- リバウンドする理由は買った理由を忘れていること
- 物は『何か』を行うために必要
- その『何か』をやめない限りまた買い直すことになる
一度捨てたのに、また同じ物を買ってしまう。要らないと思って捨てたのに、後になって必要になり買ってしまった。
こんなことがミニマリストになりたての頃、よくありました。
例えばサラダスピナーやスライサー。スライサーに至っては、3度買い直したほどです。そして今は持っていません。
今はミニマリストになって4年経ちました。リバウンドはもうしていません。捨てた物をまた買ってしまうリバウンドへの対処法を考え、それを実践しているからです。
この記事では、ぼくがリバウンドしないようにするために実践している対処法を紹介します。何度も同じ物を捨てては買い直し、お金がもったいないと感じている方にはぜひ読んでほしい内容となっています。
リバウンドしないために大切なこと
リバウンドしないために大切なことは、『買った理由を思い出す』ことです。
どうして一度捨てたのにまた同じ物を買ってしまうのか。その原因を考えると、買った理由を忘れてしまったために、もう要らないと判断して捨ててしまっている。だから、以前買った理由と同じ理由でまた買ってしまいます。
物を持っているということは、必ずそこには買った理由があります。
- どうしてそれを買ったのか
- どうして買おうと思ったのか
- 買って何に使おうとしたのか
その理由を忘れてしまいますと、要らないと判断してしまい、捨てることになります。
物を捨てようとしたとき、必ず物を手に取り、買った理由を振り返ってください。
物を『何』に使おうとしたのか。
そしてさらに大事なことを言います。その『何』を今、あるいはこれからやるのか、ということを考えてください。
リバウンドしたぼくの事例
具体的にぼくの事例で言いますと、例えばスライサー。
スライサーは素材を薄く切るための道具です。一時期ぼくはサラダづくりにハマり、野菜を薄く切るためにスライサーを買いました。
しかし、いつしかスライサーを使わなくなり、捨ててしまいました。どうしてスライサーを使わなくなったのか。それは、サラダづくりをやめたからです。
ですが、一度は止めたサラダづくりをまた始めます。そうなれば当然、スライサーがまた欲しくなり、買ってしまう。またしばらくするとサラダづくりをやめ、スライサーも捨てる。これを3回繰り返しました。
この時期のぼくは、野菜をどうやって効率的に摂取しようか試行錯誤している時期でした。サラダで摂ったり、味噌汁で摂ったりと迷走していて、最終的には野菜は漬物で摂るという方法に落ち着きました。サラダ作りは完全に辞めたため、スライサーを買うこともありません。
このように、物とはただそこにあるだけではなく、何かに使うためです。
その何かを今、あるいはこれからもやらないのであれば物は不要となり、捨てても買い直すこともないでしょう。
しかし、今は使わなくても『何か』を将来また行うことがあるのであれば、物も必要となります。その場合は捨てるのは少し待ったほうがいいかもしれません。
最後に
捨てたのにまた同じ物を買ってしまうリバウンドへの対処法を紹介してきました。
物とは、何かを行うために必要です。逆に言えば、その何かを行わないのであれば不要です。
物は行うことと常にセット。物を捨てる前に、その物を使って行うこと自体が、もうやらないのかどうか。それを考えないと、リバウンドしてしまうでしょう。
ぼくはスライサーをはじめ、色々なものを買っては捨て、また買い直すと何度もリバウンドしてきました。そのおかげで、リバウンドしてきた物たちのことを振り返ると、どれだけのお金を無駄にしてきたことか自分への怒りと呆れの気持ちが湧いてきます。それもあって、余計にリバウンドしたくないという気持ちが強いです。
絶対にリバウンドしたくない。そう願うあなたが、その通りになれるように祈っています。
それではまた。