- 掃除に苦手意識をもっている
- 簡単に掃除ができるようになりたい
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こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。
部屋が汚いのだけれど掃除する気になれず、掃除は苦手だと感じていませんか?
本記事ではミニマリストのぼくが簡単に部屋を掃除する方法を紹介します。面倒くさがりのぼくが、ネットで検索したり試行錯誤しながら実践し、「これなら簡単にできた!」と自信をもって言える方法です。
ここで紹介する方法を実践すれば、苦しい思いをすることなく部屋をきれいに、そして掃除に対する苦手意識も克服できます。
それではさっそくその方法を紹介を見ていきましょう。
掃除を簡単にする方法7選
掃除を簡単にする方法は以下の通りです。
- 物を減らす
- 毎日やる
- ついで掃除
- 汚れる前に掃除する
- 掃除用具を綺麗にする
- オープンにする
- 100%を目指さない
それぞれの方法について詳しく解説します。
物を減らす
掃除を簡単にするのに最も有効な方法は、物を減らすことです。
↓の部屋はミニマリストになる前のぼくの部屋です。
こんな部屋だったときは掃除が嫌で嫌で仕方ありませんでした。掃除も最後にいつやったか覚えていないくらい。自分は片付けが下手で、掃除もできないと思っていました。
物が多いと、
- 物をどかす・戻す
- 物を避ける
といった動作が追加されるので、ますます大変になります。
今は↓のような部屋に。
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可能な限り物を減らしました。床置きも極限にまで減らすことで、掃除は一気に簡単に。不可能だと思っていた毎日の掃除ができるようにまでなりました。
掃除ができない…そう思っていましたが、それはただの思い込みだと思い知らされました。
『掃除が苦手』はただの思い込みだった
掃除ができないのは苦手だから…そんなことはなかったんです。
マラソンに例えましょう。物が多い部屋は、砂浜を走るようなもの。砂浜は足が取られますので、走る速度は落ちます。それで、足が遅いからマラソンは苦手となるでしょうか?そんなことはないはずです。
一方、コンクリートの地面であれば足が取られることはなく、すんなり走れます。物が少ない部屋の掃除はこのようなものです。
物が少なければ、誰でも掃除はできます。極端な話、何も物が置いてない部屋を前に、掃除ができないと思う人はいないでしょう。物が多いから、掃除は大変になり、苦手だと勘違いしてしまうんです。
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物を減らすならミニマリストになることをオススメします。ミニマリストでなくても減らせますが、「減らすんだ!」という覚悟を決めるには肩書を持つだけでも違います。
毎日やる
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掃除を簡単に…そう思うのであれば、毎日やるのが合理的です。
汚れとは積み重なるものです。一つの汚れが大きくなるのではなく、小さい汚れが日々積もり重なっていく。時間が経った汚れほど落ちづらいのは、何層にも重なってこびりついた汚れだからです。
よく使う場所、汚れやすい場所ほど毎日掃除したほうがいい。汚れが積み重なる前に掃除することで、すぐにきれいになり、掃除は簡単になります。
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毎日掃除することで、5年経った今でもトイレの便器には『サボったリング』はありません。一度作るとなかなか落ちないのは経験済みです。
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ついで掃除
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掃除をするなら『ついで』に掃除しましょう。
例えば、トイレに行ったついでにトイレ掃除。換気したついでに床掃除。
「さぁこれから掃除をしよう」と考えること自体が、掃除を大変にさせる要因です。掃除は単体で行わず、何かの行動のついでに行いましょう。
オススメはすでにできている習慣に紐づけること。習慣や生理現象など、毎日行うことのついでに掃除すれば、掃除を始めることへの抵抗感も下がります。
汚れる前に掃除する
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汚れになってから掃除すると大変なので、汚れになる前に掃除すると簡単になります。
例えば浴室の水垢。水垢は浴室内に水滴が残り、湿度が高い状態で維持されると起きる汚れです。そこで、お風呂上りに浴室内の水分をふき取り、換気することで水垢の発生を防止することができます。水垢を落とすよりもずっと楽です。
このように、汚れになる前の状態で処置すると掃除は簡単になります。
浴室掃除をより簡単にするには、物を置かずに吊り下げるのが有効です。水垢・カビの発生をかなり減らせます。
掃除用具を綺麗にする
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掃除への意欲を高めるには、掃除用具を綺麗にしておくことが大切です。
新品の掃除用具を手にした時、早く掃除してみたいと思ったことはないでしょうか?掃除用具がきれいだと、掃除する気持ちも高まります。
一方、掃除用具が汚いと掃除する意欲も下がります。ゴミが詰まって吸えなくなった掃除機、汚れて黒くなった雑巾、丸くなったブラシでは掃除したくありませんね。
掃除が終わった後に、掃除道具をきれいにしてから仕舞う。そうすることで、次の掃除が始めやすくなります。
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ぼくは雑巾は使い終わったら必ず天日干しにします。太陽の光が殺菌消毒してくれるので雑巾は清潔になり、次にいつでも使うことができます。
オープンにする
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普段隠している場所は、汚れていることに気付きにくく、気付いたらとんでもない汚れが溜まっていた…なんてこともあります。そういった場所は、オープンにすることで汚れ始めを見つけやすくし、掃除を簡単にできます。
例えば排水口のカバーなど。ぼくはこういった場所のカバーは外しておき、汚れを見やすくしています。
汚れやすい場所だから隠しておきたい…その気持ちはよく分かります。しかし、いつかは掃除しないといけない時が来ます。それなら、隠さないほうが掃除は簡単です。
100%を目指さない
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掃除をするとき、100%は目指さずに60~80%程度を心がけましょう。毎日やれば、そのくらいで十分キレイを維持できます。
きっちりやると大変なだけでなく、次の掃除への意欲も下がります。「掃除は大変なこと」という苦い経験を積まないようにしましょう。
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ポイントは掃除を結果ではなく過程で評価すること。綺麗になったかどうかではなく、掃いた・拭いたといった過程を重視しましょう。
ここまで掃除を簡単にするための方法を見てきました。掃除は、掃除そのものを簡単にすることだけでなく、掃除は簡単でいいという心構えも大事です。
まずは物を減らす。その次に、掃除を変に気負うことなく、毎日の軽いローテーションに組み込んで始めてみてください。
さて、掃除をしていると運気が上がるとか、そんな話を聞いたことはないでしょうか?次はそんな疑問に答えていきます。
掃除のQ&A
ここからは掃除におけるQ&Aについて見ていきます。
掃除をすると運気が上がる?
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掃除には運気を上げる効果があります。
そもそも運気とは何でしょうか。勝手に降ってくるものでしょうか。ぼくは運気とはそこにあることに気付き、掴み取るものであると考えます。
掃除をすると、汚れに気付きやすくなります。汚れとは通常とは異なるもの。つまり、普段と違うものに気付く能力が養われます。
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そして運気とは、普段とは違う流れです。「今違う流れが来ている」ということに気付くこと。気付いたらあとはその流れに乗る。それが運気が上がるということだと思います。
それができるようになるのが、掃除の効果です。
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掃除をすると、小さなことに気が付けるようになりました。その小さなことをこなしていくと、着実に成果が上がっているのを実感します。これが運気が上がっていることだとぼくは思います。
掃除を好きになりたい
掃除を好きになるには、掃除した成果を確認しましょう。
掃除して綺麗になったことも有効ですが、掃除して汚れた掃除用具や溜まって捨てるゴミを確認することのほうがもっと効果的です。掃除用具の汚れは、それだけ汚れを取り除いた成果。大切なのは、掃除した実感を得ることです。
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汚れた掃除用具やゴミは、自分が掃除をしたという実感を持たせてくれます。実感を得ることで、掃除は楽しくなります。部屋がきれいになったかどうかなど掃除の結果ばかりに注目すると、綺麗にできなかったときに不満となり、嫌いになるおそれがあります。
綺麗にできたかどうかはほどほどにし、汚れを取り除いたという実感を得ることに集中するといいです。
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ぼくはホウキでの掃き掃除が大好きです。掃いて溜まったゴミを見ると掃除した!という実感が一番感じられます。
最後に
掃除を簡単にする方法を見てきました。
掃除が苦手だという人は多いです。しかし、その実態は掃除そのものが苦手というより、掃除が難しい環境になっている。掃除が大変で手を付けられないから苦手だという勘違いにあると思います。
掃除で重要なのは物を減らすことと気負わないことです。掃除を苦手とする人は、掃除の理想像が高くなっている傾向があります。
掃除は掃除したこと自体に価値があります。きれいになったかどうかはそのおまけにすぎません。是非掃除を「簡単だ」と言えるようになっていただければと思います。