ていねいな暮らしと言えば、誰もが憧れるものです。
しかし、実際にやってみると理想としていたものと違い、辛さや苦痛を感じてやめたくなったりします。
どうしてそうなってしまうのか?
そもそもていねいな暮らしとは何なのか?
そこで、ミニマリスト歴4年のぼくが、実際にやっているていねいな暮らしの一部を紹介し、ていねいな暮らしとは何なのかを解説します。
この記事を読めば、ていねいな暮らしに挫折することなく、続けられるようになりますよ。
まず早速、ていねいな暮らしとは何なのかを解説します。
目次
ていねいな暮らしとは?

まず最初に伝えたいことは、ていねいな暮らしとは自己満足です。

いきなり自己満足って、それはないんじゃない?
確かに、自己満足と表現してしまうとあまりいいイメージはもたれないかと思います。
ですが、自己満足であることはとても大事なことです。
この点を見失ってしまうと、後ほど解説しますが、ていねいな暮らしに苦痛や辛さを感じるようになるからです。
では改めて、ていねいな暮らしとは『自分が喜び、楽しさを感じることを時間をかけて行う暮らし』です。
ていねいといいますと手間暇を惜しまないことですから、前半の「自分が喜び、楽しさを感じること」は本来不要なはずです。
ですが、じゃあ喜びも楽しさも感じないことに、ただただ時間をかけることができるでしょうか?
難しいですよね。
つまり、時間をかけるだけの暮らしでは、ていねいな暮らしになれません。
そんな暮らしを、続けたくはありませんからね。
喜びや楽しさを感じる、だから手間暇も惜しまない。
それこそが、続けられるていねいな暮らしです。

ただ手間暇をかけるだけの暮らしでは、禅寺の修行と何も変わりませんね。
では次からは、実際にぼくが行っているていねいな暮らしの一部と、ていねいにしていない一部を紹介します。
ていねいな暮らしの実例
雑巾がけして一汗かいた!
— せい@30代独身ミニマリスト・ブロガー (@aodama_s) August 31, 2023
おはようございます。 pic.twitter.com/fO4qIwNWoO
僕が実際に行っているていねいな暮らしの一部は以下となります。
- 床をホウキで掃く
- 床を水拭きする
- 食事は毎回自炊
- 調理器具、食器は手洗い
- 洗濯物は外に干す
- 干せた洗濯物は都度仕舞う
- レシートはその日のうちに家計簿に付ける
逆に、ていねいにしていない点は以下となります。
- 洗濯は洗濯機を使う
- 出汁取りは出汁パックを使う
- 作り置き常備
- 毎日水拭きはしてない

けっこう手抜きしてない?これでていねいな暮らししてるって言えるの?
これでていねいな暮らしと言えます。
先にも言いましたが、ただ何でもかんでも時間をかけて行うだけなら、それはただの修行であり、苦行です。
苦行を暮らしとは言えません。
そもそもどうしてあなたはていねいな暮らしをしたいのでしょうか?
ていねいな暮らしそのものが目的ではないはずです。
ていねいな暮らしを通して、どんな風になりたいのか?
そちらが本当の目的でしょう。
ていねいな暮らしとは、所詮手段にすぎません。
ていねいな暮らしには手抜きも必要
ていねいな暮らしにするためには、手抜きを織り交ぜることも重要です。
先の実例では、ていねいな暮らしの一例として「床を水拭きする」と挙げていますが、一方でていねいではない行為として「毎日水拭きはしていない」としています。
これはぼくにとって、床の水拭きは喜びを感じるけれど、毎日は負担でありつらさに変わってしまうからです。
実際には週2回だけ。
それがぼくにとって、つらさよりも喜びが勝るラインです。
これを超えるとつらさが勝り、水拭きそのものをやめたくなってしまいます。
このラインが、ぼくにとっての自己満足のラインです。
誰かのラインではありません。
ぼくが満足するラインであり、あなたにとってどうなのかは知りません。
このように、ていねいな暮らしには自己満足がとても重要です。
自己満足のラインを超えた行為は、ただの苦行にしかならないから。
では次は、この自己満足のラインを簡単に超えさせてしまう、ていねいな暮らしの発信についての注意をお話しておきます。
ていねいな暮らしの『発信』に注意

自分のていねいな暮らしぶりを、SNSに発信するには注意が必要です。
それは、発信した際のウケがいいのは、自己満足のラインを超えたものだからです。
もう一度取り上げますが、『床を水拭きする』を発信する際、『週2回やっている』と『毎日やっている』の二つでは、どちらがSNSで高評価を貰えると思いますか?
断然、『毎日やっている』のほうだと思いますよね。
しかし、実際に毎日やると辛くなり、そのうち水拭きそのものをやめたくなる…
そうやって、ていねいな暮らしが苦痛に感じるようにあり、ていねいな暮らしそのものをやめてしまう。
SNSに発信する以上、他人の評価が気になるのは当然のことです。
他人の評価が得たくて、発信するのですから。
しかし、他人の評価が欲しいために自己満足のラインを超えて他者満足になってしまうと、ていねいな暮らしが苦痛になり、やめたくなってしまうのは本末転倒です。
SNSに発信しても、自己満足のラインを超えることはしない。
これを守ることが、ていねいな暮らしを守ることにもつながります。
ていねいな暮らしへの『攻撃』にはどう対処する?
SNSでの発信には、ていねいな暮らしに対する攻撃にも注意が必要です。

ネガティブな表現が目につく
ただ、注意が必要とは言いましたが、そこまで気にすることはありません。
それは、攻撃する人が実はどんな気持ちなのかを考えると、気にならなくなるからです。
ていねいな暮らしの発信に攻撃的な人は、ていねいな暮らしに憧れている人です。
憧れているけれど、実際には時間が無い・お金が無いなどの理由でていねいな暮らしができない。
なのに、誰かはていねいな暮らしぶりを満喫している。
それが許せない。
だから攻撃してやる。
というのが、ていねいな暮らしの発信に攻撃をする人の正体です。
言ってしまえば、ただの八つ当たりです。
自分がていねいな暮らしをできないことへの嫉妬。
だから、攻撃してくる人とはまともに取り合う必要はありません。
ミュートなりブロックしても、何も問題ありません。
他人の嫉妬に付き合う時間は、誰にもありませんから。
最後に
ていねいな暮らしについてのまとめです。
- ていねいな暮らしとは『自分が喜び、楽しさを感じることを時間をかけて行う暮らし』
- 自己満足であることが重要
- 時には手抜きも織り交ぜて自己満足のラインをキープする
- 苦痛を抱えてはていねいな暮らしは継続できない
- 自己満足のラインを超えて他者満足にならない
- ていねいな暮らしの発信に対する攻撃はただの八つ当たり
重ねてになりますが、ていねいな暮らしに大切なのは自己満足であること。
他人のためのていねいな暮らしにはならないように注意しましょう。
もしこの記事がお役にたちましたら、↓のボタンよりフォローしていただけど励みになります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
こんにちは。せい(@aodama_s)です。30代独身男性ミニマリストです。