
こんにちは。せい(@aodama_s)です。30代独身男性ミニマリストです。
物の住所を決め、定位置に置くことで物が散らからないようにするという片付け術があります。しかし、それがなかなか難しいものです。
- どこに置いたらいいのか?
- 本当にここで良いのか?
- 他の物と置き場所が被ってしまって悩む…
そんな感じでなかなか住所を決められない方のために、今回は物の住所を手軽に決められる方法を紹介します。
この方法なら、あれこれ悩むことなく住所を決められるようになりますので、ぜひ実践してみてください。
目次
物の住所を決める方法
物の住所を決める方法は、きわめてシンプルです。
『一作業一片付け』を行い、使ったものから一つずつ住所を決めていくというものです。
一作業一片付けとは、一つの作業を行ったら次の作業に移る前に一旦片付けを済ませてしまうというものです。
これを行うことで、住所を簡単に決めることができるようになります。
では次から、
- どうして住所を決めるのが難しいのか?
- 一作業一片付けなら住所を決められるのか?
を解説していきます。
住所を決めるのが難しい理由
住所を決めるのが難しい理由は、全て頭の中で考えようとするからです。
物の住所を決めようとするとき、どんなことを考えますか?
- どこに置いたら便利か?
- どこに置いたら見栄えがいいか?
- 同じカテゴリの物ならどこにまとめて置くか?
- 置き場所が被ったら、どっちを優先し、優先しなかったほうは別のどこに置くか?
このように、住所を決めるときに考えることはたくさんあります。
これらを全て頭の中だけで考えることは大変ですし、疲れます。
最終的には考えることに疲れ切ってしまい、決めることができないという結果になります。
つまり、逆にこれらのことをやらないようにすれば、住所を決めることができるようになるということです。
- 頭の中だけで考えない
- まとめて住所を決めようとしない
その具体的な方法が、一作業一片付けというわけです。
一作業一片付けの具体的な方法
具体的な方法は以下の通りです。
- 何かの作業を行う
- 次の作業に移る前に片付けを行う
- 片づける際、その時に使った物だけ住所を決める
- ①~③を繰り返す
内容はこれだけです。
この方法のポイントは、その時使った物だけ住所を決めることです。
住所が決められない理由は、全てまとめて住所を決めようとして考えることに疲れてしまうことです。
それを避けるために、その時使った物だけ住所を決め、他の物は使った時に決める、ということを徹底します。
また、実際に物を使った後で考えることで、頭の中のイメージだけで考えていた置き場所よりも、ずっと実用性の高い置き場所を選ぶことができます。
頭の中だけで決める危険性
頭の中だけで決めた場所は、どちらかというと使い勝手よりも見栄え重視にやりやすいです。
それは、頭の中で俯瞰視点で見てしまうからです。
俯瞰視点とは全体を見渡すような視点のことを言います。
実際に自分が使う目線ではなく、自分よりも高い視点でイメージしてしまうため、見栄え重視になりやすいのです。
しかし、見栄え重視で決めてしまうと、物の置き場所が使う場所とは離れた場所になってしまい、使い勝手が悪いという結果になりやすいです。
そうなりますと、物を持ってくる・戻すという動作が面倒になってしまい、だんだん決めた住所を守らなくなっていきます。
そして、決めた住所ではない場所に置くようになり、それが全体に広がってしまい、住所を決めても守れないという結果になってしまいます。
物の住所は利便性を重視
どこに置いたらいいのか?の優先ポイントは、利便性です。
すぐに取り出しやすく、すぐに戻しやすい。
そのポイントを優先しましょう。
どうして利便性を重視するかというと、利便性が悪いとせっかく住所を決めてもその住所を守ることが面倒くさく感じてしまい、守られなくなってしまうからです。
一作業一片付けで決めるという方法は、利便性を重視した方法です。
物を使った直後だからこそ、どこにあったら便利かということがわかります。
そのため、この方法で決めた住所なら面倒が少ないために守りやすいのです。
置き場所が被ったらどうする?
置き場所が被ったときの考え方は二つです。
- 同じ場所に置く
- 作業の場所を変える
スペースに余裕があるなら、同じ場所に置いたほうがいいでしょう。
そのほうが便利だからです。
一方、もう置き場所に余裕がないときは、その物を使う作業の場所を変えることを考えてみましょう。
台所のような固定の作業ですと場所を変えるのが難しいですが、それ以外でしたら作業の場所を変えることはそれほど難しくありません。
置き場所が無ければ、作業の場所を変えてみる…そんな柔軟な思考で決めてみましょう。
最後に
物の住所を簡単に決める、具体的な方法を紹介しました。
物の住所を決めても、戻すことができなければ意味がありません。
今回紹介した方法は、『戻す』ことを意識した方法です。
見栄えも重視したいかもしれませんが、それは次のステップと割り切ったほうがいいです。
まずは戻せる場所を意識して物の住所を決め、そしてそれを守れるようになりましょう。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
物の住所が決められなくて悩んでいる人