ミニマリストになるとはどういうこと?ミニマリストとは?

こんな人向けに書いてます

ミニマリストがどんな人なのか知りたい人

ミニマリストとは何でしょう?

ただ単に物を捨てるだけの人でしょうか?確かに捨てる物が無くなったからミニマリストをやめた、という方もいます。逆に捨てる物が無いのに、ミニマリストを名乗り続けている人もいます。

この記事では、「ミニマリストとはいったい何なのか」について、ぼくの考えるミニマリストを解説していきます。

ミニマリストとは?

ぼくはミニマリストを『本質を見極める人』と定義しています。

物が少ない人なんじゃないの?

確かにミニマリストの多くは物が少ない人です。しかし、彼らの持ち物が少ないのはどうしてだかわかりますか?彼らはただ物を捨てて、持ち物を少なくしたわけではありません。

そこに、ミニマリストの本質が隠れています。

ミニマリストの持ち物が少ない理由

まず最初に断言します。

ミニマリストの持ち物が少ないんじゃありません。普通の人が物を持ちすぎているんです。

ミニマリストはただ持ち物を少なくしたのではなく、本当に必要なものはこれだけで十分であるということがわかっているからです。

あなたのバッグの中に、入れっぱなしで全く使っていない物が入っていたりしませんか?部屋の中に、箱に入れっぱなしで未開封の物はありませんか?

クローゼットの中で、肥やしになっている服はありませんか?買ったのに一度も腕を通していない服、あるいは流行遅れの服がありませんか?

使っていない物、着ていない物など今必要でない物がミニマリストの部屋にはありません。

だから、ミニマリストの持ち物は少なく見えますが、生活するには全く不便はありません。

シンプルに、使わない物は持たないだけだからです。

『物を捨てる』を通じて本質を見極める力を育てる

物を捨てるには、問いかけが必要です。

  • これは必要か?
  • どうして必要か?
  • いつ必要か?
  • これがあると何に使えるのか?
  • これは無くてはならない物か?

この問いかけに答えを出すためには、本質を知る必要があります。

例えば包丁。

包丁は、材料を切るための道具です。自炊をするには必要でしょう。まずここで、自炊をしない人には包丁は必要ないという結論がでます。また、自炊をする人でも、今はカット済みで野菜や肉は売られているので、そういったものを買う人も包丁はいりません。

具材を切るなら必要か?いいえ、今はキッチンバサミというものが売られています。こちらがあれば、包丁はいらないですし、まな板もいりません。

ここで、自分はどんな具材を切るか?という問いかけが生まれます。包丁とまな板じゃないと切れない、キッチンバサミでは無理な具材を切るのであれば、ここでようやく包丁は必要だという結論が出ます。

この中には、様々な本質を見極めるための問いが出てきました。

  • 包丁とは何か?
  • 自炊とは何か?
  • 自分はどんな材料を買うか?
  • 包丁以外で代用できるか?
  • 包丁でなければできないことはあるか?

包丁1本のためにこんなことをするなんて面倒だなぁと感じたかもしれません。この問いかけは、物を捨てるときだけでなく、物を買うときにも行います。

しかし、こういった問いかけを繰り返し行うことで、本質を見極める力が育ちます。

こうして育て上げた本質を見極める力は、次第に物だけでなく自分の周囲にも影響し始めていきます。

本質を見極める力で、物以外も手放していく

物を捨てるを通じて育て上げた本質を見極める力は、物以外にもその力を発揮します。

例えば人間関係。

現代はSNSの普及により、ありとあらゆる人…地球の裏側にいる人ともつながろうと思えばつながれる時代です。友達が何万人もいるという人もいます。

ですが、ここではっきり聞きます。そんなにつながる必要がありますか?

むしろつながりを維持しようとして、無理な要望に応えようとしたり、何度も飲み会や交流会に出席してお金が足りなくなるような状態になっていませんか?

本当に自分にとって大切な人、関わりを持っていたい人というのは、両手の指で足りるものです。それ以外の人とのかかわりやつながりは、本当にあなたにとって大事なものですか?そこまで労力をかけてまで、維持したいものですか?

例えば住まい。

広くて豪華な家には誰しも憧れます。ですが、ミニマリストと言えばやたら居住面積が狭い部屋に住んでいることも多いです。

それは、住むということに対する本質を問いかけているからです。

  • この家(部屋)ですることは何か?
  • 住むために必要なものは何か?
  • その必要なものを置くためのスペースはどれくらい必要か?
  • 使わないスペースは無いか?

このような問いかけを行うことで、本当に必要な居住面積が出てきます。そして、それより広い部屋に住む必要が無いこともわかります。居住面積が小さければ、無駄な家賃も払わなくて済みます。

このように、本質を見極める力は、物以外にも人間関係や住まい、家事や仕事にまで影響していきます。

ミニマリストが身軽な理由

本質を見極める力を発揮することで、必要でない物…つまり無駄な物をどんどんそぎ落としていくことができます。身軽になっていくということです。

ここでいう身軽とは、ただ持ち物が少ないから重量的に軽いというだけではありません。人間関係や住まいといった、世間的には重いつながりからも解放されていくということです。

広い家を買えば、その支払いのためのローンが重くのしかかってきます。ですが、狭い部屋を借りるだけなら、いつでも引っ越すことができます。必要のない人間関係を断てば、その分自分の時間を確保でき、落ち着いて休んだり学ぶこともできます。

もしミニマリストが魅力的に見えるのならば、それはきっと物が少ないからではなく、その身軽な様が魅力的に見えたのではないでしょうか?

自分の好きなように動き回れる様は、重い荷物を抱えて身動きができない人には、さぞ魅力的に映るでしょう。

30代の独身男性にはミニマリストがオススメ

もしあなたが30代独身男性で、これからどう生きていけばいいんだろう?とお悩みでしたらミニマリストになることをオススメします。

ぼく自身、30代独身男性ですが、ミニマリストになったことで自分の生き方を見つけることができます。

その理由はこちらの記事で解説しています→30代独身男性はどう生きたらいい?生き方を見つけるにはミニマリストに!

ミニマリストに終わりはない

ミニマリストに終わりはない、とぼくは考えています。

それは、本質を見極める力というのは、これから先どんな年齢になっても必要な力だからです。

年齢が変われば、必要な物や人間関係は変わります。20代で着ていた服を、40代で着る人はいませんよね。服のように、そのときそのときで何が必要なのかは変わります。

一人暮らしでずっと狭いアパートで十分だった。けれど結婚して子供ができたら、一軒家が欲しいんじゃないだろうか?どんな家が必要か?そう問いかける必要が出てきます。そして、子供が独り立ちすれば、広い家は必要なくなるかもしれません。そのときまた、問いかけることになるでしょう。

死ぬまで、本質を見極めることは続きます。だから、ミニマリストに終わりはないのです。

最後に

ミニマリストとは何なのか?について解説してきました。

もしこれからミニマリストになってみたいと考える人の、ミニマリストってなんだろう?の疑問を解消できたでしょうか?。

また、もうミニマリストになっているけれど、捨てる物が無くなったからこれからどうしよう?と考えている方へ、次のステップの参考になれば幸いです。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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