴食を抑え、食費を減らすことができます。
日々のストレスの発散方法や、そもそもストレスを生まない方法を以下の記事で紹介しています。
ストレスは食費が増える以外にも多くの害がありますから、是非減らせるよう記事の内容を参考にしてみてください。
家計簿を付ける
家計簿を付けることで、食費を抑えることができるようになります。
『メモリーダイエット』という言葉を聞いたことがありますか?
これはダイエットの一つで、
食べた物を記録するだけ
という非常にシンプルな方法です。
どうして記録を付けるだけで痩せられるかというと、意外と人は自分がやったことを覚えていないものです。
ダイエットを始めようと考える人は、「自分はそんなに食べてない」と思い込んでいます。
しかし、いざ記録を付けてみるとあちこちで食べており、ようやく自分が食べ過ぎていることを自覚します。
これを食費にも応用するのです。
そんなに食べてないのに食費がかかりすぎている
そう思う人には、家計簿を付けることをオススメします。
簡単な家計簿の付け方を以下の記事で紹介しています。
これまで家計簿を付けたことが無い人でも、取り組みやすい方法となっています。
最後に:食費を掛けなくても健康的な食事はできる
食費を減らす方法を紹介してきました。
世の中の食費を減らす方法や、健康的な食事には誤った思い込みがはびこっています。
- 食費を減らそうとすると不健康な食事になる
- 健康的な食事には金がかかる
そんなことはありません。
食費を節約しつつ、それでいて健康になることは可能です。
その方法を、この記事では紹介してきました。
数が多いですが、取り組めそうなことから取り組んでみてほしいと思います。
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