- 無印の新製品『ステンレス ボトルフック 2連 水切りカゴ用』を使ってみた
- ある程度細長いタイプじゃないと安定しない
- あくまでも『ボトル』向け
無印から新製品が出ました。それがこの『ステンレス ボトルフック 2連 水切りカゴ用』。
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今回のはこれのレビューをしていきます。このボトルフックの購入を考えている方の参考になるかと思います。
これまではダイソーのボトル用水切りを使用していました。そちらとの比較も含めて評価していきます。
Table of Contents
評価は微妙
個人的な結論としては、評価は『微妙』です。
その結論に至った経緯として、まず実際に使ってみた状態から紹介していきます。
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使ってみた状態
まず、現在は↓の状態です。
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今使っているのはダイソーの『ボトル用水切り2P』。
こちらをずっと使っていますが、幅があるため汚れや水垢が溜まりやすいという欠点がありました。これを無印のボトルフックと取り換えます。
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そしてコップなどを引っかけてみます。この時点でちょっと怪しい…
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違う角度からも見てみます。
![](https://honseitago.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_3594.jpg)
この通り、コップがかなり傾いた状態で不安定です。透明なコップを掛けてみると、それがよく分かります。
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ダイソーのボトルフックと並べると、その違いは歴然です。
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この違いは、ボトルフックそのものの角度と長さ、その隙間です。
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ダイソーのボトルフックは引っかける部分と固定される部分との隙間が狭いため、底が浅いコップでも傾きが抑えられ、安定します。
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しかし無印のボトルフックは長く隙間が広いため、コップだと引っかける部分の頂点しか触れていません。フラフラして不安定です。
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無印のボトルフックはコップやマグカップには向かない
ここまで使ってみた結果として、無印のボトルフックは文字通りボトル…底が深い容器には向いてますが、コップやマグカップなど浅めの容器には向いていません。
これまでダイソーのボトルフックで使えていたので、同じ名称である無印の製品でも同じように使えると思い込んでいましたが、そうではないことが分かりました。
とはいえこれは、ぼくがコップで使おうとして合っていなかっただけのこと。コップ以外であれば、ダイソー製とは違う物が使えます。
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例えば↑にあるように、小瓶(300ml)なんかを乾かすには便利です。逆に、ダイソー製は幅が広いため、小瓶は引っかけることすらできません。
ダイソー製では不向きなものが向いているので、使い分けをすると便利になります。
個人的には無印製だけにして見た目を統一したいところでしたが、落ちる危険性がある以上はコップは掛けたくありません。仕方ないと割り切るしかないですね。
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ステンレス製だから、いっそペンチを使って使いやすい角度に自分でひん曲げたほうがいいかも?なんて思ったり。
水切りカゴとのバランスに注意
注意する点としては、あまり重い物をフックには掛けないほうがいいかと思います。
フックは比較的ゆるやかな角度をしているので、ボトルを引っかけたときどうしても外側に重心がずれやすい。なので、あまりに重いものを引っ掛けると水切りカゴごと倒れる可能性があるかもしれません。
水切りカゴの中に何かしら入っていれば安定すると思いますが、水切りカゴの中が空の状態で重いボトルを引っかけたときにどうなるか…
その辺も使う際には注意したほうがいいと思いますね。
追記:使いづらいから曲げた
その後、あまりに使いづらいので自分で曲げて使いやすくしました。
詳細は↓記事にて。
[無印]ボトルフック使いづらいから曲げました~自分で調整~
まとめ
というわけで、使い勝手や使える対象・安全性などを考慮すると、評価は微妙と判断しました。
使える対象が思った以上に狭いのはかなり痛いところです。ダイソー製よりも大きめのものを引っかけられるけど、その分安全性が下がる。無印の水切りカゴ(ステンレス製バスケット)はそんなに重いわけではないので注意が必要と、結構気を配る必要がある。
手放しに良いとはいえず、悪いというほどでもない。なんとも微妙な商品でした。
このボトルフックの購入を考えている方の、参考になれば幸いです。
それではまた。
LOHACOでは現在2連のボトルフックしか取り扱いがないようです(2024年7月2日時点)↓