今回の記事は、物の固定化の方法です。
物の固定化とは、物が壊れた時・使い切ったときに、前と同じ物を買うこと。
物の固定化をすることによるメリットは以下の通りです。
- 商品を選ぶときに迷う時間が無くなる
- 使い切れずに余ることが無くなる
- 物の使い心地に満足感を得られる
このメリットを受けられる物の固定化の方法を紹介していきます。
目次
物の固定化の方法

物の固定化に必要なのは、物を使ってどんな結果を求めるのかを明確にすることです。
例えば、洗濯洗剤を買おうとします。
ここでいきなり、「どんな洗剤が良いのか?」と考え始めても答えは出ません。
求める結果が分からないと、どんな洗剤なら適当なのかが分からないからです。
この例えですとまず考えるのは、洗濯物がどんな風になっていてほしいのか、です。
例:洗濯洗剤(ぼくの場合
ぼくの場合なら、洗濯物から汗臭いにおいが消えていればいいです。
そして、それ以外に必要な要素はありません。
ですから、洗剤には汗臭さを落とす機能さえあれば十分です。
シミや油汚れ、土の汚れを落とす機能がいりません。

在宅ワークなので、汗以外で汚れることがありませんからね。
そして、汗臭さが消えればいいという結果を出すために必要な洗剤は、そもそも必要ないという結論になりました。
今のぼくは、水だけで洗濯しています。
水だけで汗臭さは取れ、ぼくの求める結果が得られるからです。
このように、自分が求める結果を明確にすれば、前と同じ物でよいどころか、そもそも無くすこともできます。
では、どうやって求める結果を明確にすればいいのか?それを次にお話していきます。
求める結果を明確に

あなたは物を使って、どんな結果を求めているのか。
これをいきなり考えても、実はあまり意味がありません。
先の例の洗濯洗剤で考えますと、洗濯洗剤の目的は汚れやにおいを取ることです。
しかし、それだけでは不十分です。
どんな汚れを落としたいのか?
どんな匂いを落としたいのか?
これをはっきりさせないと、結局どんな洗剤が良いのか?の結論が出ません。
つまり、結果を求めるためには、今どうなっているのかを明確にすることも大事になります。
洗う前の洗濯物がどんな状態なのか。
ぼくの場合でいえば今どうなっているのかの内容は、『汗臭いだけで他の汚れは無い洗濯物』です。
それがどうなっていればいいのか。『汗臭さが落ちた洗濯物』になればいいわけですね。
あとは、その結果をもたらしてくれる物を探すだけ。
しかし、これだけではまだ物の固定化には一歩及びません。
次の手順として、物を使う事のデメリットを解消させる必要があります。
デメリットの解消

物を使い、目的を達成する。
それだけでは物の固定化はできません。
世の中の人たちはいろんなものを使い、目的を達成しているのに新商品を求めているのが実情です。
目的は達成しているのに新しい物を求めるのは、今使っている物に対し、デメリットを感じているからです。
ここでまた洗濯洗剤を例にします。
汗臭さは水だけで落とせるとお話しました。
しかし、それは洗剤を使ってもいいわけです。わざわざ洗剤を使わないという選択をする必要はありません。
それなのに洗剤を使わないという結論になったのは、洗剤を使うことに対してデメリットを感じたからです。
そのデメリットとは、すすぎ残り。
洗濯が終わった後、泡がすすぎ切れず、洗濯物に白く残っているのが問題でした。
当時のぼくは、このすすぎ残りが起きない洗剤を求めて色々買っては試していました。
そうして試行錯誤を繰り返した結果、結論は洗剤を使わないこと。
これによって、汗臭さを落とすという目的は達成しつつ、すすぎ残りのデメリットも無いという状態を作ることができました。
ここまでくれば、物の固定化を果たすことができます。

デメリットには費用や、洗剤なら手荒れなど、様々なことがあります。
このように、物の固定化には2つの重要ポイントがあります。
- 達成したい目的
- 無くしたいデメリット
まずは達成したい目的を明確にし、目的を叶える物を選ぶこと。
次に、デメリットを無くしてくれる物選びをすること。
この手順で検証していくことで同じ物を使い続けられるようになり、先に挙げた、
- 商品を選ぶときに迷う時間が無くなる
- 使い切れずに余ることが無くなる
- 物の使い心地に満足感を得られる
というメリットを受けられるようになります。
ぜひ物の固定化を目指してみてください。
食器用洗剤を固定化・手放した

例として挙げたのは洗濯洗剤でしたが、同じ手順で食器用洗剤もぼくは手放しています。
食器を洗う洗剤も最初は使っていましたが、食器汚れを落とすという目的は達成できても手荒れするというデメリットがありました。
そのデメリットを解消しようと検証した結果、食器用洗剤を使わなくても汚れは落とせるのでいらないという結論になりました。
食器用洗剤を手放した内容についてもっと詳しい内容は別記事にまとめていますので、興味がある方は↓のリンクから飛んでみてください。
最後に
方法をまとめます。
今どんな状態なのかを明確にする
→その状態がどんな結果になってほしいのかを明確にする
→その結果に必要な物を用意
→使ってみて求める結果になっているか検証する
→求める結果を得られる
→デメリットが無いか確認する
→デメリットを解消する
物の固定化は一筋縄ではいきません。
言葉にするとやや複雑そうにみえますが、例として挙げた洗濯洗剤のように実は誰でもやってることです。
そのやってることを、もう少し深掘りすればいいんです。
そうすれば、新商品・新機能の広告に目移りして惑わされることはなくなり、スーパーの商品棚の前でウロウロしたり、ネット通販のページをいつまで眺めることは無くなります。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
こんにちは。せい(@aodama_s)です。30代独身男性ミニマリストです。