念願の一人暮らし!ついでにミニマリストも始めるんだ!
…と意気込んだはいいものの、実際何なら持ってもいいんだろう?
と悩んでいませんか?
なんにもないがらんどうの部屋を見て、できればこの部屋に置くものを少なくしたい…でも何も置かないわけにはいきませんよね?生活できませんし。
そこでミニマリスト歴3年、一人暮らし歴8年の30代男性であるぼくがこれから一人暮らしを始めるミニマリスト初心者の方に、オススメの持ち物を紹介します。
初めての一人暮らしですと、何もないことが不安になってついついあれこれ買いがちです。
ぼくも初めて一人暮らしを始めたときは、あれもこれも必要だ!と買いまくり、部屋が埋まったこともあります。
あなたにはそうなってほしくないからこそ、この記事を書きました。この記事を読んで、一人暮らしを快適に始められるようになってほしいです。
ズバリ、オススメの持ち物はこれです。
- 三徳包丁
- 収納スツール
- ミニ財布
それでは詳しく紹介していきます。
オススメ3選
三徳包丁
まず最初に、自炊しないならこの項目はスルーしてください。
自炊するつもりならこのまま読み進めてください。
さて、包丁くらいは持つでしょ?と思われるかもしれません。
その通りです。
ぼくがここで言いたいのは、三徳包丁以外の材料を切る調理器具はいらないということです。
世の中には便利な調理器具がいっぱいあります。
スライサー、フードプロセッサー、ミキサー…切るのを楽にしてくれる便利器具は大量に、安く売られています。
自炊をはじめようと意気込むあなたは、自炊動画を見て、丁寧かつ手早く、おいしそうに作られる料理を見て、自分もこんな風に作りたい!と思ったことでしょう。
そしてそんな調理を支える包丁以外の便利器具を見て、自分もこれがあればちゃんと自炊できると思っていませんか?
断言します。絶対使わなくなります。
もちろんあなたが筋金入りの料理好きでしたら、何も問題はありません。
しかし、一人暮らしを機に自炊を始めよう!と意気込んでいるのなら、その熱意はもちません。
自分しか食べない料理を、形も彩りも整えようだなんて、すぐにやってられなくなります。
ぶっちゃけ、面倒になります。
便利器具を使えば確かに上手に作れる
例えば揚げ物なんかがあれば、キャベツの千切りあたりを添えたくなりますね。でも包丁ですとうまく細切りできませんので、スライサーを使います。
せっかく千切りしたなら、水に漬けてシャキッとさせたいですね。そうなると水切りボウルもあると便利です。
スライサーで千切りにしたキャベツを水切りボウルに入れて、シャキッとさせたらさっと水切り。
器に盛り付ければシャキシャキの千切りキャベツができました!
便利器具の後片付けの面倒さ
…と、ここまではいいんです。
そのあとの惨状を見なければ。
スライサーで野菜を切ると、結構端材が飛びます。だからスライサーを使い終わったあとの台所って、野菜くずの掃除が必要になります。
スライサー自体も、結構刃の部分にスライスした残骸が引っかかりやすいです。これをとるのも面倒。野菜をサクサク切っちゃう刃ですから、うかつに触れませんしね。
そして水切りボウル。こっちもまた使い終わった後が面倒なんです。
水を切るための網目部分にこれまた野菜が引っかかり、なかなか取れない。水道でジャーッと流しても、よく見るとまだ引っかかってるので結局指で外すことも。
そして置き場所。
スライサーもですけど、水切りボウルってかなり大きめです。収納場所にも頭を悩ませる代物なんです。
…そして、収納場所がつい空いている奥のスペースになってしまって出すのが億劫になり、使っても後片付けで毎回苦労してしまっていることを繰り返した結果、ぼくは決めました。
と。
そもそも誰に見せるわけでもない自炊料理を、丁寧に作る意味なんてないんです。
口に入りさえすればいいんです。
キャベツなら千切りにしなくたっていい。ざく切りにして食べれば同じなんですよ。
みじん切りならフードプロセッサーを使わなくても包丁でできるし、みじん切りが必要な料理ならもう買ってくればいい!
こうなるのが、男の一人暮らしの自炊の実態です。
見栄えを気にせず、口に入りさえすればいい。
ザクザク切って、焼くか煮るかそのまま食べるか。それだけになります。
ですから、あれこれ調理器具なんかそろえなくていいんです。
三徳包丁だけあれば、それで十分なんです。
収納スツール
オススメ2つ目は収納スツールです。
収納スツールって何?に簡単に答えますと、椅子と収納二つの機能を備えたアイテムです。
一人暮らしとなると、どんな椅子を置こうかと迷いますよね。
しかしそこはせっかくミニマリストを目指すのですから、より機能性の高い椅子を置いてみましょう。
そこで収納スツールです。
収納スツールを椅子にすることで、本来椅子としてしか使えないスペースを収納にも使うことができます。
また、収納ケースを用意することも、その収納ケースを置く場所も考えずに済むんです。
収納スツール一つ置くだけで、
- 椅子
- 収納ケース
- 収納場所
の3つを兼ねることができるのですから、置かない手はありませんね。
一時保管箱として使うのもアリ
また、収納スツールはミニマリスト界隈でおなじみの一時保管箱としての活用もできるんです。
一時保管箱とは、手放すかどうか迷っているものを入れておくための箱です。箱に入れて1か月などある程度期間を決めておき、その期間内に取り出すことがなかったら手放す。
その箱に収納スツールを使うのもいいです。
なにせ、お尻のしたに置くのですから、いつでも取り出せるはず。それなのに使わなかったということは、もう使わないということですからね。
足置きとしてもアリ

背もたれが無い椅子を椅子として使いたくはないな~
という方には、別に椅子は用意するとして、収納スツールを足置きとして活用するのもいいですよ。
一休みしたいとき、足を延ばしたくなりますよね?そんなときに収納スツールに足を乗っけるとちょうどいい高さで疲れが抜けていきます。
ミニ財布
オススメ3つ目はミニ財布です。

いや財布なんかなくてもスマホだけで支払いだってなんでも済むじゃん?
と思われるかもしれません。ですが、一人暮らしということは何かあれば自分で対処しなくてはならない責任もあります。
そのためには、以下のものは必ず持ち歩く必要があります。
- 身分証明書
- 保険証
- クレジットカード
- 現金
身分証明書や保険証は何らかの事故に巻き込まれた際には必須ですし、クレジットカードも思わぬ出費の際にはほしくなります。
また、キャッシュレス化が進んでいるとはいえ、まだまだ現金払いしか対応していないお店もあります。いざ会計になったときに、

現金しか取り扱ってない?!カードか電子マネーしかないんだけど!
という事態にならないよう、数枚のお札は持っていたほうがいいです。
かといって、大容量の長財布は避けたほうがいいです。
いっぱい入ると分かると、ついついレシートやポイントカードをため込んでしまうもの。
一度しか行っていないお店のポイントカードがずっと眠っている…そうなりますと、いつの間にか財布の中はいっぱい。出したいポイントカードがいつまでも見つからずレジでもたついて、後ろで他のお客さんを待たせたりと恥ずかしい思いをしてしまいます。
ミニ財布にすることで、常連になるお店以外のポイントカードは入れておけないということでもらわないか、家ですぐ処分するようになります。
財布を小さくすることで、入れるものを厳選するようになるんです。
- 必要最低限の物は持ち歩く
- 不要なものは最初から入れない
- 入れすぎるとすぐパンパンになるからこまめに整理するようになる
これがミニ財布の魅力です。
ミニマリストなら余計な物は持たない。持ち歩かない。
そのためにも、お財布はミニ財布にしたほうがいいです。
最後に
以上、3つのオススメ品を紹介しました。
- 三徳包丁
- 収納スツール
- ミニ財布
これら以外にも、ミニマリストならではの持ち物を紹介しています。
参考にしてみてください。
よりよいミニマルライフを!
スライサーも水切りボウルもいらないわ!