改悪続きのkyash!もう使わないほうがいい!?それでも使い続けることにした僕の理由は?

改悪続きのKyash

昨年にはカードからの入金のポイント率が1.0%→0.2%に激減

そして今年2022年にはカードリンク機能が廃止され、多くのkyashユーザーがこれを機に離れるという事態になりました。

私もkyashユーザーの一人です。

せい

もうkyashとはお別れですね…

しかし、これまでメインの支払いにkyashを利用してたので、kyashをやめるということは別の支払い方法を検討しなくてはなりませんでした。

新たな支払方法を何にするか模索していた中で、私はふと本来のkyashとは何なのかと考えるようになりました。

その思索の結果、私はkyashを使い続けるという選択をしました。

今回は、既にkyashを使っているけども改悪続きで使うのをやめようかなと考えている方にそのまま使い続けてもいいんだという目線でお届けします。

 

そもそもkyashを使い始めたのは?

さて、皆さんはそもそもどうしてkyashを使い始めましたか?

私は2つの理由からでした。

  1. ポイント2重取り
  2. カードリンク機能を利用した即時引き落とし

 

ポイント2重取り

私が使い始めたのは2020年から。その時期はポイント率がカード入金でも1.0%でした。

クレジットカード(あるいはデビットカード)側のポイントも付いたため、ポイントの2重取りが可能という魅力。

私はミライノデビット(MasterCard)でしたので、ポイント率は0.8%。kyashのポイント率を合わせて、1.8%という高いポイント率でした。

  

カードリンク機能を利用した即時引き落とし

カードリンク機能とは、支払いに必要な金額だけをチャージして支払いに充てることで、kyashのカード自体には残高が残らないという機能でした。

必要な支払い分だけをチャージしてくれるので、余分にチャージする必要が無く、家計管理はしやすい。

そのチャージにデビットカードを活用することで、支払う金額のみを即時口座から引き落とすということが可能でした。

これだけですとただデビットカードをそのまま使えばいいのでは?となりますが、一つ目の理由であるポイントの二重取りが可能なので、わざわざデビットカードでチャージしていました。

 

ポイント率2重取り自体は生きてはいる…が

実はkyashでのポイント2重取り自体は今も可能です。しかし、カードからチャージした残高の支払いのポイント率がたった0.2%になってしまったので、そのうま味がほぼ無くなってしまっているという状態です。

実際、銀行やATMから入金した残高を使用した場合のポイント率が1.0%

それに対し、私のようなデビカ入金ですと、

デビカのポイント率0.8%+kyashのカード入金ポイント率0.2%=1.0%

となり、同率になってしまいます。

ですので、今のkyashにはポイント二重取りのうま味は無いというわけです。

 

使う理由はもう無い?

さて、kyashを使う理由だったこの2点が今はもうありません

利点が無くなったのだからもうやめてもいい…とすぐに切り替えるのはなかなか難しいですね。愛着というのも湧いてしまいますし、登録していたサイトでカードを切り替えるのも面倒です。

せい

もうこのカードを使わなくてもいいんじゃないか…と思いつつ、なかなか踏ん切りがつきませんでした。

しかし、利点が無いものをそのまま使い続けるわけにもいきません。かといって、すぐに他の便利なカードが見つかるわけでもありません。

またこの一件から、サービス当初は気前が良くてもいずれ徐々にサービス内容は絞られていくというのがわかりました。今が良くてもいつかは…と思うと、目先のサービスに食いつく気にもなれません。

 

そこで、それまで利点だったものから一旦目を離し、kyashそのものの今のサービス内容に目を向けました。

kyashの機能がサービス開始当初と比べて改悪になったのは事実です。ですが、ではkyashがほかのサービスと比べてどうか?という視点で比較してみました。

すると、意外にkyashの機能自体は優れていることが分かりました。

 

kyashの優れている点

お店問わずポイントの還元率1.0%

kyashは銀行口座やコンビニATMからのチャージしたkyashマネーで支払うことで、還元率が1.0%のポイントが付きます。

kyashは、残高へのチャージ方法で還元率が変わるカードです。使うお店で変わることはありません。

特定のお店で使うことで還元率が高くなるカードはありますが、そういったカードは特定のお店以外ですと還元率はkyashよりも下がります。

せい

ここじゃないと還元率が低くなる…と思いながら買い物するのはなんだか窮屈な気もします

使うお店を選ばず高水準の還元率が受けられるのがkyashの魅力ですね。

 

使えるお店・サービスは多い

kyashは3Dセキュア(本人認証)対応も可能なので、使えるお店やサービスはかなり多いです。

日常生活で行う支払いならば、ほぼどのお店でも使えると思って大丈夫です(海外サイトですと使えない場合もあるかも)。

その中でもMujiPassportPayの支払いにも使えるのはムジラーとして嬉しい限りです。

 

Visaタッチが使える

kyashはVisaタッチが使えます。Visaタッチの魅力は何といっても読み込みの速さ

せい

パッとタッチさせて終わり♪

通常のクレジットカードのICチップを読み込ませての処理とは速度が違います。その速さに慣れてしまうと、カードを差し込んで読み込ませる時間のなんと無駄なことか…!

 

…と、このように改めてkyashの内容を確認すると、意外に使えるということがわかります。

 チャージ式だから使いすぎず、たいていの店で使えて、ポイントも貯まる。このくらいの気楽な気持ちで使い続けてもいいやという気持ちになりました。

追加:ウィジェット機能に対応

2022年3月22日、Kyashアプリがウィジェット機能に対応しました

このアップデートにより、チャージ金額とポイントがアプリを開かなくても確認できるようになりました。

このアップデートはかなり嬉しいですね。

残高はアプリを開けばすぐ確認できますが、そのアプリを開くというひと手間を省くという改善は素晴らしいと思います。

これはますますkyashが使いやすくなりましたね。

 

今回の件での学び

利点は無くなりましたが、そもそもkyash自体が優秀なサービスであるという再認識ができました。

また、他より突出したサービスはいずれ他と並んでいくということ。

目先のサービスに振り回されると手間が増えて意外と損だったりするかもしれません。

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