[ミニマリスト]消耗品をやめると物欲も減る理由

物欲を減らす方法にはいくつもの方法があります。
今回紹介するのは、消耗品をやめることで物欲も減らすという方法です。

今は安くて簡単に手に入る使い捨ての商品が数多くあります。1回使ったら捨てる。それによって、衛生面の心配もなく、何度も使う物よりも安く済むこともある。

そんなメリットがありますが、その消耗品を使うことをやめたら、なんと物欲も一緒に減らすことができました。その経験談から、物欲が減る理由と、どんな消耗品をやめたのかについて紹介します。

消耗品をやめることで物欲も減る理由

物欲が減る理由は、買い物の頻度が減るからです。

消耗品は使い切りである以上、必ず無くなります。そうなれば、補充のために買い物に出掛けなくてはいけません。あるいはネット通販のサイトを開くでしょう。

そうすればどうなるか。補充した商品以外にも様々な新商品や今まで見てこなかった商品が目に飛び込んできます。それらを前にして、買わないで済ませることは難しいものです。

このように、消耗品というのは物欲の大敵である買い物に出掛けさせる頻度が増えます。それだけ魅力ある商品を目撃することも多く、物欲が刺激されやすい。

それとは逆の理屈で、消耗品を減らせば買い物に出掛ける頻度も減り、それだけ新商品を目にする機会も減らせる。物欲を刺激されづらくなるということです。

そして、物欲を刺激させる機会が減り、今あるものを使い続けると、「あるものだけで十分だった」ということが分かります。余計な機能がついた新商品を見ても、心躍ることはありません。

このように、

  • 消耗品をやめる
  • 買い物に行く頻度が減る
  • 今あるものだけで十分なのが分かる=物欲が減る
  • ⇒新商品は要らない

ということとなります。

次からは、この流れの詳しい内容を実際にぼくが実際にやめた消耗品から紹介していきます。

やめた消耗品

モップ用のウェットシート

一つ目は、床の水拭き用のウェットシートです。

以前は無印良品のフローリングモップにフローリングワイパー用ウェットシートを付けて水拭きをしていました。安くて枚数も多いので、よく使っていました。

今はこれをマイクロファイバータオルに変更し、雑巾代わりにして水拭きしています。

流せるトイレ掃除シート

2つ目は、トイレ用掃除シート。

以前は100均のものと比べながら、どれが一番使いやすいか検討していた時期がありました。

しかし、どのメーカーの掃除シートにも言えるのですが、拭いているとだんだん毛羽立ち、カスのようなものがトイレについて逆に汚れる始末。

きれいにしたいのに汚れてしまう。そんな状況から抜け出すため、掃除シートを使うことを止めて雑巾で拭くようになりました。拭いた後は太陽光で殺菌しています。これで衛生面も大丈夫。

どうしても見た目的に汚れが目立ち始めたら、塩素系漂白剤を使っています。

洗濯用洗剤

3つ目は洗濯用洗剤。

以前は普通に洗濯用洗剤を使っていましたが、以下の不満が積み重なってやめました。

  • 香りがキツイ
  • すすぎ残りがイヤ
  • 洗濯マグちゃんは必要ない

今は水だけで洗浄しています。ブロガーとして在宅ワークがメインなので、極端に汗臭くなることや、外仕事で泥汚れ、工場勤務で油汚れが付くこともありません。水だけで落ちる汚れしかつかないので、洗剤は必要ありませんでした。

関連記事→ミニマリストが洗濯用洗剤をやめたお話。やめるまでの経緯をお話します

食器用洗剤

4つ目は食器用洗剤です。

食器用洗剤は完全にやめたわけではありませんが、普段はほぼ使っていません。どうしても殺菌が必要となる場合(生肉等を扱った)以外は、スポンジで水洗いするだけです。

洗剤を使わなくてもほとんどの汚れはスポンジで磨けば落ちますし、油汚れも洗う前にキッチンペーパーで吸わせれば洗剤を使わずに済みます。

その油汚れも、最近はキエーロに入れて処理できるようになったので、キッチンペーパーの消費速度も減ってきました。

関連記事→ミニマリストが食器用洗剤をやめてみた話。メリットはあったか?

ここまで止めた・減らした消耗品を紹介してきました。

実はここまで紹介してきた消耗品は、全て無印良品のもの。つまり、消耗品を止めたということは、それだけ無印良品に出掛ける頻度も減りました。いまはまだ使っているトイレ用洗剤など一部の消耗品の補充に出掛けるくらい。

その頻度も、消耗品を買っていたころは月に1度は出掛けていましたが、今は3~4か月に1度になりました。無印良品に行かなくなったことは、物欲が刺激されづらくなることに大きく影響しました。

無印良品は店舗をもたないのが厄介

ぼくの住む福島県にある無印良品のお店は、全て駅構内やショッピングモールの一角など、何かしらの施設と併設しています。

つまり、無印良品に出掛けるということは、無印良品以外のお店が目につきやすかったんです。目に付けば、どうしても寄ってみたくなり、買うつもりのなかったあれこれを買ってしまう。

無印良品では消耗品の補充をする程度の買い物しかないのですが、無印良品の周辺が厄介でした。

しかしそれも、無印良品自体に行かなくなれば大きく変わりました。

出掛けなければ、そういったお店が目に入ることも無い。物欲を刺激されることもなく、余計な買い物をすることも無くなりました。

ここまでは、物欲を減らすというよりも物欲が刺激されにくいという状態でした。しかし、この状態が長く続くと、今度は物欲そのものが減っていきます。

『これでいい』を実感すれば新商品は要らない

雑巾と水で拭くだけでいい。
スポンジと水だけで汚れは落ちる。

これが分かってきますと、もう新商品には目もくれません。

だって、もう十分だから。よく分からない新機能や効能など要りません。無くたっていい。新商品を見ても、「欲しい」という気持ちは湧いてこなくなります。

消耗品を止め、あるものだけで何とかするという経験を積み重ねることは、自分にとって必要なもの・機能はなんなのかを知ることになり、逆に要らない機能はなんなのかもわかるようになります。

最後に

消耗品をやめると物欲が減るということについて解説してきました。

流れをもう一度確認します。

  • 消耗品をやめる
  • 買い物に行く頻度が減る
  • 今あるものだけで十分なのが分かる=物欲が減る
  • ⇒新商品は要らない

一見使い捨ての消耗品は、安くて便利ということで使いたくなります。しかしその実態は、何度も買い物に出掛けることになり、物欲を刺激させられてしまう罠。

消耗品をやめる・減らすことで、どれだけ物欲が刺激させられていたかを実感しました。

それではまた。

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