冬場のコートは大きく、嵩張り、外から帰ってきたとき、どこに掛けておくかは悩みどころです。
雪にまみれ、濡れたコートはクローゼットの中に入れたくない。
かといって掛ける場所を用意するのもためらってしまいますね。
なんせ、コートをかけるため『だけ』にモノを増やすのに抵抗があるのがミニマリストの性。
しかも冬しか使わないならなおさら持ちたくない。
…でも無いわけにはいかない、そんなとき何がいいのか?と悩みますよね。
そんなときにピッタリなのが突っ張りポールハンガー。
今回は突っ張りポールハンガーのデメリット・メリットを紹介していきます。
デメリットは、
- 掛けられる量は少ない
- 洗濯物は厳しい
- 力が必要
- 天井と床の素材次第では使えない
メリットは、
- 設置面積が小さくて済む
- 高さがあるからどんなコートも掛けられる
- 地震でも倒れない安定感
- 服が少ないときはインテリア代わり
です。
ではそれぞれの内容を詳しく説明していきます。
Table of Contents
デメリット
掛けられる量は少ない
フックの数しか掛けられる場所がないので、掛けられる量は少ないです。
コートなんかを掛けると、下に位置するフックにどうしても被るようになるため、そのフックは使えなくなります。
6本のフックがあれば6着は掛けられるか、と思うかもしれませんが、実際にはその半分だけと思っていいです。
フック同士の間隔が20㎝くらいしかないので、フックの向きを交互にしても服同士がぶつかったり、無理にかけても外しづらくなります。
見た目よりもずっと服は掛けづらいと思ったほうがいいです。
洗濯物は厳しい
ハンガーラックの代わりとはいえ、洗濯物を干すのは厳しいです。
服1枚につきハンガー1本と考え、フック1本使用と考えても、6着が限界。
ましてやピンチハンガーですと、かなり小さめのサイズでなければ無理です。
使い方としては、ちょっと小物やバッグ、コートや上着を一時的にかけておく場所と考えましょう。
力が必要
設置には力が必要です。
床と天井に突っ張った状態を維持しつつ、ストッパーを固定するのはそこそこ力がいります。
このときにしっかり突っ張らせないと服を掛けたときに倒れてしまいますので、力に自信が無い方は二人以上で設置するといいですね。
設置が不安定だったのでしょうか?
このような事故が起きないよう、しっかり突っ張らせる力が必要です。
天井と床の素材次第では使えない
突っ張る以上、床と天井が固くないと突っ張れません。
天井の素材が柔らかったり、天井がただの薄い板だけだったりすると設置中に天井を突き抜けてしまうかもしれません。
そういうことが無いように、あらかじめ天井がどんな素材でできているのか、突っ張った時に破損したりしないか調べておく必要がありますね。
突っ張りポールハンガーを買うとき、床から天井までの高ささえ調べておけば大丈夫かと思いきや、意外なところも調べておかないといけないですね。
ここまでデメリットを紹介してきました。
次はメリットを紹介していきます。
メリット
設置面積が小さくて済む
突っ張らないポールハンガーですと、倒れないように接地面積が広くなるような作りをしています。
見た目はカッコいいんですよね。
ただこういった構造ですと、問題点が2つあります。
- 掃除しづらい
- 足を引っかけるおそれがある
ホコリが溜まった時に掃除機で吸いづらいし、お掃除ロボットも入り込めない。
ほうきならうまく掃除できますが、なんだか掃除しづらいですよね。
でっぱり部分が足に引っかかって転ぶ危険もあります。
小さいお子さんがいるような家庭ですと、特に危ないですね。
しかし突っ張りポールハンガーなら、設置面積が小さいので、掃除がしやすくなっています。
足を引っかけそうな部分もないので、そういう危険もないですね。
掃除や安心を考えると、突っ張るタイプのほうがメリットは大きいですよ。
高さがあってどんなコートも掛けられる
意外にハンガーラックって高さが足りないんです。
せっかくコートを掛けようと思ったら裾が床にあたってしまう…なんてこともあります。
コートの背丈もしっかり測って、間違いなく床には当たらない!と確信して買った。
いざ掛けようとしたらハンガー分伸びてしまい、やっぱり床にあたる…なんてことがあったら悲しいですね。
突っ張りポールハンガーは1番上のフックまでの高さが190㎝ありますので、一般男性が着るコートでもまず床にあたりませんよ。
地震でも倒れない安定感
突っ張りタイプは、地震のときに倒れないという安心感があります。
ただ立っているだけのポールハンガーでは、ちょっとした揺れでも倒れてしまいそうで怖いですね。
しっかり立って安定しているように見えても、ポールの上のフックに重い服を掛けると重心がずれて倒れやすくなることもあります。
突っ張りポールハンガーは上下でしっかり抑え込んでいるので、地震の揺れでも倒れることはありません。
2022年3月16日に発生した震度6弱の地震(福島県)でも、突っ張りポールハンガーは倒れませんでした。
あれだけの揺れの中でも倒れなかったのですから、その安全性は間違いありません。
地震の恐怖が残る昨今、一つでも地震に強い家具に変えることは、安心のためにも必要です。
服が少ないときはインテリア代わり
冬ならコートを掛けるのに使っても、夏のような薄着の季節なら掛ける服が無いから邪魔になるんじゃ?と思うかもしれません。
普通のハンガーラックならどうしたってハンガーラック以外にはなりようがありません。
ですから、ハンガーラックとして活用できなくなると、ただのお荷物になってしまいます。
突っ張りポールハンガーなら、インテリア代わりにもできます。
色々な使われ方がされています。
ギターを掛けるのに使ったり。
七夕の笹代わりにするなんておしゃれですよね。
こんな風に、服を掛けること以外にもいろいろな使い道があります。
冬はコートを、それ以外の季節にはインテリアに。
いろんな使い道があるのが突っ張りポールハンガーの魅力です。
最後に
ここまで突っ張りポールハンガーを紹介してきました。
もう一度デメリット・メリットをまとめます。
- デメリット
- 掛けられる量は少ない
- 洗濯物は厳しい
- 力が必要
- 天井と床の素材次第では使えない
- メリット
- 設置面積が小さくて済む
- 高さがあるからどんなコートも掛けられる
- 地震でも倒れない安定感
- 服が少ないときはインテリア代わり
でした。
特定の時期しか使わないモノを買うのはためらってしまいますよね。
どんな時期でも活用方法がある突っ張りポールハンガー、ぜひ活用してみてください。
他にもミニマリストがオススメする商品
突っ張りポールハンガー以外にもオススメしている商品があります。
ミニマリストの方なら使って間違いない商品を紹介していますので、ぜひこちらも読んでみてください。
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こんにちは。せい(@aodama_s)です。30代独身男性ミニマリストです。