こんまり流片付け術は男性に向かない?その理由を解説します!

この記事はこんな人向けに書いてます

こんまり流片付け術を実践してみたけどうまくいかなかった男性へ

何かいい片付け方法は無いかな~と探してみた人が、一度は耳にしたことがあるであろう「こんまり流片付け術」。

しかしこの片付け術を試してみたけど、うまくいかなかった…ということはありませんか?

それもそのはず。実はこんまり片付け術は男性には不向きな方法なのです。

この記事では、こんまり流片付け術が男性に不向きな理由を解説していきます。

男性にはトキメキが無い?

こんまり流片付け術の有名なフレーズといえば、トキメキを感じたら残す、感じなかったら捨てるというシンプルなものです。

ですが、ではお聞きします。

最近トキメキを感じたのはいつですか?

この質問に、男性のほとんどが答えられません。あるいは、トキメキなど感じたことなど無いという方もいるでしょう。

男性はトキメキを感じない生き物です。

しかしこれだけですと、じゃあ男性にはトキメキという感情が無いのか?と思われる方もいるかもしれませんが、実はそうではないのです。

男性とはそもそも自分の感情を自覚しづらい生き物なのです。これは感情全般に言えることで、好きや嫌いといったものも含まれます。

テレビドラマや映画などで、

好きなのか嫌いなのかはっきりしてよ!

と女性に詰め寄られる男性のシーンを見たことがありませんか?

これは好きでも嫌いでもないということではなく、男性自身も好きなのか嫌いなのか分かっていないのです。おそらく好きという感情はあるのですが、男性自身はその感情を自覚できていない状態です。だから、はっきりと答えることができない…ということがあります。

一方、女性は自分の好き嫌いが男性に比べて非常にはっきりしています。曖昧なことはほぼありません(表面上濁すことはありますが)。

どうして、男性と女性とでこうも違うのか?

そこには、古代から続く男性と女性との役割の違いがあります。

男性と女性の違い

話は狩猟時代にさかのぼります。

狩猟をして生きていた時代、男性は外に狩りに出かけ、女性は家の中で子育てを行います。

この『男性は外、女性は内』にいたことでそれぞれがその場に適した生き方を身に着けていきます。

男性は感情に鈍くなる

男性は外で獲物を見つけ、狩りを行います。この時、感情を感じることは無駄なことです。

獲物を見つけてうれしがっては、獲物に逃げられてしまいます。獲物が思った以上に大きかったからといって、こわがっていては獲物をしとめることができません。

獲物をしとめたからといって喜んでいると、別の肉食動物に奪われるかもしれません。あるいは獲物が反撃してきたとき、怖いなどと震えてはそのまま襲われてしまいます。

このように、外で狩りをする男性には、感情を感じている余裕がありません。感情をのんきに感じていては何も得ることができません。ですから、男性は自分の感情を素直に感じることに鈍くなっていきます。

そして現代では、自分の好きも嫌いという感情も、よく分からないという男性が多いのです。

女性は感情に鋭くなる

一方女性は違います。

女性は内にいることで集団生活を否応なく強要されました。その状態で、むやみな争いや仲間外れにされることは、狩猟時代にあっては死を意味します。

そのため、女性には集団の中で争いを起こさないよう、他人の感情を敏感に察知する共感能力が高めました。そしてこの共感能力を高めるために必要なのが、感情を表に出すことです。

自分が今どんな感情なのかを感じ取り、それを言葉にして表に出す。そしてその感情を周囲と共有する。それによって集団内での共感意識を高め、結束を強くします。これが、狩猟時代の女性にとってとても重要でした。

この生き方が現代にも引き継がれています。女性がおしゃべり好きで、感情表現が豊かなのは、この共感するという生き方が染みついているからなのです。

ですから、自分の好き嫌いを感じ取ることが簡単なことに感じる女性が多いのです。

「○○は好きか?嫌いか?」という質問に、女性はほぼノータイムで答えられます。それは、自分の感情を、すぐさま察知できるからです。

感情に鈍い男性にはこんまり流片付け術は不向き

狩猟時代に感情に鈍くなった男性には、自分の好き・トキメキといった感情は、感じ取りづらいものです。

ですから、『持ってみてトキメキを感じたら残す、感じなかったら捨てる』という方法をやってみても、

何も感じないんだけど…?

ということになり、残すものも捨てるものも区別がつきません。

最後に

こんまり流片付け術は男性に向かない理由を解説しました。

そもそもこんまり流片付け術は女性が発案したものですから、男性向きではないと言われてしまえばそれで終わります。

しかし、『片付けとして紹介されているからやってみたのに、なぜかうまくできない。自分が何か悪いのか?』と感じている男性の方にとって、納得できる内容になっていれば幸いです。

もしこの記事がお役にたちましたら、↓のボタンよりフォローしていただけど励みになります。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

コメントを残す