- 自炊始めようと思うけど、ガスコンロとIHコンロのどっちがいいか悩んでいる

こんにちは、せい(@aodama_s)です。手仕事大好きアナログミニマリストです。
自炊って面倒くさいと思いませんか?
仕事から疲れて帰ってきて、それから包丁握って材料切り、フライパンで炒めたり鍋で煮るなんて大変です。まして一人暮らしなら簡単にササっと済ませたいですよね。
そこでオススメなのがIHコンロ。IHコンロはガスコンロに比べて楽になります。
自炊はラクしてナンボ。苦労なんて美徳はいりません。
ぼくは一人暮らしを始めてからガスコンロを8年以上使い、そして今はIHコンロ(100Vタイプ)に切り替えて3年経ちました。その経験から言えることは、

IHコンロめちゃくちゃ楽ですわ!
本記事では、一人暮らしにはIHコンロがオススメな理由を紹介します。ガスコンロと比較して、IHコンロがどれだけ楽なのかを感じていただければと思います。
IHコンロがオススメな理由
掃除が楽

IHコンロ最大の利点は掃除のしやすさ。鍋からの噴きこぼれ、フライパンからの飛び散り。どんな汚れもサッと一拭きです。
掃除のしやすさの理由は表面がガラス製でフラットだから。布巾で擦るだけで汚れはスルッと落ちてくれます。
ガスコンロはとにかく掃除が大変。特に五徳はすぐに焦げ付いて汚れるし、『ガスコンロ 五徳 掃除』で検索すれば掃除方法がずらっと。それだけ困ってる人が多い証拠です。
自炊は片付けするまで自分の役目。だったら、その掃除が楽なIHコンロをオススメするのは当然と言えるでしょう。
火力は十分

IHコンロは火力が弱い…そんな風に言う人もいます。
確かにガスに比べて弱いです(1ℓの水を700W出力で沸かそうとしたら13分30秒かかった)。それは否定できません。
しかし、一人暮らしの自炊にそもそも高火力はいりません。鍋に水を入れて沸騰を待つ間に、材料を刻んだり他の調理を進めている間に沸騰してます。
朝の忙しい時間に鍋でお湯を沸かすとしても、コンロの前でおとなしく待ってられませんね。ちょっと他のことをしている間に、ボコボコと沸く音が聞こえてきます。
ガスコンロの高火力は一人暮らしには過剰。IHコンロのちょっと低火力くらいがちょうどいいです。
安全性は上

IHコンロは安全性の高さもウリです。直接火が起きないので、火傷や引火して火災といった事故も起きません。
とはいえ、一切火災のリスクが無いわけではありません。台所火災の原因のトップである『てんぷら鍋からの発火』はIHコンロでも起こる可能性があります。
しかし、それ以外ならガスコンロでは起きてもIHコンロなら無し。
一人暮らしですと賃貸になるでしょうから、火災を起こすと自分だけの被害ではすみません。より安全性を求めるために、IHコンロがいいです。
味の違いは無い

ガスとIHじゃ、ガスのほうが料理は美味い…といった声があります。
確かにその通りです。ガスで作ったほうが美味いのは間違いない。ただ、そんなに味の違いがあるかと聞かれれば、無いの一言です。
例えるなら、湧き水と水道水くらいです。確かに湧き水はおいしいですが、だからといって水道水はもう飲めないとかそんなことにはなりませんよね。そもそも、湧き水だってそこまで賞賛するほどおいしいわけでもありませんし。
自炊でそんな微妙な味の違いにこだわる気になれるかといったら、そんな余裕ないです。味の違いは気にするほどではないですね。
コスパは変わらない

ガス代と電気代、どちらが安いか。
都市ガスかプロパンガスかで結論が変わるようですが、一人暮らしなら気にすることはないです。一人暮らしは調理時間が短いですから、ガス代と電気代の差も大きくなりません。一応ガス代のほうが安いという意見が多めです。
ただ、それだけがお金のかかるものじゃないですね。ガスコンロは掃除が大変だと先に述べましたが、それだけ掃除用具も必要になります。IHコンロは布巾1枚あれば十分に対し、ガスコンロは油落としや焦げ落としなど洗剤やブラシがあれこれ必要。
そこまで含めると、IHコンロのほうがお得だと思います。
調理器具が洗いやすい

IHコンロは鍋やフライパンを電磁波によって温める調理器具。鍋は熱くなりますが、吹きこぼれがあっても乾いて張り付くだけなので、掃除は簡単です。
しかしガスコンロだとそうはいきません。ガスの火が吹きこぼれを焦がすので、汚れが張り付いて非常に掃除しづらい。ガスコンロを使っていたときはだんだん鍋の掃除が面倒になって、汚れたら捨てるを繰り返してました。
調理器具が汚いと自炊のモチベもダダ下がりです。ガスよりもIHのほうが綺麗を維持しやすいので、自炊もはかどります。
擦れる嫌な音がしない
ガスコンロの五徳に鍋やフライパンを置いた時の「ガリッ」という音。あの金属がこすれる音は嫌なものです。
IHコンロは表面がガラスプレートなので、音は「コトッ」としかしません。鍋をスライド移動させても耳障りな音がしない。
耳にも優しいIHコンロ。オススメしない理由はありませんね。
使える調理器具は豊富

IHコンロは使える調理器具が少ない…なんてのはもう昔の話。今では使える調理器具は豊富になりました。
ダイソーのスキレットですらIHコンロ対応してます。確かにガス火専用の調理器具はありますが、それを使わなければできない料理はまず無いといっていいでしょう。
調べると土鍋ですらIH対応品があります。調理器具の有無でガス火を選ぶ理由はありませんね。
ここまでIHコンロをオススメする理由を紹介してきました。IHコンロはメリットだらけ。特に一人暮らし最大の難敵である『清掃』を簡単にできる点は、何物にも代えがたいメリットです。
とはいえ、一切デメリットが無いかというと、さすがにそうもいきません。次からはIHコンロのデメリットを見ていきます。
IHコンロのデメリット
停電時には使えない
IHコンロは電気を使う代物ですから、停電時には使えなくなります。災害時の万が一には弱いですね。
なので、災害に備えてカセットコンロなどを準備しておく必要はあると思います。現在は一人暮らしの狭い部屋でも収納しやすい、折り畳みのカセットコンロが出ていますので、置き場所に困りにくいのがいいです。
直火調理はできない

IHコンロでは直火調理はできなくなります。
直火調理と言えば、焼き鳥を焼いたり、餅を焼いたり、トマトの皮むき…くらいでしょうか。デメリットとして上げましたが、一人暮らしの自炊で直火調理ができなくて困る場面は来ないと思います。
デメリットはこんなところですね。IHコンロのデメリットは日常ではほぼ無いに等しいです。万が一のリスクを懸念してガスコンロを選ぶよりも、日常の便利さを優先したほうがQOL(生活の質)が向上するので、やっぱりIHコンロをオススメします。
最後に
一人暮らしにはIHコンロをオススメする理由を紹介しました。
自炊はラクしてナンボ。苦労なんて美徳はいりません。食えるように作れるなら、それで十分。
楽な自炊を目指して、IHコンロの導入を検討してみてください。
もっと自炊を楽にしたいなら
オススメは玄米菜食です。玄米菜食は玄米と味噌汁さえあれば完全栄養食になるから、あれこれ食材を買う手間も、調理する苦労もいりません。
玄米菜食の具体的な中身は以下の記事で紹介しています。気になる方は読んでみてください。