ぼくは髪が薄いことがコンプレックスでしたが、スポーツ刈りにすることでそのコンプレックスを克服できました。
写真を見ていただくとわかりますが、ぼくはかなり額が広く、生え際が後退しています。

この状態は34歳の今に始まったことではなく、小学生の時点でこれでした。
同じ薄毛コンプレックスを持つ方なら疑問になると思います。
「そんなに前髪が短くていいのか」
この薄毛コンプレックスを克服したぼくが分かったのは、コンプレックスは隠すのではなく別の方法で克服できるということです。
この記事ではコンプレックスの克服方法と、その方法を見つけるまでに至ったぼくの経験を紹介していきます。
コンプレックスを克服し手放すには?
コンプレックスを克服する方法は一つ。
隠すな!さらけ出せ!
というシンプルな方法です。
そう思われるかもしれません。
ですが、ぼくが薄毛コンプレックスを克服する過程において気づいたのは、隠そうとしていたときほどみんなに気付かれ、さらけ出したら誰も言わなくなったということです。
どうして、隠していた時ほど気付かれ、隠さなくなったら誰も言わなくなるのか、それについて次は解説していきます。
コンプレックスを隠さないほうがいい理由
コンプレックスを隠さないほうがいい理由は二つです。
- 隠そうとするから目立つ
- 無意識にいじっている
それぞれの理由を詳しく解説します。
隠そうとするから目立つ
ぼくのような薄毛の場合ですと、以下のような流れで隠そうするから目立つことになります。
隠そうとして髪を伸ばす
→薄毛なので髪が細く、生えてる密集度も薄い
→結果、髪は長いけどその隙間から地肌が見える
→黒い髪のすき間から見える肌色が目立つ
→目につきやすく、薄毛に気付かれやすい
…という流れになります。
このように、隠そうとすることが、逆に目立たせる結果になってしまいます。
無意識にいじる
人間、隠したいものほど意識が向きやすく、ついつい指先でいじったり、視線が向きやすいものです。
ぼく自身、薄毛が気になるため、おでこが広いのがばれないように前髪を均等に揃えて生え際が見えないようにちょくちょくいじっていました。
しかし、それを周囲の人が見たらどうでしょう?
周囲の人も、そうやってちょくちょくいじる様を見ていれば、当然その視線はいじる先に向かいます。
隠したくて仕方ないその行動が、逆に周囲の人の視線をコンプレックスの箇所に集めてしまっているということになります。
このように、隠さないほうがいいというのは、隠そうとするから逆に悪目立ちしてしまっているからです。
隠そうとしないほうが、結果的には誰もわざわざあなたのコンプレックスに注目してくることもなくなります。
だから、コンプレックスは隠さないほうがいいのです。
隠さないとどうなる?
ではコンプレックスを隠さないとどうなるのでしょう?
コンプレックスを隠さないようになったことで気づいたのは、他人は全然そんなことに注目していなかったということです。
実際、ぼくがスポーツ刈りにしたときにも言われたのは髪型の変化であって、実は薄毛だったということには誰も触れてきませんでした。
「そんなにおでこ広かったんだ」とさんざん言われてきたのが、逆に見せつけたら誰も言わないんです。
そして分かったのは、コンプレックスは隠すからみんなに気付かれ指摘されるが、隠さないと誰も何も言わない、ということです。
薄毛をさらけ出すならスポーツ刈り
では、薄毛をさらけ出すならどういった方法がいいかといいますと、スポーツ刈りにすることです。
スポーツ刈りは薄毛の人なら隠したい生え際や、地肌の見え具合なんかを一切隠しません。
さらけ出してくれます。
髪が薄い人ほど、髪は短くしたほうがいい。
ぼくはそう思います。
スポーツ刈りにするメリットは、薄毛コンプレックスを克服すること以外にもあります。その内容を別記事にして解説していますので、興味のある方は覗いてみてください→30代男性がスポーツ刈りにして手に入れたメリットとは?
最後に
今回はぼく自身が抱えていたコンプレックス『薄毛』を克服した方法と、その方法の理由を解説しました。
さらけ出すだけでそんな簡単にコンプレックスが克服できるか!と言われそうですが、ぼくは約20年間、薄毛のコンプレックスに悩んできました。
そんな長い付き合いのあるコンプレックスを克服できたのですから、できると確信をもって言えます。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
おまけ:ぼくの薄毛コンプレックス時代(表題をクリックしていただくと本文が開きます)
ぼくの薄毛コンプレックス時代の始まりは小学生でした。
「おでこが広い」
そう言われていたのを覚えています。
ぼくのおでこが広いのは小学生のころからでした。
そのことに、ぼくは強く反発しました。言われて、言った子を追い回すこともありました。
それが面白かったのでしょう、事あるごとに「おでこ広い」と言われ、ぼくはムキになっていました。
その頃にはもう、おでこが広いことがぼくにとってのコンプレックスになっていました。
小学生、中学生になるにつれておでこを隠したいからと前髪を伸ばすようになりました。
社会人のときにはもう校則も指導する教師もいませんから、前髪が眼鏡にかかるくらいまで伸ばしていました。
しかし、当時のぼくが勤めていたのは工場勤務の会社。
常に帽子を被る必要がありました。
薄毛の髪は、帽子をかぶるとすぐへたります。
ヘたった髪のすき間から見える額の広さが際立ち、ぺちゃんこ具合もより悪目立ちしました。
隠そうとすればするほどコンプレックスは悪化していきます。
それがイヤで、一時期は肩口まで髪を伸ばしていたこともありました。
もちろん、髪を伸ばしてもコンプレックスは何も変わりません。
しかし、隠せば隠すほど目立つという事に気付いてからは少しずつ髪を短くしはじめ、ついには生え際を一切隠せないスポーツ刈りにまで至りました。
こうなると不思議なもので、全然コンプレックスに感じなくなったのです。
少し前までは、コンプレックスをネタにしようと前髪を持ち上げて「こんなに額が広いんだー」と言っていましたが、今ではそれすらしていません。
短髪にすることで逆にコンプレックスを克服しました。
生え際、髪の細さ、薄毛に悩む人にとって髪を短くすることがどれだけ不安か、ぼくにはよく分かります。
美容室に行った時も、前髪を短くしてほしいと頼むと「本当にいいんですか?」と美容師さんに念を押されたこともあります。
しかし、だからこそそのコンプレックスを隠さないスポーツ刈りは、薄毛コンプレックスを克服してくれます。
さらけ出すことが、コンプレックスを克服する方法である。
ぼくは自分の経験から、そう断言します。
いやいや、さらけ出したりなんかしたらみんなから何を言われるか、怖くてたまらないよ!